マガジンのカバー画像

脳のトリセツ

52
知っているようで知らない脳の仕組みやクセを知って、もっと上手に脳と付き合う方法を身に着ければ、人生はさらに豊かになります。 『脳のトリセツ』のタイトル通り、脳の取り扱い方について… もっと読む
運営しているクリエイター

#脳のクセ

なぜ脳に料理なのか?

昨日の記事で書きましたように…… 脳を元気にしておきたいなら、どの家事よりも運動よりも、とにかく料理することをお勧めします。 その理由は、簡単。 脳を丸ごと満遍なく使うことになるからなんです。 例えば、掃除。 これは頭使わなくてもできますよね。身体を動かせばOK。 洗濯も、ほぼ一緒です。 洗濯物の仕分けはありますが、それ以外には取り立てて頭を使う必要がない。 洗濯機と洗剤に合わせて、あとはお任せです。 では一方、料理は、と言うと―― まず、いつ何をどう作るかを考え

いくつになっても元気で若々しい脳は作れる

昨日のnoteは、脳のアンチエイジング対策についてお話しました。 ボケ対策つまりアンチエイジングですね。 簡単にまとめると どんなに優秀な人でも、普段から脳をまんべんなく活動させておかないと、使わないところがサビつきますよ という内容でした。 今日はその続きです。 ◆脳はめちゃくちゃ飽きっぽい 脳って実はかなり省エネ設計にできています。 いつもやっていることには最低限の注意しか払いません。 もうわかっていることだから、そこにエネルギー使わないんですね。 つまり、あな

脳は使っていないところからサビていく!

大人の脳は歳を取るほどに衰える!? これは真実でしょうか? 間違いでしょうか? 答えは─── YESであり、NOである。 真実であり、間違いでもある。 禅問答みたいですが(;'∀') そうなんですよ。 確かに大人になると、子供の頃のように勝手になんでも覚えられるということは減っていきますよね。 でも、それは、子供の脳が成長期にあるから。 大人脳は成長するのではなく「成熟させる」ものです。 脳というものは、働かせていないと、どんどん衰えていきます。 脳では、無数

その適応力の高さが思わぬ落し穴に

今からちょうど5年前のことです。 収入を得る方法・手段と生活スタイルの両方を全面的に造り替えようと思い、その一つとして「引越し」をしました。 前の住まいとはローカルな私鉄で2駅。歩いてもわずか15分ほどの距離。 住まいの広さも、さほど変わりません。 付き合っている友人・知人も特に変わらないし、行きつけの飲み屋さんも同じです(^^) つまり、一見すると大きな変化はないように見えるのですが…… 実はこの引越し、とても大変でした(^^;) 30代初めに実家を離れてから、これ