ウクライナ政府に対する大規模サイバー攻撃について、続報-02
ウクライナ政府国家安全保障・国防会議は1月15日、14日未明に発生した政府関係省庁に対する大規模なサイバー攻撃に関して、ロシアの同盟国ベラルーシの情報機関に近いハッカー集団の関与が疑われることを明らかにしました。この集団は、過去にもウクライナだけではなくリトアニア、ラトビア、ポーランドへのサイバー攻撃や、NATOに関する偽情報の拡散を行っています。また、攻撃に使用されたマルウエアは、ロシア情報機関に近いハッカー集団が使用しているものと極似しています。ウクライナ政府に対してはNATOからサイバー防衛部隊による支援体制が敷かれ、攻撃を受けたサイト等の復旧作業が行われています。
(Text written by Kimihiko Adachi)
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