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[MLB]コロラドの未来を考える...


始めに

2023年シーズンが終わり、MLBはオフシーズンに入りました。
私が最近贔屓にしているNL 西地区のコロラド・ロッキーズは球団創設以降初のシーズン100敗を記録し、59勝103敗(勝率.364)という結果になりました。
西地区首位のドジャースとは41ゲーム差、4位のジャイアンツにすら20ゲーム差をつけられる悲惨さです。
初記事となる今回はこのロッキーズの2023年にフォーカスしたいと思います。

自己紹介

まず記事を書いてる私のことを少し紹介させてください。
名前はエンブレルといいます 名前から察せると思いますが、キンブレルが好きなMLBのファンです!
今贔屓にしているチームはNL西地区のロッキーズとNL中部地区のパイレーツです。
これからよろしくお願いします。

2023年のロッキーズ

今年のロッキーズはとにかく弱かった
地区1位のドジャースとは41ゲーム差、4位ジャイアンツとも20ゲーム差離され 地区優勝争いやワイルドカード争いに絡むこともなく終わりました。
暗い話題が多い中、明るい話題も多くあったので紹介します。

今季のNL西地区順位 

新人のドイルが初のゴールドグラブ賞

新人ながらセンターを守るブレントン・ドイル(25)が見事ゴールドグラブ賞に輝きました。

ドイルのすごさは、指標を見ることで浮かび上がってきます
下の画像はBaseBall Savantで見ることができるドイルの指標です

BaseBall Savantでのドイルの指標

ドイルの指標で特筆すべき点はFielding,Runningの欄の指標です。
OAA(Out Above Average)が上位1%
※OAAとは、野手が平均よりどれだけ多くのアウトを奪っているかの指標
Arm Value(補殺),Arm Strength(肩の強さ)の指標も上位1%
Sprint Speed(走塁時の一番速い1秒間をトップスピードとして抽出した数値)も上位2%です。
ドイルの守備走塁における貢献度はMLBトップクラスに値するのでGG受賞には納得です。あとは苦手とされているパワーを伸ばせばMLBを代表するセンターになるのも遠くはないでしょう。

もうちょい打ってくれると嬉しいな

ノーランジョーンズが新人王投票4位

こちらも明るい若手の話題 新人王資格を持ってシーズンに入ったノーラン・ジョーンズ(25)が大活躍。新人王投票では4位になりました。
ジョーンズは2022年のオフにCLEとの交換トレードでCOLに来ました。

NL新人王投票の内訳

WARはキャロル、千賀に次ぐ3位 OPS,SLGなども(球場の影響もあるだろうが)票が投じられた選手ではTopです。

BaseBall Savantでのジョーンズの指標

ジョーンズの指標で特筆すべき点はBarrel%,BB%の高さです。Barrel%はMLB上位6%,BB%はMLB上位15%以内に入る優秀さです
またFieldingでも肩に関しての指標はTopクラスになっています。
三振をもうちょい減らすことができれば3割打てて20HR+は打てるようになりますね。来年以降も期待したいです!

他にはキャッチャーのエリアス・ディアスがオールスターでMVPなど目覚ましい活躍をしていました。

見えた課題

今年のロッキーズは歴史的なひどいシーズンを送りました。
特にひどかったのは投手陣。今シーズンは故障者が多く、1年ローテーションを守ったのがフリーランドとゴンバーの2人しかいない状況でした。
球場の地理的条件上仕方ないことではあるのですが… 今シーズンの投手防御率はMLBワースト1位の5.67です。
今シーズン特にひどかったのはWHIP,MLBワースト1位の1.545を記録してしまっています
つまり、無駄なランナーを出しすぎてしまっていることが分かります。

来シーズンは無駄なランナーを出さないようにすれば、少なくともチーム防御率やWHIPなどが下がると思います。個人的にはFAよりは育成重視したい派なので、制球の良い投手を育成してくれれば今後も今季よりいい成績を残せるのではないかなと思います。

最後に

今シーズンは球団創設以降初の100敗を記録するなど、屈辱ととってもいいシーズンを送りました。
今シーズンの戦いで見えてきた課題を今後数年かけてでも直していけば少なくとも最下位からは脱却できるでしょう。
今後もMLBに関する記事を中心に書いていこうと思います。
文章が変になってしまう時もあると思いますが、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。

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