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郵便番号のトリビア

昨日のデザイン郵便ポストの紹介に続き、今日も郵便局ネタで"郵便番号のトリビア"を紹介します。

因みに、見出し画像は、2014(平成26)年1月10日に「日本大正村」(岐阜県恵那市)で撮ったものです。


スーモジャーナル「郵便番号の割り振りに規則性ってあるの?7ケタでどこまでわかるの?」より

1968(昭和43)年7月1日、日本で郵便番号制度がスタートしたそうです。郵便番号って、もっと古くからあったと思っていました\(◎o◎)/!

郵便番号が誕生するまでは、当然のことながら郵便番号は無く住所のみで、職員さんが手作業で郵便局やエリアごとに区分けしていました。又、当初は3桁または5桁だった郵便番号が7桁となったのは1998(平成10)年からです。

毎日新聞「疑問氷解:郵便番号はどうやって決めるの? 」より

電話の市外局番は、北海道から南下するに従って数字が増えていくという規則性がありますが、郵便番号は違いました!! 郵便番号は頭2ケタを全国に割り振りましたが、郵便物の輸送は当時、今のトラックとは違って鉄道が中心であったことが関係していました。

基本的なルールは「10~20」の東京都を起点に、以降は関東の各県に割り振られた後、東海、近畿、中国と西に向かいつつ数字は増えていきます。その後は四国、九州と続いて沖縄の「90」で南下は終了します。

次は福井の「91」に行き、北陸から東北・北海道へ北上し、「99」の山形以降は、秋田は「01」、岩手は「02」と上1桁「0」の地域となるように設定されいます。

というように、大まかには関東→中部→近畿→中国→四国→九州→沖縄→北陸→東北→北海道という順序なり、市販の時刻表の掲載順序と概ね一致するのです!!

でも、滋賀「52」の次に京都を飛ばして先に大阪「53~59」が来るのも驚きですね\(◎o◎)/!

鉄道模型モールBlog「郵便番号の順序の謎 割り振りと鉄道郵便輸送との意外な関係」より

郵便番号が制定された1960年代後半は国鉄郵便輸送の全盛期で、郵便車内では投函された郵便物の仕訳を行っていたというから驚きです。こんな時代もあったのですね\(◎o◎)/!


たのしい授業プラン 社会『授業書「ゆうびん番号」』P.145より
たのしい授業プラン 社会『授業書「ゆうびん番号」』P.145より

これら郵便番号のトリビアを授業でも是非やってみて下さい!! 教育学部で学んでいる現役女子大生に仮説社『たのしい授業』 のことを知っているかを尋ねたら知らないって言われましたが、生徒がワクワクする授業書が盛り沢山ですのでオススメです!!

でも、めっきり手紙を書く機会は少なくなりましたね。皆さんは最近お手紙書きましたか?

#探究学習がすき #郵便番号 #トリビア

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