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だれかおしえて。

私の恋愛のスタイルは、世間の言葉を遣うとバイセクシャルというものらしい。

バイセクシャル

これまで好きになった人には女の子も男の子もいるし、これが世間の普通ではないと、子供の頃から思っていた。
母や家族にも言ったことはない。
今付き合っている人には機会があって全部話したけれど(また今度詳細書きます)
元カレ君にも、一番大好きな親友にも話せなかった。
それはなぜか?
私が、バイセクシャルだと気づいたきっかけが、彼女(親友)だったのだ。

【好き】とは?

気づいたきっかけは、些細なことだった。
小学生のとき、家族と見ていたドラマでキスシーンがあった。
それを見たとき、不意に、Aちゃん(親友)とキスしてみたいなあと思ったのだ。
思ってから数秒考えて、これはいけないことだと感じてしまった。ごめんね、Aちゃんと泣きそうになった。
それからしばらく、Aちゃんの顔を真っ直ぐ見れなくなった。恋愛対象として意識してしまった証拠だった。

恋愛に正解や不正解は無いと思う。
自分がそうだと思ったらそうなのだ。
だから、これを読んだ人には、「キスしたいと思ったら恋愛なの?」と思う方もいるかもしれない。
私は、潔癖症ほどではないが、人と同じコップで飲み物を飲むこと(回し飲み?)や同じスプーンで食べ物を共有する(恋人同士のあーんってやつ)が余程心を許している人でないとできない。
許している人でないと吐き出しそうになるし、トイレに行くと言って本当に吐いていたこともあるくらいだ。
元カレ君にあーんってやつをされそうになったときもキスのときも最初は照れてる振りをして逃げていた。(ごめんなさい)
そんな私が不意にキスしたいと思った相手は今のところAちゃんしかいないのだ。
そのことがどれ程衝撃的だったか少しでも伝わってくれると嬉しい。

恋愛をカテゴリーで分けるな

Aちゃん以外でも、可愛いなあ付き合いたいなと思った女の子はいるし、そもそも性別という概念?で人を見たことがない。
たとえAちゃんが男だったとしても親友になれたと思う。女だから関わりやすかったという性別のアドバンテージはあっただろうが、そんなことを抜いてもAちゃんのことが大好きだ。

最初の方で、「私はバイセクシャルだ」と明記したが、私はこの言い方が好きではない。
しかし、LGBTという言葉や同性愛という言葉が浸透した今、そのような言葉を使って自己紹介した方が分かりやすいし、相手もなんとなくわかってくれる。
それでも、この言い方が嫌いだ。

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