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天才とか問題児とか才能とか

天才なのか問題児なのか、その人のとらえ方次第でコロッと変わるものです。

今回はBTS の「タリョラ」をみて感じたことなど、脳のしくみや認知科学に基づき、でも個人的な見解で書いてます。

私は殆どTVをつけないのですが、火曜の夜「Vlive」にアップされる「タリョラ」をテレビの画面で見るのは楽しみにで

スマホだと字幕が小さすぎて、、、ツライ年齢なので、テレビはほぼスマホのモニターと化しています。

興味のない方は「タリョラ」ってなに?って話ですよね。

スマホのアプリに「Vlive」と言うのがありまして、そこでアイドルやアーティストが動画を配信してくれているんですけど、BTSが配信している動画で「RUN BTS」と言うのがあるんです。

とても良くできたサービスで、一方的にアイドルたちが発信するだけでなく、ファンとコミニケーションを取れたりするのですよ。
良い時代になりましたね~。

突然アイドルがLIVE配信で歌ったり、近況報告したりして、瞬時に、世界中のファンとアーティストが繋がりコミニケーションするって、スゴイ!私の世代ではなかったサービス。

うちの子もですが、YouTubeやこう言ったアプリなどで自分の好きなものだけをみるので、殆どTVを見てませんよね。

テレビ見てるのはかなり年齢層高め?別に私が今どきと言いたいわけではありません(笑)

そのRUN BTSのことをなぜタリョラと呼ぶのか?ちょっと疑問に思ってGoogle先生に聞いてみるとちゃんと教えてくれました(笑)

本当に便利な世の中です。
先日も80代の方と話してたのですが、「本当に良い世の中になったよね。どんどん便利になっていって、その恩恵に与らないと損だね」と、その方は最近ガラケーからスマホに変えられて、でも活用できていないというので、勿体ないねって話とか、おかしなところを触って変なことになったらって心配してたりして。

新しいもの、知らないことは、はじめは怖い。大丈夫か不安になります。
この不安は生命維持や種を残すための遺伝子に組み込まれた機能なので悪いものではない。

でも、その不安に逆らって来た人もいて、だからこそ今の便利な世の中がある訳ですが、不安なのは自然な反応なんだな、って分かってるとその後の行動が少し違ってきたり、知らないから怖いだけなんだって言うことが分かるだけでも違いますよね。

不安だから石橋を叩いて渡るのも、石橋を叩かず走り抜けるのも、石橋を渡らないのも、どれか良い悪いかなんていうのは現時点では分からないこと。

「これからどうしていきたいのか」によって行動は変わってくるんじゃないかと思うんですね。

知らないから怖いなら、調べれば不安は減るし、私は新しいものの恩恵に与ることも出来るからお得なんじゃないかと思うタイプなんですね。
調べるのも今は自分が疑問に思うようなことは誰かがすでに疑問に思っていて、それに対して答えてくれていて、時間もかからないですから。
ただガセの場合もありますから、その辺は気をつけたいところです。

noteを読んでる人達はないと思いますけど、私たちの母親世代やたまに私の世代でもスマホはよく分からないからほぼ携帯電話としてしか使ってないという人に出会います。

だから検索しようという発想も出てこなくて、もったいないなぁとついつい思ってしまって、余計なお世話をしてしまうことも。
それで便利な体験とかをすると、脳が開けるというか、もう元には戻れないので、そういう体験は本当に大事で、不安だけど渡る勇気は持ち続けていたい。

て言うか、私はタイプ的に渡りたい人なので止められない、止める方が努力がいる気がしてます(笑)


で「RUN BTS」ですが、韓国語の題名が 달려라 방탄(タルリョラ バンタン)ということから、 これを略して「タリョラ」と呼んでいるそうです。

興味のない方にとってはどうでもいい情報でしたね。


自分が好きなものや好きなこと、興味のあるものなどは、調べたくなるし、そこから広がってどんどん知りたい欲が出てきたりして終わりがない。
そして好きなものに関連したものについては役に立つかどうかは置いといて身につくもの。

