嗚呼熱湯格子園。野球エリートとエリートの野球

毎年真夏に行われる狂気の陋習、「夏の甲子園大会」。
今年も野球学校が多々登場。
ただ、野球エリートの中のエリートである大阪桐蔭が出ていないが。
私がいたガッコは、43年前フロックで格子園に出場。
いつまでも鼻にかけていた。
んなこと言ってたら、東筑はどうする?
野球学校の九国付属に負けたが、それでも準優勝。
ついで申せば同じ野球学校の西短にコールド勝ちした。
練習環境はそれほど恵まれていないみたいだが、
集中力がよほど強く高いのだろう。
集中して勉強も練習もすれば・・・
ということみたい。

東筑ばかりでなく、東京の小山台も、似た感じらしい。
あと、たまに格子園に出てきたことがある、公立の高偏差値進学校である新潟南や札幌南らも。
高い集中力にものを言わせた
エリートの野球、なんだろなー、って。

で、公立のエリート野球は、今年の格子園に出てないみたいだが、私学のエリート進学校である?履正社は、登場している。
勉強ができる、おやじの酒の肴というのもおつだよね。
プロ選手で一応ものになったのは、T-岡田だけかw
それと、いわずもがなのブランド校である、慶応。

それにしても、野球学校の場合、野球部君が3桁いるとこが多すぎ。
今年は20人ベンチに入れるみたいだが、ほかはスタンドでメガホン振らされる養分君。
あてずっぽうで、寮費は月5万。
食わされるものは、大体揚げ物。
将来の胃がん&糖尿病患者作成アイテムではないか。
部員が50人いないガッコが、良心的に感じるくらいだ。
ついで申せば、学園側の搾取がひどい。
月5万払えるなら、シュタイナー学校に放り込んだほうが本人のためなのでは?
シュタイナー学校を無条件礼賛する気はないけど、少なくとも、そこに放り込めば、将来、見知らぬじいさまの頭を金属バットでフルスイングするような大人にはならなくて済むだろうから、それだけでもましかと。

そんな苛烈な競争を潜り抜けて、格子園の舞台に立つエリート球児は、それだけでも敬意を表するべきかもしれない。
しかしながら、養分多すぎ!
ついで申せば、公立で甲子園に出るところだって、有力選手を校区内に住民票を移させたりして、ガッコに入らせたうえで試合に出している・・・

大体、娯楽に過ぎない野球。もっと言えば酒の肴。
野球漬けにしたうえで、何十人も寮名目の獄舎?に拘禁すること自体がおかしい。
そりゃ金は動くだろう。
野球という名前の芸事で飯食えるてな幻想抱かせて、日本中からいろんな意味でかき集めるのだから。
年寄りの頭をフルスイングするのはそうそういないにしても、後で恥ずかしい思いをするのは、野球学校自身だ。

話が例によってダッチロール気味になったが、せめて寮名目の獄舎にぶち込む野球部君の員数は、30人にするべし<それでも十分多い>。
少ないほど、野球エリートの価値も、高まろうかと。




現在は無名の、いちネット作家に過ぎませんが、 書き続けるためにどうか ご支援をどうか よろしくお願いいたします。 a.kimitoki2023@gmail.com