君に見惚れる深夜2時

ロック画面を推し(便宜上)にした。

病める時も健やかなる時も推し(便宜上)は圧倒的な強さを誇る。
今、ロック画面が推し(便宜上)である。しんどいから。
ロック画面をつけると気恥ずかしさもある。パっと近くの人が見た時に『誰やねん』と思われたらとなる。

でも、それよりも私が一番大事である。
推し(便宜上)をチラッと見て英気を養い、
最悪な世の中だなと思いながら推し(便宜上)を眺める。

その顔に育ってくれてありがとう。
本人がなんと思っていても、私は今めちゃくちゃ助けられている。

あまりにも見惚れてしまい、ロック画面をただただ見つめる不審な人物になってしまうのは考えものである。

まあそれは良いとして、今のところ推し(便宜上)の顔に助けられている。好きだ。
鼻が曲がっていようが、下の歯がグっと下がっていようが、ホクロが多かろうが、将来的にハゲ確定だろうが、そんなことはどうでもいい。

今がベスト。
一生添い遂げない。
添い遂げるわけがない。
美味しい瞬間だけ見つめている。

チェリーピックなオタクの自覚はある。
いつかきっと忘れてしまう。
ただ今この瞬間のあなたに見惚れている。
もう少しよろしく。