学生の頃はあまり勉強好きではなかったので、役に立つものだとしても興味のないものを覚えるのが本当に苦手でした。
それも仕方なしにテスト前に集中して覚え、割とそいう時の集中力は高くて、そこそこはできたので困りはしなかったような、、、でもテストが終わると同時に殆どを忘れてるような子どもでした。

というか、学んだことすら記憶になかったりして、、、ホント残念。

うちの子ども達はもう大人になってしまいましたが、もしもう一度子育てするなら、子どもが興味を持ったことをそのタイミングでとことんやらせてあげたら勉強が好きになってたのではと思うし、楽しくて本当に身につく学びになるだろうなと思います。

脳のしくみから考えても、自分から「知りたい」とか「やりたい」の状態でないと、結局のところ身につかないで、効率も良くない。

そもそも、脳のしくみがその人にとって重要性の高いものにより反応していて、重要なものしか見えない仕組みになっているので、たとえ目の前にあったとしても重要性ないものは気づかなかったりしてます。

それはその人にとっての重要性なので、人それぞれ違いますし、重要性が変わるとまた見えてくるものが変わるんですよね。

分かりやすい例えだと、独身で子どもがいないときは子ども服とか子供用品のお店があっても気に止まらないけど、妊娠、出産するとやたら目に付くようになるとか、急にそいういうお店が増えたわけではなく、あったけど見えてなかっただけ。

何かを始めようと思った時に、今までは気づかなかったものに気づくとか。趣味でスポーツを始めようと思ったら、そのスポーツの情報やお店がやたら目に付くようになったとか。

他にも、BTS好きな人はSNSとかお店とかでやたらBTS情報があふれてるし、グッズなど些細なものも目ざとく見つけてしまうし、騒がしいところでもBTSの曲は聞き取れる。

でもそうでない人は全く気付かないし、BTSってなに?って話で、知らないってことはその人の世界の中にはない、認知できないので、まったく脳が反応しない。

だから、同じ世界に住んでいるようでいて、まったく違う世界にいるようなもので、話がかみ合わないことがたびたび起こります。

人それぞれに見たいようにしか見えていないし、同じ場所でじものを見聞きしても、同じように受け取っているとは限らない。

人それぞれ違うフィルターを通して見ていて、その人の価値観や背景などそれぞれの要素で変換されるので、はじめから自分と同じだと思わない方がよくて、自分が基準で普通だと考えてるとアレ?って思うことがたくさん。

人それぞれ気になったり引っかかるところ、感動したり、悲しかったりするポイントなど全然違うものなんだってことですね。
そのことをお互いに認めて、お付き合いができるとかなり平和になると思ってます。


今週のタリョラを見ていて、BTSはメンバーの個性が豊かで、見えてる世界とか好きなものとか全然違ってそうなのにとても平和な空気が醸し出されているのは、お互いの違いを認めてて、プラスにとらえる習慣ができているからなんだなと思ったりするんですね。

Vliveで『RUN BTS EP149』興味がでてきたら見てみて。
無料で視聴可能です。


今回はバンタンのインテリアづくり。
2グループに分かれてそれぞれのお部屋をつくる企画で、壁に色を塗ったり、家具組み立てたり。

SUGA、JIMIN、JUNGKOOKチームとJIN、J-HOPE、RM、Vチーム。
それそれの個性が本当によく出てて、出来上がった部屋も全く違う仕上がりでしたがどっちも素敵でした。

