見出し画像

1~3月のティータイム記録

 2021年の最初の3か月。
どんなに忙しくても疲れていても、本や新聞を片手にのんびりお茶する時間は手放したくないな。そこに、美味しいお菓子があれば嬉しい。

画像1

2021年1月
 大好きな場所。リッツ・カールトン大阪のロビーラウンジにて、モンブラン。洋酒の効いたちょっとネットリめのマロンクリームに、ふんわりと粉シュガー。中に隠れたカシスのジュレの酸味とマロンクリームの甘みが口の中でまじりあう。この日のお茶はダージリンのサマーゴールド。ケーキのプレートはノリタケのアルマンド、ティーカップ&ソーサーはウェッジウッドのアレキサンドラ。

画像2

 1月、続いて大阪マリオット都ホテルのラウンジプラス。天井が高くて解放感があるこちらもお気に入り。ガナッシュとプラリネ、チョコレートクリームを重ねた濃厚なチョコレートケーキのお供はTWGのニューヨークブレックファスト。カップ&ソーサーはウェッジウッドのスイートプラム、ケーキのプレートは不明。

画像3

 これも1月。阿倍野近鉄6階のチーズケーキ専門店「フォルマ」にて、フォルマ紀行。この時のお茶は確か、アプリコットティーだったはず。カップ&ソーサーはウェッジウッドのワイルドストロベリー、プレートはどこかで見たような気もするんだけど、なんだっけ。大阪で、美味しいチーズケーキが食べたい時はたいていここ。ただ、(離れた席にいても聞こえる声で)マスクもせずおしゃべりに興じている人たちがいて、このご時世にちょっと・・・。

ネットを見ていて思い出した。このプレート、スージー・クーパーの「グレンミスト」じゃないかな? (・・・4月10日に追記)

画像5

 2月になって、再びの大阪マリオット。この日のお目当てはこのゴージャスなパルフェ・ド・フレーズ。一番上には大きな苺、ヘタは取り除いてあるんだけど、飴細工でヘタに模したものを作ってつけてあるという遊び心。カットした苺の他、バニラアイスやホイップクリーム、苺ジュレに砕いたナッツなど層を重ねてあって凝った作り。注文から出てくるまでに時間はかかったものの、満足。飲み物はついてこないので、別に注文する必要あり。この少し前に、モロッコ大使のお国自慢を紹介する記事でモロッコのティーセレモニーのことを読んだばかりだったので、そのイメージだけでも楽しみたくて「モロッカンミント」にしてみたよ。

画像4

 再びのリッツ・カールトン大阪ロビーラウンジ。甘さ控えめ、洋酒の効いた大人向けのチョコレートムース。表面にはココアパウダー、ムースの中にはフランボワーズのジュレとホワイトチョコレート、酸味と甘みがほろ苦いココアパウダーとまじりあう。この日のお茶はアッサム・バリを。最初の2杯ほどはストレートで、3杯目からはミルクとお砂糖を入れてミルクティーに。ちなみに、上に載っているチョコレートのプレートは残しておいて最後に食べる派。プレートはウェッジウッドのアレキサンドラ、カップ&ソーサーは同じくウェッジウッドのローズゴールド。初めて見たんだけど、これかわいいな。

画像6

 3月に入って、大阪マリオット都ホテルのラウンジプラス。階下のハルカス美術館で開催中だった展覧会を鑑賞した後、ゆっくりと余韻にひたる時間。苺は私の好きな果物の一つで、春は苺を使ったお菓子が多くて嬉しい。まずはフレジエ。

画像7

 さて、数日後のこちらも同じく大阪マリオットだけど、平日の明るい時間だというのにラウンジプラスが満席。同じフロアのバーにてケーキとお茶をいただくという奥の手。こちらは苺ショート。スポンジはふんわり、ホイップクリームもふんわり、苺は新鮮でジューシー。この苺ショート、気に入った。
・・・・・・

画像8

 これも平日昼間なのに、立ち寄った馴染みのカフェ2軒が満席で断念。座ってお茶できるところを、と探して見つけたカフェ。2月に開店したばかりらしい。老舗洋食屋さん系列で軽食も出している、というか軽食メインなのかな。ベイクドチーズケーキ、セット価格で220円プラスでダージリンティーを。ケーキはややあっさりめかな。ちょっと気になったのが、テーブルの間隔が狭いこと。申し訳程度にテーブルの上に透明ボードが置いてあるものの、人が座るソファや椅子の間には仕切りになるものはないので、お互いがちょっと手を伸ばせば触るような距離。なのに、離れた席が空いていても詰めて座らせるのはこのご時世にはどうかと思った。(一応店名は伏せとく)

 さて、混乱・困惑続きだった年度が終わった。今後もまだまだ色々な「自粛」が求められる日々が続くのだろう。大学進学以降、当たり前のように行き来してきた京都だけど、年が明けてから一度も行けていない。否、行っていない。どうしたって「不要不急」になってしまうので、我慢している。いや、用はあるのだけど、大阪で「変異型」が急増している今じゃなくてもいいだろう、と。気兼ねなくまた京都の通りを歩ける日が遠くない先にあることを心から願っている。

読んでくださって嬉しいです。サポートいただけましたら、今後の記事執筆のために役立てさせていただきます。