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女手ひとつで3人子育てーポジティブ母の日々

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私は物心つく前に父を亡くし、母子家庭で育ちました。 母は女手一つで兄妹3人を育て、大病を患ってもポジティブマインドで私たちを育ててくれました。基本的には母と子の笑い話ですが、子育…
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【虎に翼】亡くなった人との思い出

◉朝ドラを観てハッとした珍しく、朝ドラを全話観てます(*^^*) 主人公の素敵なところも人間臭いところも、丁寧に描かれているな~と思いながら、楽しんでいますが7/17と7/18放送分で思ったことを少し。 ◎母と主人公寅子が重なった 主人公の夫は戦病死しており、娘は赤ん坊だったため覚えていない。 私も物心つくまえに父を亡くしました。 父がいない生活が当たり前だったので、寂しいと思ったことはありません。 劇中で気になったのは、主人公は夫の話を現在進行形で話しているんです

不登校が良い思い出になっているワケ

いじめから不登校になったすぐにバレたいじめ 子供心にいじめられているのが恥ずかしい気がして、母に言い出せなかったのですが、いじめ開始から3日と経たずバレました。 私の顔を見て 「何かあったでしょう?」 と聞いてくれたのを覚えています。 話す前から母の顔を見ると、大体察していることはわかりました。 私は包み隠さず、いじめられていること、その内容を母に話しました。 「そんな学校行かなくていい」 母の答えです。 怒られるかな もっと頑張れって言われるかな 明日もいじ

世界一ポジティブな母の話-LAST‐

いつも正直だった母私は会社員を15年経験していますので、「思っていもいないこと」を言ったことはたくさんあります。 それは時に争いを避けるため、そして保身のため。 誰かを貶めるような嘘をついたことはありませんが、常に正直に生きるというのは、難しいことだと考えています。 ただ、音楽講師として子どもと接するとき、私は絶対に嘘をつきません。 それは教えるうえで一番気を付けていることであり、母から学んだことでもあります。 どんな風に正直だったのか 正直母のエピソード①「的確な意見

マガジン化している 略して「ポジ母」シリーズ 現在「第一章ラスト」を執筆&イラストを描いています 手書きイラストと生成Aiを混ぜたものになっていますが、思いの外最後の一枚が気に入ったので先にチラ見せ★

膠原病(不治の病)だと判明し、ふさぎ込んでいた時、同じく大病を患っている母から言われた言葉です。まったく違う病気ですが、命を脅かされる恐怖を理解し寄り添ってくれました。今度は私が誰かに寄り添える人でありたいと思います。

世界一ポジティブな母の話-2-

他者との比較は何も生まない誰かが言っていました 「一番手っ取り早く惨めになる方法は、誰かと比べること」 私が育った時代は、ガラケーが誕生、成人になってからスマホが出てきて、SNS時代になりました。 SNSは便利です。 でも、使い方を間違えると「他者との比較」が容易にできますし、「隣の芝生は青く見える」現象が頻発します。 ちょっと考えてみれば、SNSにアップするような内容はポジティブなことが多いのですから、いわば「いいところのみ切り取り」されています。 そう考えれば、私は

世界一ポジティブな母の話-1-

大人になって気づいた母の凄さ子どもの目から見た母は、いつも楽しそうで、私は子供心に「子育てって楽しいんだな」と思っていました。 実際、母に聞いてみると「楽しかったよ。3人も育てられたし、皆個性的だったから刺激的な毎日だったわ~」とケタケタ笑ってました(笑) そんな母の凄さなんて、ちょっとやそっとじゃ綴れないのですが、少しずつアウトプットしていこうと考え、シリーズ化してみようと思います。 恨み言なし、悲しくて泣いたこともない母 ドタバタ母子家庭 父は私が物心つく前に亡く