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悲しむ暇なんてありゃしない③

通夜の夜・・・
あ、二重の夜だw
キニシナイ キニシナイ・・・

棺に入った夫は式場にそのまま
といっても、家族葬専門の斎場
ほぼ一軒家感覚なので
奥の部屋と行ったり来たり

娘たちは疲れたんだろうな
いつの間にか奥の畳の間で寝てたので
義母が布団をかけてくれてた
娘たちなりに私を支えようと
あれこれ気遣ってくれてた
社会人になってて助かった~

私はほぼ彼のそばで過ごした
最後のお別れとかそんな感覚でもなく
ただ、いつも通り、家で車で話すように
ぽつりぽつりと話しながら
現実味がなさ過ぎて号泣もできず

思い返してみれば
この時、やっと二人で話せた時間だったね

夫両親がたまに夫を見に来て
力なく会話していく

考えてみれば「子」が亡くなるって
私以上に悲しいんじゃないかって思うと
なおさら泣けない
私がしっかりしなきゃ!って思いが倍増!

なんだか、あっという間に朝が来て
荷物の整理や告別式の準備が始まります

やっぱり、
悲しむ暇なんてありゃしませんね(;^ω^)

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