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U16ジュニアオリンピックへの道・2

9月。

ジュニアオリンピックへのエントリー資格を得るにはもう一つ、セカンド種目も突破していなければならない。幅跳びの場合、100m、100mH、走高跳での記録突破が条件だ。息子の場合は、100m以外の種目はやっておらず、春に出た大会にて100mの標準タイムは突破していた。

去年のエントリーリストを見てみると、6m62cmまでの選手が出場できていた。ターゲットナンバーは30。全国からエントリーしてきた上位30人が出場資格を得る。

息子の記録は上位ではなかったので「多分行ける。」という程度であり「ほぼ行ける」とは言えない微妙な位置であった。どこで順位を見ていたのかと言うと、それはベースボールマガジン社の「陸マガランキング」にて、中学生の走幅跳ランキングを日々注視していた。これに、U16ジュニアオリンピックへの出場資格を持つ早生まれの高校一年生が加わるが、こちらは中学生ランキングには反映されていないので分からない。昨年度のエントリーを参考にすれば5、6人は入ってくる可能性大か。こんな親のヤキモキは9月19日までのエントリー発表まで続く。

今年のジュニアオリンピックの会場は、愛媛県松山市のニンジニアスタジアム。去年一昨年と3年目の開催になる。(来年から3年間は三重県で開催)

陸路でサクッと行ける距離でもないので当然飛行機。しかし行けるかどうかも分からないのに予約してしまっても良いものかと、悩む9月上旬。ホテルも協会より斡旋があると言うが、ずっと「準備中」の表示のまま。息子の旅費は市から出るのであろうが、当然保護者はそうもいかない。しかし全国大会出場となったらやはりこの目で見て応援したいので、二人揃って行くことに決めていた。

宿泊については、キャンセルが数日前まで効くホテルだけは、出場も決まっていない夏から早々に押さえていたが、高いキャンセル料が発生するエアはそうもいかないので取り時を悩んでいた。飛行機の空席情報を見ていると日に日に空きが減り、料金も上がっていくので焦る。

結局、希望の便(朝出発)が取れなくなるのを恐れ、エントリーリストが出る前に、エアとホテルがセットになったパッケージで三人同じホテルで取ることに。パックのキャンセル料の方が、エアチケットのみで取るよりキャンセル料が一人4000円✖️3で済むことが大きかった。(息子の旅費については、領収書を一人分で出力プリントし、それを提出することで全額返ってきた。)

スケジュール的には前日入りで練習、雰囲気に慣れるため競技場や招集場所などの下見をし、緊張は出来るだけ解くようにとのことだった。翌日は渋滞を避け早朝に移動、サブ競技場にてアップし、9:30から試合に臨む。初めての全国大会で高校生のトップ選手を見られる機会でもあり、滞在は三日間にし試合の終わった午後は、U18の試合も見ることにした。

9/19エントリー発表。無事息子の名前を確認。

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