人生を歩む中で自分との結びつきがごえんであるとするならば、たくさんのご縁がある。 両親の元に生まれてきたこと。 小中学校でお友達と出会えたこと。 受験高校、大学を選んだこと。 就職先を決めたこと。 結婚相手を選んだこと。 住む家を決めたこと。 出産後、再就職したこと。 このほかにも、たくさんの人とのかかわりとつながりがあった。
人生の中で大きな選択を迫られる事が何度とある。 ふた通りの道を歩む事はできない。 どちらか一方の道を選びどちらかは捨てて進んでいく。 どちらを選んでも後悔をする事もあると思う。 選んだ道はこれでよかったのだろうか?捨てた道を選んでいたら今こうだったのかもしれないと… ふた通りの道を通って後で選ぶ事ができたらいいのに、タイムマシンがない以上不可能。 直感、感覚で選ぶ事が大切なのかもしれない。 選んだ道が運命なのかもしれない。 後悔はつきものかもしれないが、これで良かったの
親子でも兄弟姉妹でも友達でも職場の上司、後輩でも相手が誰であろうと私の本当の気持ちはわからない。そして私も相手の本当の気持ちはわからない。 病気や事故などの治療中や治療後の辛さ痛み。 家族のゴタゴタ。 大切な人を失った悲しみ。 理不尽な人間関係。 経済的困窮。 どれも同じ経験、体験をした者にしか本当の気持ちはわからない。 わからないのにわかろうとし
自己肯定感が低い。親戚家族と暮らしていた事で幼い頃から人の顔色を伺う癖が付いてしまった。人を不快にさせないように、怒らせないようにと自分の本当の気持ちをいつも我慢してきてしまった。何かあれば結果的に全て私が悪かったのかと思ったり、こちらが悪くなくとも「すみません」「ごめんなさい」が挨拶の様に出てきてしまう。いつも自分で自分の首を絞めてる自分がいる。 もうやめにしようっと! 思った通りにしたらいい。 時には自分の意見をはっきり言ってもいい。 先に自分がほ
困難に直面した時、こうしようと思ったけど、あぁしようと思ったけど、けどの後は全てできなかった、やらなかった結果がセットになる。 全て言い訳、綺麗事をならべて自分を守っただけだった。 今まで、人に優しく自分に厳しくな方だと思ってた。思い込んでた。 情けない話、とても自分に甘く人に厳しかった。 今日から、今からでもやり直せる。 もう、出来ない事はできない。 ならば、こうしようと思ったけど、あぁしようと思ったけど。思っただけで出来なか
母は父が他界して今もまだ涙を流さない日は一日もない。ケンカすることも多かった。 晩年は介護する中、愚痴も漏らしていた。 もう愛情はないというよりもあまり感じられなかった。ひどい話、ただ使命感でしているように勝手に思っていた。 口の悪い父だったので母もよく泣かされていた。夫婦関係が破綻しなかったのは、やはり父の優しさを感じていたからだと思う。 小学生の頃に母が言っていた。 母の実家へ果物や野菜を持って行ってくれたり、そういった事をこっそ
20年以上前に他界した祖母もまた金銭面では裕福でなかった。綺麗事を言えば健康面と人との出会いは裕福であった。 子供ながらにおばあちゃんは貧乏なんだと感じていた。住む家や食べている物を見て勝手に判断していたが現実はやはり貧しかった。 祖父がいる頃からずっと続けていた新聞配達を祖父が亡くなってからもずっと続けていた。 小さい頃はお盆とお正月にしか遊びに行かなかったが高校生になってからは、よく学校をさぼって祖母の家へおじゃました。
