記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ウムランギジェネレーション プレイ感想

※「ウムランギジェネレーション」のネタバレを含みます。

「ウムランギジェネレーション」とは

破滅が迫る
クソみたいな未来を
好き勝手に撮影しよう

マイニンテンドーストア リリース文より

ローポリで描かれた近未来(?)のニュージーランドを舞台に、写真を撮影するゲーム。

独特なグラフィック、クールなサウンドトラック、そしてセリフを一切用いることなく描かれた終末世界が魅力のゲームです。

こんな感じのグラフィック

のんびり撮影を楽しめる

普段からスクショを撮ってばかりの自分にとっては、楽園のようなゲーム。
全編がカメラモード。

ステージ開始時の演出がクール

ゲームの目的としては、ステージ毎にお題があり、それに沿って撮影をするというものがある。
「ステージのどこかにいる猫と鳥を、同じ写真に収めてください」というような感じ。

猫と鳥、のシルエット

それに従って遊ぶだけでもそれなりに面白い。
3D版ウォーリーを探せ、とでも表現しようか。

ただ、このゲームの一番面白い部分はお題に従う部分ではなく、好き勝手に写真を撮る部分にあると思う。

フィルムの残数が許す限り、自由にステージを散策し、自由に撮影が出来る。
撮影後は写真にエフェクトを施すことで、エッジの効いた一枚に加工することも可能だ。

彩度を高めて、現実離れした一枚に

そんな風にプレイを重ねていく内に、主人公の暮らす終末世界の輪郭が徐々にはっきりしていく。

終末世界では誰もが無力

謎の存在により、世界は終末へと向かっている。人々は必死に抵抗をする。
犠牲になった者も描かれる。

傷を負った兵士

かと思えば、街でぼーっと佇む人、たむろって過ごす若者たち、裏路地でVR(?)に興じる者…と、まるで危機感を感じない様子もうかがえる。

DLCのマクロ編では、本編の前日譚が描かれているが、そこでも人々の様子は様々だ。

駅前で佇む人

一貫して表現されているのは、「無力感」か。
人々がそれぞれどんな風に過ごしていようが、やがて訪れる終末を止めることは出来ない。
そんな無力感が、ゲーム全体に霧のように漂っている、ように思う。

そんな世界で、主人公が行う「写真撮影」には何の意味があるのか?
エンディング(と、そこに至るまでの演出)は必見。

街中に散乱する新聞等から、世界観に関する考察をすることも

お気に入りの写真

何枚か掲載します。

ポスターの出来がいちいち良いんだよな
魚眼レンズで撮影。進行に応じて機材も充実していく
みんな大好き眼鏡のお姉さん
メトロがロケーション的に一番好き
色調をいじるのが楽しい
ネオンといい、世界観としてはサイバーパンクを意識しているのだろうか
友達。いつも一緒にいてくれる
これには笑った
コンテナを酒場に改造している。最高
考察が捗る一枚
日本のアニメの影響も感じられる

プレイするきっかけ、助けになった記事や動画


ウムランギジェネレーションを知るきっかけになった記事。

もともとArctic Eggsについて調べていたら、こちらの記事でウムランギジェネレーションについて触れられていて、それで知りました。
この記事を拝見しなければ、プレイすることは無かったかもしれません。


攻略の参考にさせていただいた記事。

「ブロークンハートのペンダント」ってどこにあんの…?とUN基地をさまよい、ギブアップ。
「ブロークンハートのペンダント ウムランギジェネレーション」と検索すると、こちらの記事がヒット。
無事に撮影出来ました。

よくよく見ると、フォローさせていただいているユーザー様の記事でびっくり。
閲覧する数時間前にアップされたばかりの最新記事でした。
いつも記事を楽しく拝見しております、この度は本当に助かりました…!


コンプリート要素の収集の際、参考にさせていただいた動画。

本編の内容のみですが、動画で各ステージのコンプリート要素について徹底解説されていました。

この世界をどんな風に切り取るのかは、あなた次第。
気になった方は是非。

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?