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友だちが欲しい!の友だちとは?

よくある保護者さんからの問合せ内容です。


「子どもが友だちが欲しいと言ってます」と聞きます。


友だちと聞いて、皆さんはどんな人を想像しますか?
人によって、異なるのではないでしょうか。


よく考えると、友だちって色々なタイプが存在していると思います。


・趣味が一緒
・話が面白い
・共通の知り合いがいる
・考えを聞いていて参考になる
・遊び方が面白い
・何かを教えてくれる
・居心地がいい
・話が尽きない相手
・愚痴を言える


などなど…

そこに加えて、


・近くに住んでいる
・スケジュールが合う
・ヒマしてる


とか、環境などの条件も重なり
様々な友達が存在しているかと思います。



今は、ネットやSNSも普及しているから

・海外
・顔は知らない
・チャットだけ
・ゲームの世界だけ
・アプリの中だけ


とか、更に色々な条件が加わっているかもしれませんね。




となると、お子さんが「友だちが欲しい」と言った場合

「どういう」友だちを指しているのか…

まず、ここに着目する必要があります。



大人の世代が想像する「友だち」とは異なっている可能性が高いのです。



皆さんは、どのように想像しましたか?
お子さんが心に描く友だちと、大人たちが想像した友だち像は

同じでしたか?



友だちが欲しい、

外で遊ぶ友だちが欲しい!なのか

ゲームを一緒にできる人が欲しい!なのか

趣味を共有できる人が欲しい!なのか

胸の内を語れる相手が欲しい!なのか


沢山のパターンがあります。



そして、「友だちが欲しい」と思っているだけで
実際には「必要がない」時もあります。

そう願っているだけの状態もあります。




「友だちが欲しいって言ってるから、作ってあげなきゃ!」なんて

思う必要はありません。



まずは、お子さんが

「どんな気持ちで」
「どんな人のことを」

友だちと表現しているのか、聞いてみて下さい。



表面的な言葉に反応するのではなく、

その言葉を放つ向こう側の、もう一つの想いを聞いてあげて下さいね。


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