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第34回 自分の機嫌は自分でとろう。人に頼る危険

タロット占い師キミノです。
stand.fmにて音声配信を始めました。
こちらでは、文字起こししたものを投稿しています。

タロット占い師キミノです。
この番組では、日常の事や占いをとおして感じたことを
占い師目線でお話しています。

第34回目の今日は、自分の機嫌は自分でとろう。人に頼る危険 です。

何かうまくいかないことがあった時や、自分が望むように人がしてくれなかったりすると、誰しも腹が立つと思います。

そんな時、自分の不快さを、威圧的な態度、無視のような形で(つまり、八つ当たり)相手に見せると、相手の反応は二つに分かれると思います。

一つが「私が何をしたんで?」って相手も腹を立てるケース、もう一つが「これ以上、怒らせたら大変」「私が何かいけないことをしたのかも」と委縮してしまうケースなんですね。

多くの場合、委縮してしまうケースが、恋人同士・夫婦間、親子の間といった、近い関係の中であるんじゃないの?って思います。特に子どもなんか
顕著に出るんだろうなって思います。


今日の放送では、そんな突発的に腹を立てたときに不機嫌を誰かになんとかしてもらおうとする危険について、考えたことを話してみようと思います。


「自分の機嫌が悪いんです」という風に、無意識でも意識的にでも周りに気付かせる行為って「不機嫌ハラスメント、略してフキハラ」って呼ばれて
いますが、イライラしている人がそばにいられるストレスって半端ないですよね。

ましてや、家庭内の場合は、逃げる場所もないから本当にピリピリした中での生活となり、癒しの場・安らげる場所のはずの家庭が、「あー、家に帰りたくない。。。」なんて思うようになりかねません。

いつ、何がきっかけで腹を立てるかわからない相手と一緒にいる時間が長くなるほど、相手がだんだんと、怖くなっていきます。

機嫌を伺う態度、おどおどした声掛けを受けている人は、自分が不機嫌ハラスメントをしているかも?って気づいてない人もいるんですよね。
それが当たり前の光景になってしまっているのもあるんだと思うんですけど。本人に自覚なしというのが、一番厄介だなって思います。

その結果、不機嫌に振り回されている人が、こんな怖い相手と付き合うなんて、もう嫌!となった時、どういう行動を起こすか?考えてみてほしいんですが、

思いついたものをあげてみると、
・声をかけられても返事をしない(聞こえていないふりをする)

・何かしら用事を見つけて、そそくさと立ち去っていく
(洗濯物を干しに行くとか、買い物に出かける)

・会話が減る
(子どもがいれば、子ども(ペットがいればペット)とばかり話す)

・顔を合わない(目線が別の方向に行っている)

・一緒に出掛ける回数が減った(外出を誘わなくなる)

といった行動を取って自分を守ろうとするだろうなーって思います。


精神的にも物理的にも距離を取られる行動をされて初めて、「あれ?最近、なんか相手の様子がおかしいな」ってよっぽど鈍感な人じゃなかったら、この時点で気づくんです。

ただ、気づいた時点で何かしら行動を起こさないと、最終的には本当に目の前からいなくなる(夫婦だったら別居とか離婚、恋人同士なら別れるといった)危険性があるというのが、今回の放送で話したい「自分の不機嫌を人にぶつけたらどうなるか?」の危険な部分なんですよね。


自分の苛立ちをうまく言葉にできないけど、この態度でわかってほしい、なぐさめてほしいという無言の不機嫌な態度は、やってる本人は意外と無意識にしていて、言われないと気づかなかった、となる場合もあるかもしれません。

でも、もう、いい大人。成人しているのに、まるで小さな子どもみたいに自分の機嫌を誰かに何とかしてもらいたいというのは、単なる甘えでしかない!ということに気づける人ってどれくらいいるんだろうなー?
そして、そんな人に振り回されてしまう相手も気の毒でしかないです。

相談に来られる方は、振り回される側にいる方が多く、私が相手の気持ちを和らげてやらねば!って頑張ってしまうんです。

でも、こういう不機嫌を振りまく人への対処法としては、できるだけ、ほおっておくか、言えるならちゃんと「八つ当たりしないで!」といったように
言葉にしないと本人はわからないです。
あと、「あなたが不機嫌でも私は何もしてあげられないからねー」という態度で流しておかないと、不機嫌に当てられた方が、相手を怒らせないようにするにはどんな行動を私はしなくてはいけないか?って、いつも考えるようになってしまって、自分の気持ちを犠牲にして、相手主体の負のループに陥ってしまうんです。

こんな風に、
酷くすると「共依存」という言葉に変わってしまう関係になるのが、自分の機嫌を自分で取れないで人に頼ることの危険でもあるので、そのことに気付いている、いないで、随分、二人の関係性が違ってくると思います。

この番組では、こんな話を聞いてみたい、
私はこんな風に思ったなど、
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それでは今日はこのへんで。
タロット占い師キミノでした。
最後までお聞きくださりありがとうございました

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