見出し画像

「94のkimie」過去の挫折を消化


こんな記事を書きつつも、消化しきれていない過去の失敗、いや挫折体験がある。今日はそのことについて書こうと思う。

学生の頃、
華やかな世界に憧れていた。音大に通いながら都内を中心にライブ活動。友人とユニットやバンドを組み、

いつか大きなステージに立ちたい!

そう思っていた。

が、うまくいかなかった。歌も音楽も好き。だけどフロントにたつのに「我」を押し出せずいる自分が嫌だったし、自分が思うように表現出来なくてだんだん音楽が苦しくなってしまった。本質は弱小なのに、表向きはイケイケゴーゴーの強気モードで繕っていたのだから余計。そりゃぁうまくいかない。

それから...自分は子供向けに音楽を伝えていく方が向いているとわかり今に至るのだが、

それを挫折と取るか、成功ととるか。

自分の奥底に、成し遂げられなかったことに対してモヤモヤする気持ちが小さくこべりついていたのだけど、先日たまたま母との話の中で華やかな表舞台の話になり。

「そりゃkimieには無理だったのよ。だって「自分!自分!」で育ててないもの」

相手の気持ちになること。自己犠牲と謙遜さ。そんな事をよく言われてた。現在その要素を兼ね備えているかはわからないけども、


プシューーーーーっと消化器を噴射。
小さくこべりついていたものがペロっと取れたような。これで良かったと。

挫折なようで挫折でなかった。自分の本質を確かめる作業だったのだなと。そう思ったら、スッキリしただけでなく、あの時がんばった自分を褒めようと。自己愛も上昇したのでした。


頂いたサポートは音楽を通じて子供達に届け貢献していきます!