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キマワリ全カード解説


前書き


キマワリの日おめでとう。
筆者は昔からキマワリが大好きでいつもキマワリの明るい笑顔に惹かれていた。
ある日、筆者は全種類のキマワリのカードを集めてみたいと思い、あらゆる人に協力してもらい、あらゆるカードショップを巡った結果、日本語の全ての種類のキマワリを集めることが出来た。

今回はそんな筆者がキマワリカードに対して思ったことや対戦面での強さ(旧裏やサンムーン以降のカードは実際使った強さ、Eシリーズ~レジェンドは戦ったことないので調べた情報など)をただ語ろうと思う。
割と自分のメモも兼ねている。
もしキマワリの日のタグから来た人がいたら知らないキマワリのカードを見つけることが出来るかもしれない。


キマワリ(金銀新世界へ:2000年02月04日発売)


初めてカード化された「キマワリ」。夏に咲くアジサイやヒマワリが描かれていて夏を連想させるのが好き。「ヒマナッツ(neo1)」と同じイラストレーター(姫野かげまるさん)ではあるもののドア(窓?)の形が違うので同じ個体とは限らない。

また「ポケモンカードイラストコレクション」の「町、人とくらすポケモン」の項目にてこのカードが紹介されており、そこで夏になると似ている花が咲く国があると記載されている。いったいどこの国なんだろうか。きれいな縁側がある国なんだろうな…

対戦において、単純にスペックが足りてない。そもそもコインが全部裏なら0ダメージでこんらんと言うのは流石におかしい。これより前に収録されたわるいラフレシアはコインが2枚以上表の場合しかこんらんにならなかった技が開発されたのに何故こっちにしなかったのか…
この「キマワリ」が弱い理由はおそらく進化前の「ヒマナッツ」の技「こうごうせい」がぶっ壊れ技だと勘違いされた結果その進化系はあえて弱く作ったのではないか推測しているが真相は不明。

何故か、あきらかHPも技威力も負けてるラフレシアよりレベルが高くラフレシアがレベル35でキマワリがレベル36…一体何が基準で決まっているのだろう。


ポケモン育て屋夫婦(目覚める伝説:2000年11月23日発売)


キマワリ2匹が育成されている様子が描かれている。夕方のキマワリのカードはこれだけで全体的に暗くなっている。
ポケモンカードイラストコレクション」によると子供が独り立ちして今は二人暮らしの老夫婦が仕事を終えたイメージらしい。

一緒に書かれているカイリューは当時進化レベルが最も高く進化までが遠いポケモンだった、またキマワリも当時虫取り大会という金銀のイベントで1位にならないともらえないたいようのいしを使わないと進化できないとても進化が難しいポケモン。進化の難しいポケモンを進化させることが出来るこの夫婦はとても腕のいい育て屋なのかもしれない。

またこの「ポケモン育て屋夫婦」は進化カードがサーチできて一見汎用カードのように見えるが、無殿堂だとパソコン通信、殿堂ルールだと「ポケモン交換おじさん」がより多くのカードを確定でサーチ出来るのであまり出番はない。とはいえ書いてあることは弱くないので殿堂ルールにてポケモン交換おじさんだけでは枚数が足りない場合に使うことがある。


やさしいキマワリ(光そして闇:2001年04月20日)

イラストいっぱいに広がる笑顔がとても素敵な1枚。満面の笑みが非常に可愛い。

neo4故に見つけにくいものの、レアリティはコモンなので他のやさしいポケモンよりは見つけやすい。またやさしいポケモンかつコモンカードはこのやさしいキマワリしか居ないので「なんでもいいのでやさしいと書かれた旧裏カードが欲しい」というコレクターがいたらとりあえずやさしいキマワリを探すことをオススメしてあげたい。

上の技「ひざしをかえす」は一見すると強そうだが…「メガニウム」という強力なライバルがいるためあまり活躍できていない。せめて無色や加速の貧しい闘ポケモンに加速できていたら何かあったかもしれない。

