Kimika Kanadani

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アフリカ歴30年の私がタンザニアで警察に銃で襲撃されても成し遂げたいこと

事務所で寝泊まりをしていたある朝、家のほうに銃を持った警察官が訪れ、私の不在を知り事務所に向かっている、と連絡がきた。 連絡から間もなく、外からなにか金属を殴りつけるような騒音が聞こえ、背中に冷や汗を感じながら監視カメラを確認した。 そこには数名の男たちがカメラには気も留めず、一心不乱に鉈のようなもので事務所の鉄扉をこじあげようとしている。何重にも構えた鉄格子をひとつずつ無理矢理に壊し、何十分とかけて部屋から出ることができずにいた私の部屋の前に辿り着いた。 ドアを開けた

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