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相思相愛?なゲームと音楽

ジャンルの異なるエンターテインメント同士であっても、互いに影響を与え合う、というのはままあることだと思います。

この記事では音楽からインスピレーションを受けたゲームと、ゲームからインスピレーションを受けた音楽を紹介します。

※2024年2月20日投稿、2024年2月22日追記。

音楽愛溢れるゲーム「Hi-Fi RUSH」

いつか遊んでみたい!「Hi-Fi RUSH」

2024年2月16日、マイクロソフトによる公式番組「Official Xbox Podcast」が配信され、「4つのXboxゲームタイトルをより広いコミュニティに向けて提供していくこと」などが発表されました。

筆者は今回の発表を「今まではXboxでしか遊べなかったタイトルが、今後他のプラットフォームでも遊べるようになる」と捉えています。

筆者がXbox向けのゲームタイトルの中で、一番魅力を感じているのは「Hi-Fi RUSH」です。

※「Hi-Fi RUSH」が今後様々なプラットフォームで遊べるようになるかは、2024年2月20日の時点でまだ分かりません。

追記:PlayStation 5での配信が決定しました!
3月19日に発売する模様です。

新感覚のリズムアクションゲーム

「Hi-Fi RUSH」について知らない、という方は是非トレーラーをご覧下さい。

単純なアクションゲームではない。「音ゲー」と呼ばれるようなジャンルのゲームでもない。
「リズムに乗って操作をすることで爽快なアクションを繰り出す」といった新感覚のゲームのようです。

めっちゃ面白そう。
今自分がやりたい要素が詰まったゲームのようです。
かつての3Dソニックシリーズのように、スピード感のあるロック音楽を聴きながら、マップを駆け抜けたい。

「Hi-Fi RUSH」から感じる音楽愛

「Hi-Fi RUSH」では既存のミュージシャンの楽曲をゲーム内のBGMとして取り入れています。

日本からはなんとNUMBER GIRLの楽曲がラインナップ。
スタッフの方がこだわってセレクトした楽曲群がゲームを彩る…どころか、リズムに乗ってアクションを行う今作にとってはキモになっている部分でしょう。

音楽を愛し、音楽から影響を受けて制作されたであろう「Hi-Fi RUSH」、是非プレイしてみたいものです。

ゲームからインスピレーションを受けた音楽

反対に、ゲームの要素を楽曲等に取り入れているミュージシャンもいます。

もっとメジャーな例がありそうですが、この記事ではこちらを紹介します。

1.Beck「Hyperspace」

2019年に発売されたBeckのアルバム、「Hyperspace」は、アーケードゲーム「Asteroids」に実装されていた「ハイパースペースモード」から着想を得て名付けられたそうです。

「Asteroids」はシューティングゲーム、「ハイパースペース」は瞬間移動を行い、危機をやり過ごす為の機能、とのこと。

カタカナで「ハイパースペース」と書いてあるジャケットが当時話題になっていたと思います。

2.yeule

yeuleはシンガポール出身のミュージシャンです。

「ユール」とは、「FINAL FANTASY XIII-2」に登場するキャラクターの名前であり、yeuleというアーティスト名の由来になっています。

奇抜なビジュアルに面喰らうかもしれませんが、サウンドは幻想的で、不安定な精神世界を感じられるようで素晴らしいと思います。

3.Nap Eyes「Dark Link」

カナダのロックバンド、Nap Eyesの楽曲「Dark Link」は、なんと「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の登場キャラクター「ダークリンク」が題材となっています。

ダークリンクは水の神殿に登場する、いわゆる中ボスで、主人公リンクの影のような敵キャラクターです。

楽曲の中では「水の神殿にダークリンクがいること」や「剣や盾を使った方法や、メガトンハンマーやディンの炎を使ったチープなやり方で倒される運命にあること」が描かれています。

メンバーが何を思い、表現しようとしてこんな曲が生まれたのかは謎ですが…妙にセンチメンタルな曲調も相まって、時のオカリナをプレイしていた頃を思い出させる味わい深い楽曲だと思います。

みんなゲームが好きなんでしょうか…。
なんだか親近感を覚えてしまいますね。

以上、互いに影響を与え合う、ゲームと音楽の素敵な関係を紹介した…つもりです。

今回の記事は以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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