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第28回 話を聞いてほしい!話し方の工夫、してますか?

タロット占い師キミノです。
stand.fmにて音声配信を始めました。
こちらでは、文字起こししたものを投稿しています。

タロット占い師キミノです。
この番組では、日常の事や占いをとおして感じたことを
占い師目線でお話しています。


第28回目の今日は、話を聞いてほしい!話し方の工夫、してますか? です。

最近、自分の身の回りのことで起こった話なんですが、意外とこんな風に陥りがちな人っているんじゃないかな?と思ったことだったので、今回の放送で取り上げてみました。

先日、出かけた携帯ショップでの出来事なんですけどね。
入店予約をされてなかった6、70代くらいの女性が出入口のところに接客にきたスタッフさんにどういう要件で来店したかの説明をしていたんです。

簡単に言うと、「現在契約している内容の変更をしたい」だったんですけど、その方がスタッフさんに一生懸命伝えていた内容が、すごく情報過多だなーって思えたんですね。

それは、その方の話し方をマネして言うと、
「最近、テレショップで紹介された携帯を買ったんよ。
私、スマホ初めてでね、設定をする時に来てもらったサポートの人が色々設定したあとに、「オプションの契約もしているけど、これは7月末までにここへ電話して解約の手続きを取ったらいい」って言われたんで「私じゃわからん!」と思って、同居している娘に頼んで連絡してもらったんやけど、
「これは電話では解除できないので、店頭に行って手続きをしてください」って言われたんよー。
やから、ここに来たんよ。できる?」

という感じで、携帯を持った経緯から順を追って説明をしていたんだけれど、店頭スタッフさんにとっては、何が言いたいのか情報が多すぎて中々伝わらなかったようで、
内心「えーーーっと、で、結局、どうしたいんやろか?」って困ってるやろなーと、こちらがわかる位キョトンとした顔していて、思わずやり取りを見つめていました。

最終的には、契約内容の変更をしたいことがスタッフさんにも伝わっていたので、手続きに入れていたようですが、
この方のお話を聞いて、
「相手に伝えたい気持ちが強い人ほど、もしかしたら、余分なことも一生懸命伝えようとしてしまうのかもしれない」
と思ったんです。


占いに来られる相談者さんは、会う前にある程度自分の中で伝えたい相談内容を考えて整理してから来られている方が多いように思います。

それは、時間制限もある中、必要な答えを沢山得るために自分なりにどの情報は伝えるか、伝えなくてもいいかの取捨選択ができているからなんだろう、と思うのです。

今回の携帯ショップで頑張って来店理由を伝えようとした女性は、沢山聞いてほしい気持ちが先行していたように感じもしましたが、ショップに行く前に何のために来店しているのかを自分自身がまとめられてないかったから余分な情報も必要なことと思って伝えてしまったように思います。


時系列な話の仕方に問題があるわけではないけれど、聞き手も時間に追われている、という意識があれば、伝えるべき必要な情報は何か?を明確にして相手に簡潔に伝えることだってできたはずです。

共感を求めがちになるLineのやりとりは、時には、とても楽しい時間のやりとりにもなるのですが、相手も自由な時間は限られていると知っていれば、
いつまでもメッセージのラリーを続けられると思うのは傲慢ですよね。


お互い時間は無限にあるわけじゃないからこそ、自分の話を聞いてもらえる時間を大切にして、工夫していけたらいいなって思います。

この番組では、こんな話を聞いてみたい、
私はこんな風に思ったなど、
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励みになります。

それでは今日はこのへんで。
タロット占い師キミノでした。
最後までお聞きくださりありがとうございました

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