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【中型シングル】不変の真理【小竹向原】

今回は、板橋区立小茂根四丁目公園のシングルスライダーのお話です。

こちらの映像は、BMPCC 4K+三脚で撮影しています。
公開したのは、9/10。Sliders!の撮影は「iPhone」というのが続いていましたが、これはBMPCC。しかも三脚。

何でかというと、撮影したのも編集したのも5月31日。君とすべりたい♪のチャンネルが公開される前です。

地元近くの公園で、小学生の時にたまに遊びに行っていた公園。その頃とすべり台は変わってしまったけど、昔と変わらず、日都産業さんの中型スライダーというオーソドックスなすべり台。思い入れのあるすべり台です。

ただ、Sliders!公開にあたって、地域的に固まってしまうのを避けるために温存しているうちに、いざという時のストックの最後の砦的な役目になっていました。

Sliders!のストックが雨が続きなくなって来た時にも、そこそこ撮影技術も上がってきて、機材も変わってきたので「今更、前撮ったのを公開するのもなぁ」という気持ちが強くなってしまい、「これはお蔵入りかな」なんて思っていました。

でも「一応観てみるかな」くらいの気持ちで久しぶりに観てみたら、いい。すごく良かったのです。主観的には。三脚を使ってるので、ややなめらかさには欠けているものの、ボケ感とか上手く利用してちゃんと撮ってる。

あれ?撮影技術下がってるんじゃない?

思いました。iPhoneで撮ってちゃダメだと。iPhone13はシネマティックモードなんてものが採用されたので、どうかはわかりませんが、iPhone12で撮った映像は「キレイだけど、なんか違う」と漠然と思っていました。

キレイすぎるな🤔

って。ログで撮ってるつもりが、色がはっきりしすぎていて、実際に見ている景色と違うことにずっと違和感があったんです。Filmic Proの設定をいじっても、カラーグレーディングしても、何故かかわらない。前は違ってたような気もするので、使い方次第だとは思いますが...

でも、改めて思いました。

こっちの方が好きだなって。

ということで、この後のSliders!の映像が少しずつ変わっていくはずです。模索しながらですが。

日都産業さん製 中型スライダー

と、ここで、すべり台の話。この日都産業さんの中型スライダー、みなさんもよく見かけると思います。子供の頃はこれしかなかったのではないかと思うくらい、よく遊んだすべり台です。

kimi_A02_komone4.00_00_29_22.静止画006

おそらく下記リンクのすべり台。

SL-84 中一流型すべり台(ステンレス張)。中型すべり台にはもう1種類ありますが、アーチの形が少し違う。「一流」というのが何を表しているのか?実はよくわかってないのですが、その謎もいつか解明してみせようと思っています。

当初、「もう少しチャンネルの知名度があがったら、遊具メーカーさんにお話を聞くインタビューなんかもできたらいいなぁ」なんて気軽に思ってましたが、多分、知名度が上がれば上がるほど、それは難しくなっていくんじゃないかと思っています。それは、「君とすべりたい」の構造上、欠陥があるからです。さみしいけど、しょうがない。

kimi_A02_komone4.00_00_46_27.静止画009

このすべり台を最初、「四色の守護神」と名付けていました。公園のほぼ真ん中にあり、このすべり台に上った時に、すべて見渡せたこと。守り神的な存在に感じたからです。そして、青、赤、緑、青が色あせてもキレイで印象に残ったから。

でも、なんか安易だなって。

ずっと小さい頃からあるすべり台のこの形。4本足から1本足へとか、もちろん少しずつ変わってはいるのだろうけど、変わってない気もする。じゃあ、何でこのすべり台は変わってないような気がするんだろう?そう考えた時に、長さ、高さ、幅、形状など黄金比的なものがあるのでは?とも思いましたが、目に見えるものではないんじゃないかと思い直しました。

いつかこの公園自体がなくなってしまっても変わらずに残るもの。

このすべり台に、ここじゃないどこかで出会った時に同じように心に浮かぶもの。

みんなの心に残っているもの。普遍であって不変なもの。
公園の遊具って、割とそれに近いものがあるんじゃないかと。

kimi_A02_komone4.00_00_59_17.静止画011

このタイヤの遊具もブランコも全部。ずっと心の中に残っています。

何だかよくわからないことになってきましたが、ボクの中で「不変の真理」に近づけさせてくれたすべり台だったんです。カメラのことも含めていつでも初心に戻してくれる存在。それがこのすべり台だったのです。

#わたしの舞台裏

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