「ゴールに狂う」心象風景。こんなのもありなんだ。
ホメオスタシスプロデュース講座のkickoffが先日zoomで開催され、夜遅い時間にもかかわらず24人全員が参加してくださいました。
事前に用意したグループ内の投稿は講座が始まっていないのにも関わらず、自主的に投稿があり、受講生同士でもやり取りしたりされてたりしてますが、画面越しですが、これから4ヶ月、自分の心理的ホメオスタシスと向き合っていく仲間とはじめましての場。
しかも何をするのか講座内容も詳しく伝えられていないと言う、ありえない講座ですから、ドキドキとワクワクと緊張が伝わってきました。
スタートする前から私たち講師陣は師匠の叱咤激励が毎日のようにあり、この年齢になってからこんなに怒られることはまぁまぁないことですが、受講生のホメオスタシスを扱うのですから、その辺のところをビシバシと叩き込まれております。
これまで学んできた事を自分に使うのと、人に教えることはまったく別物ということ痛感しながら、講座がスタートするまでの間、何度も何度も感じ、師匠に事あるごとに指摘、叱られるという、「部活か⁉︎」っていうぐらい濃い日々を過ごし、スタートしてからは実践しながらより一層厳しくなってます。
受講生が自分の生存戦略に気づき、自分の個性を肯定し、羽ばたけるように、今までの常識をとっぱらってもらうには、まずは自分から、これまでの常識に縛られず準備したものも二転三転なりながらその都度ベストなものを選んでいく。
自分自身にタブーがあれば脳はアラートを鳴らし、ムカッとしたり、抵抗したり、固まったり、回避したりを無意識にやっちゃってるんですよね。
それは自分では気づけないので、そこを指摘されてやっと気づくという。
そこに感情を持ち込み、アラートがなったまま、感情で判断すると上手くいかなくて、どんどん本来の目標からずれていったりして、、、
だからシステムを理解しておくのはとても大事で、システムなんだと思うと軌道修正しやすく、自分の感情を肯定しながら、ここでは何が大事だったっけ?優先順位は?ゴールに向かう選択ができるようになるという感じ。
もともと私のホメオスタシスは、負けず嫌いで、絶対に失敗したくない人。注意されないように、叱られないように無意識に行動をするのですが、負けない、失敗しない叱られたくないの方の優先順位が高いと、それがゴールになったりしますから、失敗したり、叱られたりしないための行動をするんですよね。
だからこれまで大きな失敗や叱られることはあまり多くなかったかなと思うのだけど、ホメオスタシスプロデュース(前回の脱フュージョン講座)で自分のホメオスタシスと向き合い、それでいいの?失敗して何が悪い?叱られるとどうなるの?それが大事なの?それこそが大損なんだよって少しずつ認知が変わり、今はやらかしたりして叱られても、叱られる事に対してあまり気にならなくなっているって事に、師匠に言われて気づきました。
言われないと気づけない。
今はゴールが変わって、講師としての責任とか、あり方とか、受講生の想いとか、一人一人違うホメオスタシスにどうすればより良い伝え方ができるのかとか、気づいてもらえるかとか、そっちの優先順位が高いので、叱られたくないの優先順位が下がり、気にならないんだねって。
「それがゴールに狂ってる人の心象風景だよ」って言われ、えっ!?そんな感じなのもゴールに狂ってるって事なんだって、一瞬ポカンとしてしまった。
私ゴールに狂うイメージの認知が偏ってた。
今まで嫌だと思ってたこともあまり気にならなくなる。それってゴールに狂っているからだよね、って、現象から見たらそうだよね、って。
だからと言って、叱られたり、失敗しても感情が動かないかと言うとそんなことはなくて、やっぱりザワザワはするけど、前ほど気にならない。
これもゴールに狂ってるってことなのね。今更ですが(笑)
それと先日、ある経営者の方と話をしていて「叱られるところがあるって羨ましく思う時がある」っておっしゃっていて、本当にそうだと思ったんですね。
そもそも叱ったりって、相手のことを考えてるからこそできることで、何も思ってなければ、わざわざ言わない。
愛があるとかないとか、悪意があるとかないとか、どっちもその人を思ってるから叱ったり、批判や非難ができるんだよ。
それに何事も失敗しないで、できるようになるって思ってるのがそもそもの勘違いで、失敗するのが当たり前だと思ってたら、失敗して何が悪いって感じ。
赤ちゃんが歩けるようになるまでに転んだりしても誰も失敗だと思わないし、子どもの頃に自転車に乗れるようになるのにコケたりしても失敗したってそんなに落ち込まないし、最初はコロつきで練習したりしながら諦めずにやってれば乗れるようになるし。
そんな風に考えると、はじめから失敗しないようにって考えるのは無駄なんじゃないって、叱られたくないから失敗しないようにって回避するのは損かな。
その経営者の方は、自分は叱る方の立場で叱られるってことがあまりないけど、叱ってもらえることのメリットが本当に分かっているから羨ましく感じるんだろうなって思うのです。
ではまた。
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