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京都紅葉の時期の交通渋滞

こんにちは、西村公宏です。
今回は、京都の交通事情について触れていきます。

京都の道路事情を3行でいいますと、
  ・幹線道路不足
  ・狭い道幅
  ・狭い歩道
って感じです。一言でいうと悲惨。
なので、道路は慢性的に渋滞してますし、しかも走りにくい。
他府県の方か「京都は運転が荒い。」とよく言われるのですが、走りにくい道路での行動を日ごろから強いられていて、イライラしているんだと思います。たぶん。

そんな日ごろから混んでいる京都がさらに混むのが、秋の紅葉シーズン。
京都の一番の観光ピークシーズンにあたります。11月中旬~下旬。
桜の季節の比じゃない混み方をします。特に土日祝日。
11月土日祝日の悲惨な状況を3行でいいますと、
  ・全く動かない
  ・朝から夜通し続く。日付が変わる頃まで大渋滞。
  ・目的地の駐車場までない
って感じです。救いようがない。
なお、これはインバウンドはあまり関係ないと思われます。
海外の方で車で運転される方はほとんどいませんからね。
国内観光客が引き起こす悲劇です。
なお、この時期の土日、京都市内を走る車の多くが他府県ナンバーです。
嵐山付近だと京都ナンバーの方が少数です。

その為、一番のおススメは「京都には車で来ない」です。
加えて言いますと、「紅葉のピークシーズンは市バスを使わない」です。
極力、鉄道を使うのがベスト。混んではいますが、定時通りに動きます。
なお、タクシーはOKです。抜け道をある程度知ってはりますから。

ただ、どうしても車でしか来られない方もいらっしゃると思われます。
そんな人にお伝えしたい事が今回の一番の趣旨。

この大渋滞ですが、京都市域全部が混んでいるわけではありません。
なので、西村公宏的に絶対に車で近寄ってはいけない場所や、利用すると地獄をみる道路をご紹介してみます。
具体的には、以下の地図をご確認ください。
国土地理院の地図から拝借して、一部加工しております。
赤く塗っている道が、地獄の道、赤字の場所が、渋滞の原因です。

渋滞の原因は主に、「京都南IC」「京都東IC」「八坂神社・清水寺」「嵐山渡月橋」「南禅寺・永観堂」「京都駅」です。
なお、四条の繁華街は、道路が狭いので慢性的に渋滞しています。
あと、郊外の「高雄」「鞍馬」「貴船」「大原」です。この地図では高雄以外は省略していますが、この付近も渋滞がとんでもないです。
なお、オレンジ色は上記以外の京都の有名観光地を書いてます。
なお、この道路以外が混んでないという意味ではありません。特に、赤い道付近の路地はほとんど大渋滞です。

見ていただければなんとなくわかりますが、結構偏っております。
とはいえ、交通・観光の要所をおさえられているため、策もなく京都に来るとこの渋滞スポットに突っ込んでしまう事態を生みます。

と、
いうわけ
で。
これらの渋滞を避けるために個人的におススメするのが以下です。
  ・京都に来るならば「大山崎IC」で降りるか、
   京治バイパス→阪神高速京都線経由 
  ・早朝(午前9時頃まで)は比較的マシ(あくまでも比較的) 
  ・「嵐山」「南禅寺・永観堂」へのアプローチは鉄道で。
   「清水寺」は諦める。
  ・混んでない場所に行く。ただし、車で観光地に直接いかない。
これでも、結局渋滞は避けられないのですが、
何も対策をしないよりかはマダマシだと思われます。

繰り返し言いますが、おススメは鉄道利用です。それとタクシー。
原付が一番ストレス感じずに観光できる最強ツールなのですが、
慣れない人が使うと、道路事情の悪さも手伝って高確率で事故ってしまいますので、おススメしません。

こんなあたりでしょうか。
一番最初のnoteでも触れましたが、京都の紅葉は本当に素晴らしいので、うまく渋滞を避けつつ観光に来ていただけるととてもうれしいです。

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