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安心感って、何から得るの?

「今年の目標はアウトプット!」

なんて言いながら…

投稿が1ヶ月も空いているなんて!!!w w w


皆さん、ご無沙汰しております。

ありのままの代表のカワベです。


不登校になって、


最初の頃は

「何が起こったのか?!」「何が原因なのか?!」


と周囲の大人が模索をする時だと思います。

(その頃の話はまた別の機会に)



そして、

「学校を休む」ことを受け入れ始める頃に、


「お子さんを見守ってあげましょう」

「お子さんに安心を与えてあげましょう」


という言葉を耳したり、目にしたりするかと思います。




…で、私も思ったのですが、


「見守るって何?!」

「安心って何?!」


となる訳です。



今回は、安心感と見守りについて、お話しします。



これは、人それぞ、様々な物や人から得られるので、一例を紹介します。



例えば!


きみの森なら、「同じ境遇の仲間との出会い」です。

自分以外にも同じ人がいることで安心を得られます。



誰かが「学校を休んでもいいんだよ」と認めてくれることです。

周囲の大人、保護者や先生でも、近所の人でもいいかもしれません。



ネットやSNSで身近に知った、フリースクールや居場所の情報です。

知れるだけでも、勇気づけられたりします。

自分が住んでいる近くに存在している場所というのもポイントです。



反対に、次のようなことだと安心感は得られません。

または、不安を与えてしまう行為についてです。



「学校を休んでいるから、〜してはいけない」

「ただでさえ休んでいるのだから、〜した方がいい」

「休んでいる代わりに、〜しよう」


という約束やルール、決め事です。


「学校を休んでいるから、いいのでは?」と思うかもしれません。


通常なら、ありだと思います。




でも、毎回お伝えしていますが

不登校の状態は、想像以上に「しんどい「辛い」のです。


自分を否定してしまっているお子さんがほとんどです。



学校を休むことを喜んでいるお子さんは見たことがありません。



そんな彼らに、

「休んでいるから、〜しよう」は

もしかしたら罰則に感じられたり、

休んでいることを否定されたり、

休んでいることを理解してもらえていないと感じてしまいます。



そういう訳で、

きみの森では、何でもあり!何でも自由です。



しんどい時だからこそ、楽しまなくちゃ!

しんどい時だからこそ、楽しい思いをして元気になろうよ♪


学校を休んで辛い状態では、将来について考えにくいと思います。


将来のことを考えることは大事と分かっているけど、
今は考えると自分が押しつぶされそうになるかもしれません。



もう、充分に周りからの重圧や責任を感じているのが子ども達です。


だから、自由に、楽しく、居心地のいい環境を作ってあげたいと思います。



安心感を得るためには、環境を整えてあげましょう。



それは、あなたの言葉かもしれません。

あなたの心かもしれません。

あなたの価値観かもしれません。

あなたのいつもと変わらない態度や行動かもしれません。




それでも、子ども達が元気にならない時があります。



それは、安心感を与えたり整えたとしても、

受信機が正常でなければ受け取れない場合もあります。
(しんどい時は、キャッチしづらいという意味合いです)


もしくは、

時には子ども自身が自らの力で、考えで、
前に一歩を踏み出す必要がある時です。



どれだけ環境を整えても、

最後の一歩は、

最後の踏ん切りは、

子ども自身の心で決着をつける必要があると思います。




これは、周囲がコントロールできない部分です。


ここが大事です。


コントロールができない所だから、

周囲の人はゆっくり見守ってあげましょう。




ご自分の人生を振り返ってみて下さい。


皆さん、エピソードの一つや二つやそれ以上は必ずあると思います。


きっと最終的にはご自分で決断をされて、今のあなた自身が形成されていると思います。




子ども達も、自分たちと同じように、人生の岐路にたち、
悩み考えているんだ、と思って見守ってあげて下さい。


ひたすら、子ども達に考える猶予やゆとり、時間を与えてあげて下さい。


ご自身が自分の人生を決断してきたように、


子ども達も、自分の力で答えを出そうとしているのです。


何かアドバイスや意見を言い過ぎると、

かえって考える機会や力を奪うケースもあります。




子ども達の考えを尊重し、信じて、じっと待ち、

言葉を発するのを待つことです。

これが見守る、ということです。



私は、子ども達の力を信じています。

きみの森で出会った子ども達は、皆、賢く優しい子ども達でした。


私は、子ども達の言葉や考えが大好きです。

彼らの未来が楽しみです。



最後、脱線したかなw







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