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玲愛と勇介の出逢い②

玲愛と勇介の出逢い②

玲愛は勇介に声かける前にとあるショップへ寄っていた
(楽しみにの一つ、此処にも寄りたかったから・・・)

それはチョコレートフェアがやっていてショップに寄ると、美味しそうなチョコレートがたくさんあり味見も出来て選ぶのに迷っていた

(勇介さんにも買っていこう)

可愛い包みの小さなチョコレートを、自分用と勇介さんの分も友人のゆかりの分を購入してから部屋へ戻る途中にラウンジで勇介を見つけて声をかけたら・・・

『一緒に如何です』と誘ってくださり玲愛はお言葉に甘えてご一緒の時間を過ごさせてもらった
勇介さんとまたお話してお誘いを受けて・・・時間になったら迎えに行きますっと言ってくださった

勇介さんが迎えに来る時間が迫っていて(そろそろ着替えの時間・・・・)玲愛は着替えようと席を立ちキャリーケースを開けてアクセサリーを選んだ

友人からプレゼントで頂いた髪留めを出してヘアースタイルを整えて飾る・・・・(勇介さん褒めて下さるかしら?・・・)

わ、私ドキドキしてる・・・逢ったばかりの男性の勇介さんにときめいてる?ドキドキしながら待っているとチャイムが鳴りドアを開けると・・・

(勇介さん)

『玲愛さん・・・・お迎えに来まし・・た。あれさっきとは・・・印象が違うね、素敵』
『変ではないですか?』
『とっても魅力的で俺、一瞬見惚れてしまった・・・よ』
『ちょっと待っててください(バッグと手提げ袋を持って)。お待たせしました』

部屋を出て勇介と玲愛は歩いて・・・エレベーターの中で勇介から

『ホテルのBARに行きましょう、玲愛さんは行ったことある?』
『始めてです勇介さんはありますか?』
『何度かあります。仕事の後にひとりで飲んだりですね』

(エレベーターが2階に着き勇介のエスコートでBARに到着)

案内された席はカウンター席で再び気遣いの言葉をかけられて席に座る

『ありがとうございます勇介さん』
『此処段差になってるので気をつけてください』
『はい』

席に座り良い雰囲気の空間のBARで緩やかな音楽が流れている

『玲愛さんは何飲みますか?俺はシンガポールスリリングにします』
『期間限定のカクテル美味しそうですので・・・・ストロベリーテイラミスにします』

『それと何か頼みましょう』
『勇介さんにお任せします』
『わかりました』

勇介はバーテンダーに伝えた

『ストロベリーテイラミス、シンガポールスリリング、それとこれとこちらを』

『かしこまりました』

『勇介さん?こちらをお渡しします。チョコレートなのですが、美味しそうなチョコレートを見つけたので勇介さんにも』
『頂いてもいいの?』
『はい、お仕事の息抜きにでも』
『玲愛さんありがとうございます』

そして・・・・
『失礼します、シンガポールスリリングです。こちらがストロベリーテイラミスです』

『乾杯しましょう』
『お疲れさま?がいいかな?・・・それとも』
『出逢いに乾杯がいいですか?』
『そうだね』

『出逢いに乾杯』
『乾杯』

『甘くて美味しいです。玲愛ひとりで入った事ないので誘って下さって嬉しいです』
『女性ひとりって入りづらいよね?』
『玲愛はひとりでは入りづらくて・・・・』(勇介さんから言われた言葉に驚く・・・)

『玲愛さんさえ良かったら俺付き合いますよ』
『そ、そんな悪いですよ・・・』
『忙しい時は無理ですが・・・玲愛さん新横浜から乗って来てたから住まいは横浜?』
『横浜市内です。』
『横浜良いよね?俺の仕事関係で横浜も何度か行くよ』
『そうなんですか?・・・・勇介さんは都内ですか?』
『俺は都内に住んでる。』
『逆に私は仕事で都内によく行きます』

お互いの話を伝えあった勇介と玲愛

『玲愛さんもひとりで仕事してるんだね。実は俺も同じで住まい兼会社が一緒』
『勇介さんも独立してお仕事を?』
『そうです・・・・大変な事も多いですけど』
『ホントに大変な事も多いですね~』
『玲愛さん笑うと可愛い』
『そ、そうですか?』

玲愛は始めて逢ったとは感じられないくらいに話が弾む

『勇介さん・・・・』
『どうしました?』
『明後日に帰られるって言ってましたよね?』
『明後日には戻るよ』
『帰りの新幹線一緒に帰りませんか?』
『実は・・・・俺も同じ事を思っていたんだ。明日は予定があるので玲愛さんも旅行の予定あるでしょ?』
『はいホテルに戻るのは多分21時頃になってしまうので』
『それ以降に連絡取り合わない?玲愛さんさえ良ければ連絡するよ』
『連絡してもらっても良いですか?』

『わかりました!連絡しましょう』
『勇介さんありがとうございます』
『礼を言うのは俺の方・・・玲愛さん次は何飲む?』

『勇介さんが飲んでる・・・・し、シンガポールスリリングでしたっけ?』
『そうシンガポールスリリング』
『それ飲みたいです』
『俺は同じものにするから頼むね』

勇介はバーテンダーに伝えた