「疲れたぁ。このアイスコーヒーに浮かんでる氷みたいに溶けてなくなりたい~」 「未来ちゃんがいなくなるの嫌だ」とか「仕事しんどいの?話聞くよ?」とか期待してた。 「溶けても体積が変わるだけで、水分子の数は変わらないから存在が無くなりたいなら蒸発の方がいいんじゃない?密閉されたたらダメだけど」 これだから理系は。
私には秘密がある。 誰にも言えない、言ったこともない。 消そうとしても消えない大切な秘密。 中学生の時に私は少女漫画にハマってしまった。 特に「君に届け」は恋愛のバイブルだと今でも思っている。 こんな彼氏ができたらいいなぁ。 爽やかなイケメンと付き合いたいなぁ。 そんな乙女な気持ちを持っていた私はある人に恋をした。 足が速い、勉強もできる、好みの顔、優しい性格、笑顔。 全部が好きになってしまった。 恋の自覚をしたのは席が隣になった時だった。 授業を真剣に受けている横顔と友
普段は理系大学院生。 頭は文系なのにカッコいいからという理由だけでここまで来た。 理系辛い。 あぁ、雲になりたい。 あ、あと短編小説を書いていこうかと思っています。