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大臣の失言よりも目の前の赤子が死刑とされる日を想像して

テレビから流れていたニュースは法務大臣の死刑執行のハンコを押すだけの地味なもの発言だった

こういうニュースが流れると、発言の是非を責め大臣が辞任するかどうかとか総理の責任問題などの話ばかり、そもそも死刑制度がなんなのか?大臣が是非を決めているのか?など根本的な話しはなかった(私が見聞きした限りでは)

ほらみハンコなんて地味な仕事を作るだけだよ!ここは脱ハンコに追い討ちや〜いやいやしなきゃいけないのは脱死刑制度の方だろう

大臣は思った
昨日もハンコ今日もハンコまた明日もハンコ、毎日毎日僕らは卓上で!ハンコ押すだけやんなっちゃうよ〜♪ある朝僕は国のおじさんとケンカして偶有性の海に逃げ込んだのさぁ〜♪
大臣の職務がやっと違う形で取り上げられたと思ったらこの失言ニュースだ「だったらお望み通りにしてやろうか!」的な?ニュースのヤロウ怖すぎ

1番重い罪が死刑てそもそも人の命が罪と引き換えになるのか、残された人は罪人のその命と引き換えに得るものってなんだろう、制度というもので他人の命に命令を下している自覚を持ち合わせていない人がほとんどだろう、大臣のハンコの前に沢山の議論が揃っていないのも失言の原因だったかもしれない
ワイドショーの作り上げたもっともらしい正しさだけが流されるも嫌だ

制度にはいつ誰が作ったか分からなくなっているものは沢山あるけど、もしかしたら間違って人の命を奪ってきたかも知れない、そんな死刑があったとしたら全て無かった事にする為のリセットボタンになってしまう

まだ歩けない赤子が手足をバタバタと動かしてできることを必死になっている、この命が正しさだけを身につけて行くのは難しい
誰だって誰かに寄り添える気持ちを身につけたいと思うんじゃないのか、、、

大臣の嘆きをもっともらしい正しさで叩いてこれからを作って行かれるのか、必死に手足を動かしている人を殺めてしまうかも知れない制度がある、そういう国が赤子の事を考えられるのか?目の前の赤子の必死な姿が死刑制度へと繋がっているかも知れない、そう思うとやるせなくなってしまった
罪を消すことなんて出来ないし正当化したいわけじゃない、ただ厳罰に死刑があるという事が赤子と手を繋げるのか、突拍子もない事を言っているように感じるかも知れないけど、ま、とにかくそう思ってしまったんだ










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