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墓じまい後の墓参り

先週末から実家のある鹿児島に帰省しています。

実家といっても生家は、
僕が中2のときに手放すことになり
父は17年前に他界。

帰省中は
母が単身で暮らしているアパートで
お世話になっています。

鹿児島というと
年間のお花の消費金額が全国2位という
土地柄になります。

お花の用途とすると
お墓参りの際に備えるお花ですね。

僕の祖母も、
生家があった時(20年近く前)は、
家からお墓まで毎日のように通い
祖父やご先祖様にお参りすることが
日課になっていました。


そんな祖母も6年前に100歳で他界。
祖母が他界する数年前から、僕の母親が
お墓参りを定期的にしてくれていました。

僕の母親が
僕を産んだのは37歳のときなので、
現在75歳ですでに高齢。

今住んでいるところは
生家から離れているので、
お墓はバスを乗り継いでいかないと
行けない場所なんですね。

免許も60代のうちに返納しています。

その矢先、叔父のはからいで
4年ほど前に墓じまいをして、
ご先祖様の遺骨は、新しく買った納骨堂に移しました。

お墓の下に
代々のご先祖様の骨壷が収められており
僕が中に入って、一つずつ取って親族と一緒に
納骨堂へ移動。

うちは神道なので、
墓じまいのときには、神主さんを呼んで
御霊移しの儀もやってもらいました。

母親の感想を聞いても
納骨堂は本当に便利なようです。

まず室内にあるので、
真夏や真冬でもお参りがしやすい。

お花屋さんも併設されているので、
献花のお花も手に入れやすい。

ゴミ捨て場も併設されているので、
枯れた花や榊は、その場で捨てられる。

近場を往復してくれる無料の送迎バスがあるので、
車がなくても大丈夫。

母親も、他の親族たちも
「墓じまいをしてよかった」という感想です。

あと鹿児島だと、
桜島の火山灰でお墓が汚れてしまうので
火山灰の心配をしなくていいというのも
非常にポイントが高いです。

先祖代々という意味では、
僕は子供を作る予定はないので、
自分の代で終わりです。

それでも代々のご先祖様から、
祖母、母まで、ご先祖さまを大切にしている
姿を子供の頃から見続けてきたので、
最期まで僕もお墓を見守り続けていこうと思います。

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