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2月16日:魂ってなに?バリ島とヨガの相性はすこぶる良い<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>

バリ島は、ヨガの聖地だ。ヨガ・リトリート教室が建ち並ぶ。そして、世界各国からヨガを愛する人々が集まっている。

つまり、ヨガを極めたい先生がそこらかしこにいたりするのだ。バリ島でヨガを習わない理由はないと思う。

日本人でも、ヨガを深く学んだ方は多い。そして門戸をたたくと、とてもウエルカムで、初心者のわたしにも、懇切丁寧にヨガを教えてくれたりする。

断然おすすめな日本人の先生は、クタのYUMI YOGAのゆみさん。アイアンガーヨガ、呼吸法や瞑想法を教えてくれる。

ヨガをしたことがないイスラム教の方や子どもも、通ううちに、ゆみさんのヨガのトリコになる。気持ちも身体も変わるのが、わかりやすいからかもしれない。

1983年よりバリ島に住むゆみさんは、バリ島の寺院や海にもとても詳しい。ボディーボードのガイドさんでもある。

ゆみさんの魅力は、ヨガのあとにも思う存分発揮される。「ヨガを初めてから、びっくりするような奇跡が何個もあるのよ!」というゆみさん。ヨガの後に、きゃっきゃと楽しそうに、スピリチュアルな体験なども教えてくれる。



最初、ヨガはただのエクササイズの一種だと思っていた。でも、違った。身体とマインドを扱う科学だった。

サンスクリット語の「YUJ」を語源に持ち、融合する、一体化するという意味を持つ。魂と真理との融合がヨガだそうだ。

最初は、「魂」なんて人が死んだ後の話じゃね?って思っていたが、ヨガをやればやるほど、魂、マインド、身体感覚がそれぞれ別々にあって、バランスをとると、心が軽くなるのに気がついた。子育てや仕事でイライラしているときこそ、ヨガはまじで役立つ。

そして、バリ島は神々の島だ。バリの人はスピリットを信じている。怪我や病気は悪魔や悪霊の仕業だと、多くの人は信じている。お祭りで、精霊をうけてトランス状態に入るバリの人も多い。バリ島とヨガは最高に相性がいいのだ。

「魂」と出逢いたいなら、バリ島でヨガをぜひ。

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バリ島に住んで5年の月日が経ちました。コロナ禍で観光経済が壊滅したり、過剰開発で環境が破壊されたりひどい渋滞が起こったり。そんな現状を目の当たりにしながらも、バリ島に暮らす人々は、いつも明るく笑顔で、とにかく幸せそう。

-悪いことは悪霊のせい
-人と神様と自然の調和が大切
-貯金はしない

なんでだろう?と探っているうちに、バリ島に根付く「トゥリ・ヒタ・カラナ」という哲学に辿り着きました。「神と人」「人と人」「人と自然」の調和を重視することで、人々は幸せに過ごし喜びを感じることができるという考え方です。

その哲学がしっかり根付いているバリ島の日常にこそ、幸せのヒントたちが落ちています。ここに住まわせてもらっている議事録もかねて、バリ島が教えてくれた365個の幸せを綴っていこうと思います。

メイン画像:UnsplashJared Riceが撮影した写真