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「やろうと思ってもできない…頭では分かっているのに」は幼少期のホメオスタシスが働いてる 価値のリノベーション 認知的脱フュージョン

こんにちは
幸せになる脳を育てる
カウンセラー/コーチ 宮田です。

頭では分かってる。ちゃんと理解している。後はやればいいだけと分かっているのに…それができない、やらなきゃって思いながら動き出せないのは、幼少期のホメオスタシスが働いていから、認知的脱フュージョンのワークでその根本原因を見つけに。

根本の正体を見つけに行くと大体が幼少期にできた生き残るために身につけた、生存戦略ってことに。
幼く未熟な時はそれは生き残るために必要で価値あるものだった。


そもそも「生物は遺伝子の乗り物に過ぎない」と進化生物学者ドーキンスが『利己的な遺伝子』で言ってるのだけど、遺伝子を次に繋ぐため生き残りやすいことを優先するんですよね。

何も自分ではできない赤ちゃんが生き延びるためには誰かの庇護が必要で、見捨てられたら死んでしまう。
大人になって一人で生きていけるようになっても、見捨てられたら死んでしまうんじゃないかってどこかにあって、無意識に見捨てられない行動をしていたりするのだけど、それは本当に人それぞれのやり方で、幼少期にオリジナルの生存戦略としてのそれぞれの方法で能力を身につける。

その能力は必要で身に付けたのだけど、成長すると子どもの頃に身につけた生存戦略に不都合が起きる時があるのよね。
もうそのやり方は辞めなきゃ、それ以外に価値がないみたいになってると次に行けない、新しいことができないよってことなんだけど、今までのやり方って当たり前になり過ぎていて、何がおかしいことになっているのかに気づけないから厄介なんですよね。

これまで生き延びてきたのはそのやり方のおかげな訳で、それがいけない事だとも思えない、そこを見つけるために脱フュージョンのワークで他人の脳を借りて深掘りしていく。

本能的に避けたいところなので、核心に迫ると脳がフリーズしたり、無意識に話がズレていったり。
ズラしてるとこにも気づかない。

そこで本音を出せないで根っこのところを誤魔化してしまうといつまで経っても本当の原因に辿り着かないので、問題が解決できないので、こうしたら良いよね理屈を頭で理解していてもなぜか出来ないんですってことになってしまうから、ザワザワと感情が動くんだけど覚悟して原因を探るワークに取り組んでいく。


私の場合、忘れていることが多くて幼少期にできたホメオスタシスの原因になる出来事を覚えていなかったりするのだけど、記憶って結構いい加減なものなので、ちゃんと覚えてるとかあんまり関係ないのかもね。

それでも割と細かく出来事を記憶してたりすることもある。
それってよっぽど大事にしたいきおくなのね。

昔の話をよく覚えていらっしゃる方もいるけど、その記憶ももしかしたら自分が勝手にそう思っているだけで、本当のところはわからなかっりして。

人って都合よく記憶を捏造してたりするから…
ややこしくなって、困ったものです。

自分のことを深く深く掘り下げてみると、絶対に間違いないって思っていた出来事も違う角度から見ると怪しくなってきたり…

それも脳が自分の都合の良いように情報を集めてくるからなので、絶対ってないんだなって思う。


生き残りをかけた生存戦略ってそう簡単に変わるものでもないと思いますよね。
それって死ぬか生きるかぐらい思うほどに価値あるものだと思ってる訳だし、そうそう手放せないって。

それにわるいことでかなったりするし…
私って「人としてどうなの?ちゃんとしなきゃ」っと言ったりやったりしてるらしい。無意識なので気づかなかったけど。

人としてちゃんとした行動するのって悪くないじゃないですかー

でも、今それが不都合を起こしているなら、その生存戦略で身につけたものの価値を見直してみると見える世界がガラッと変わったりして、面白い。

幼少期のホメオスタシスのおかげで育った能力を今の自分に合わせて価値もリノベーションして、認知的脱フュージョンしよう。

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