出来上がるまでに色々とあり過ぎなんだけど、良いなって思ったところは、まずいい意味で自分勝手。
基本が自分でやりたいことしてるところ。

もちろん番組のことやいろんなことを考えてるんだとは思いますけど、それぞれが自分のやりたい思えることをしていて、それをメンバーが尊重しているところがステキ。

みんなで得意不得意があるのを補い合ってて、すごくほっこりしました。

ジミンはテーブルの組み立てにチャレンジしたものの、組み立てるのにすごく時間がかかって、その間にグクは3つも組み立てたりして、さすが何をさせてもそつなくこなす。

ジミンちゃんはテーブルづくりに格闘しながら、「なんでこんなに遅いんだろう」とかちょっとぼやいてたりして、少しへこみ気味。
やっと一つ作り上げ「次は何をしますか?」とSUGAにペイントの続きをお願いされて、壁塗りでは高速で塗り塗りして、とても満足気。

まぁそこはジミンちゃんファンたちは見ていてもジミンの可愛いところできっと「きゃわ~♡」と萌えていたと推測されます。
さすがあざとジミン。それがまた魅力ですね。

グクは家具の組み立てに夢中で、ほとんどしゃべらずで、番組的には何かしゃべって欲しいところでしょうけど、お構いなしなところがさすが末っ子。

そして芸術家気質のテテちゃんは、頭の中でいろいろ湧いてるアイデアをメンバーに一生懸命に伝えてるところが可愛い。

それをお兄さんチームがやりたいようにさせてあげて、作品にしていく懐の深さ。
歳の差は1~3歳なんだけど、ほとんど保護者の域。
みんなテテの性格とか才能とか分かって認めてて、どうやったらそれを活かすことができるかが本当にわかってる感がすごいんですよ。

作業途中では些細なことも褒めるし、ちょっと訳わからない、自分では理解できないことを言ってても否定しないし。

お互いを褒めあう文化ができてて、ノールックで褒めてたりもしますが(笑)

そうなってくると、テテも自信が湧いてきてどんどんノリノリになって、歌を口ずさんだりしたして、なんと素直でかわいいんだろう。って、キュンとなったテテファンは多いはず。

最後に、閃きで天板にライオン?の絵をかいたりして、芸術家テテ。


ただ、芸術家タイプは普通と違う行動をするので理解されないことが多くて、みんなと一緒に言われたことを同じようにしなさいと言われるとできなかったりして、自信がどんどんなくなってしまう人も多いのでは。

他人とちょっと変わってる。
個性的で、突飛なところがあって、なんでこんな簡単なこともできないんだということができなかったり、落ち着きがなかったり。

頭の中でいっぱい出てくるアイデアなどをうまく説明出来なかったりしてしまうので、変な奴だと思われたり。

天才と問題児って紙一重だったりしますよね。

この子は才能がある。天才だって信じられるかどうかがカギで、今の自分には理解できないけど、きっと天才に違いない、上手く伝えられないだけで、自信をもって自分のやりたいようにやっていいよって後押し出来る人って本当に素晴らしいですよね。

BTSはその辺のところができてて、あの若さでそれができるってすごいことだなって感動するんですね。


表面的には目立つ存在のマンネラインが安心して生き生きと輝いていられるのは、ヒョン達のサポートあってこそ。
お父さんお母さん的な信頼関係が才能を輝かせて、問題児ではなくて天才児にしてると感じています。

この辺は本当に見習う所が満載で、我が子を見守るときもそうありたいです。

ていうか、我が子とそんなに歳は違わないのに、ホントすごい大人なバンタン。

いつも癒しと気づきに感謝♡

それから才能って実は本人にとっては当たり前にできてしまうことだったりするんですよね。
当たり前のことだから、自信が持てないことも多いんですよね。
本人にとっては普通のことだから、大したことではないって。
だから周りが気づいて、それが凄いこと何だって、認めて褒めて伸ばすって大事だったりします。

本人が気づかない能力、才能を見つけるのがコーチの役割のひとつ。
これから本人の気づかない才能を見つけ、イキイキと自分らしく生きていくサポートをしていこうと改めて固く誓う宮田でした。

それではまた。

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