道路で寝転ばなくてえらい

「今日も生きてえらい」
元気な時はいい言葉だと思ったけれど、沈んでしまうと「死への衝動がなかっただけだ」と思ってしまう。

重心を前に傾けると勝手に足が出る。それを繰り返してなんとか歩いている。
そんな時、「ああ、このままここで転けてしまったりしないかな」「そうしたらそのまま道路に張り付いて意識のスイッチを切って寝てしまいたい」なんて考える。「次は足が出ないかもしれない」と考えてる間にも2歩進む。右足と左足は、交互に地面を押しのけながら、機械的に上半身を家まで運んでくれた。

家について安心すると、床に座り込む。重力に引っ張られるがままの体制になると、このまま床に溶けていけばいいのにと思う。
途中、交通量の多い道路で、横断歩道が青になるのを待って立ち止まっていると、突然渡り出しそうになってしまい、

それでも、今日も道路で寝転ばなくてえらい。



—— 翌日。
寝落ちてました。なんで最後の行だけ黒背景になってるのかは知らないし、文章もめちゃくちゃやけど、そのまま上げとこ。
突然渡り出しそうになってしまったあとは、渡る先を車が通ったことで「!?」となり、慌てて歩道に戻りました。いや、これはほんと、無事でよかった。

気分が沈むと判断力も鈍るのバグ。安全装置とかないんかな。


(まり)

昨日のデザートは杏仁豆腐でした。

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