1番古い記憶は幼稚園の頃。思い出せるのは登園したらアルミのお弁当箱を暖房機器の上に置いて温めておく事。園庭で白いうさぎを飼っていた事。登園時、黄色の帽子を被っていた事。動物を英語で習っていた事。全て幼稚園での事ばかり。 家族でどこかへ遊びに行った事、食卓を囲んだ事など家での出来事はまるで記憶がない。 記憶とは経験した事が残る。経験してないのだから記憶がないのは当たり前か。 小学生の頃の記憶。楽しく学校へ行って帰宅後も友達と遊んだりと充実していた様に思
自分の気持ちに少しだけ余裕ができ、人に優しくできる。なんて単純でわかりやすい性格なんだろう。 今朝、食料品の買い出しへ行った時の話。 お値打ち商品が並ぶ人気のスーパー。 商品は一品一品山積み状態。 高齢男性が1番上の棚の菓子パンを2つ取ろうとし手をめいいっぱい伸ばしているがなかなか取れないのを見つけた。 私は自然と手を差し伸べた。 「ありがとう」と言い立ち去った。 い
引き戸のドアを開けると奥の奥まで見える長屋。誰もいない薄暗い空間。 隙間から入ってくる冷たい風。 静まり返った家の隣から聞こえてくる楽しそうな笑い声。 ひとりコタツに入って兄弟の帰りを待つ間。 幼い少女にとって、どれも寂しい心により追い討ちをかける。 ドアを開けると暖かい部屋。 湯気の上がったマシュマロ付きのココア。 モフモフワンコの温もり。 コタツに入ってみかん
親孝行。できたかな?できてるかな? ふと思う。 そもそも親孝行って何だろう? 肩たたきする。 学校のテストで100点をとる。 お誕生日にケーキを買う。 初任給で美味しい物をご馳走する。 ちょこちょこ顔を見せにいく。 どれをしても喜んでもらえた。 親は我が子が自分を喜ばせる為にしてくれた事は何でも嬉しい。 息子が母の日の翌日
時々思うこと… 地球上、すべての人々が幸せだといいな。 世界には飢餓に苦しむ人々。 戦争で傷を負ったり家族を失った人々。 同じ人間に支配されている人々。 息つく間もなく働き続ける人々。 寒さ暑さに耐え忍ぶ人々。 病気に苦しむ人々。 苦しみ、悲しみ、辛さ、負の感情を抱えた人はたくさんいるでしょう。 表だってそれがわかる事もあれば水面下で放置されている事もある。
入った時にいい香りがして、窓があって、もちろん洋式で、柔らかいトイレットペーパーが備え付けられ、便器はピカピカでツヤがあり、床はゴミ一つない、明るく居心地の良い空間… 私の理想のトイレ。 幼少の頃は貧しくて、暗くて寒々しく、窓は何故か網戸もガラスもない、良く言えば採光用。 もちろん和式で、トイレットペーパーではなく四角に切ってある硬い紙。 水を流す時はレバーではなく上から吊るされた紐を引っ張ると流れるタイプ。
起きたくない…起きなくてもいいよ。 食べたくない…食べなくてもいいよ。 行きたくない…行かなくてもいいよ。 書きたくない…書かなくてもいいよ。 作りたくない…作らなくてもいいよ。 寝たくない…寝なくてもいいよ。 やりたくない。できない。 そんな日があってもいいよ。 今までの人生、 いい子でいすぎた。いい子であらねばと頑張り過ぎた。 いい嫁でい
美味しい!って思わず言ってしまった食べ物。 小さい頃、連れて行ってもらったステーキ屋さんのお肉。 新幹線の車内で買ってもらったアイスクリーム。大阪へ行った時に立ち寄ったお寿司屋さんの穴子のお寿司。 家族みんなで行った蟹屋さんのフルコース。 甘くてジューシーな果物。 新鮮な野菜。 これは全て亡き父との思い出でもある。 素手で握ったアツアツのおにぎり。
1年に数回程しか会わないが、会うとくだらない話をたくさんして、たくさん笑う。 普段周りにいる人とはできない冗談や底レベルな会話。 実に居心地がいい。 時に悲しい出来事を打ち明けられたり、衝撃的な告白を受けたりもする。 結果ポジティブ思考で片付けて気づけばまた笑ってる。 ほんの小さな出来事も見逃さず、笑い話にもっていく。