※追記2024/07
現代旧裏において「メガニウム」と「やさしいキマワリ」を組ませて「ナッシー」を強く使うデッキは凄く使いやすいと感じた。

下の技は何故か草3つで40ダメージしかない「ソーラービーム」第1弾ジュゴンが水水無で50ダメージ出せたのに何故エネ拘束がキツくなったうえで打点が下がってるんだろうか…せめて草無無40ダメージならニコタマ貼って日差しをかえすから次のターンに草を貼ってスムーズに繋げれていいアタッカーになれたのに…


キマワリ(神秘なる山:2002年10月04日発売)


※ファーストエディションマークの有無が存在する(右下の1にEDITIONと書かれたマーク)

滝の近くの木の枝という厳しそうな場所でたくましく生きているキマワリ。何故こんな危険な場所にいるのだろうか?滝が近くあること同じ弾の「ヒマナッツ」の近くに住んでいるのかと思ったがヒマナッツのイラストを見るに滝の近くに木がはえている場所が無いのでおそらく別の滝だろう。

Eシリーズ5弾という一番ポケモンカードが売れてない時期のカード故に見つけること自体が困難となっているが、幸いにもコモンなので見つけてしまえば安く買える。
また強さに関しては自分があまりeシリーズに詳しくないため強いかよくわからないもののこのカードもおそらく使われていないと思う。エネ加速したいなら「フシギバナ(e1)」の方が強そうだし…まあでも、山札から加速できるメリットもある。

ころばすは普通の技、くさむすびのように草を使ってころばすのか足払いをしてころばすのかそこもわからない。ていうかこんな足場の悪い高そうな場所でころばせてくるとは笑顔に似合わず恐ろしいワイルドなキマワリなのかもしれない。

また、ビードル(みだれづきe5)、コンパン(e5)、ホーホー(e5)を集めるてカードeリーダーに読み込むと「おしえてホーホーせんせい」というゲームが遊べる、ゲームとしては「ポケモンスタジアム2のピッピのゆびふりきょうしつ」とか「マリオパーティ2のおしえてステップ」のようなダンスを記憶するゲームで←↑→↓ABの6パターンを最大(多分)7個暗記するゲーム

なんと、プレイ動画を撮影してきたので、どんなゲームか興味ある人は見てみるといい

スクショ
ポケモンスタジアム2のピッピのゆびふりきょうしつ
マリオパーティ2のおしえてステップ
ビードルは同じ弾に2種類いるので注意

縦に読み込むと技の使い方が見れる。
自分に付けれるかどうかは当時の子にはわかりづらいところなので説明してくれるのはありがたい。
そして安心できない「安心だね!」


キマワリ(金の空銀の海:2005年04月08日) 


※ファーストエディションマークの有無が存在する(左下の1にEDITIONと書かれたマーク)

同じ弾のヒマナッツと同じ場所に生息するキマワリ(あるいは進化したのか)。ヒマナッツは葉っぱの根本が見えるぐらい小さかったのに対してキマワリになると先端まで見えるぐらい大きくなっているのが細かくて好き。

2023年現在唯一のキラカードのキマワリ!!今までは進化系でありながらコモンであることも多かったのでちゃんとキラカードになれたのはとても良いこと。
※追記2024/07
現在はアートレアが追加されそちらもキラカードではあるので唯一では無くなった
とはいえ純粋に光ってるレアとして収録されるキマワリは今でもこれだけ

技の「げんわくダンス」はダブルバトルで、あれば2匹ともこんらんに出来る。凄くキマワリが覚えそうな技名で好き。(ゲームで似たような技であるフラフラダンスは覚えない)

そして「グリーンブラスト」は当時「パラセクト」と組み合わせて使われてたらしい。草エネルギーを加速して一気に大ダメージを出すのに使われていたらしい。メジャーではなかったものの一応結果も残してるデッキだったようだ。

キラカードなので秘密のコードは1種類のみ(左下の文字列)
C86-CX8-ESRとなっている。


キマワリ(ひかる闇:2007年07月05日発売)


※ファーストエディションマークの有無が存在する(左下の1にEDITIONと書かれたマーク)

公式サイトの画像が小さい

ポケパワーくさぶえ

自分の番に1回使える。自分のポケモン全員から、ダメージカウンターをそれぞれ1個ずつとる。このポケモンが特殊状態なら、または、この番に、すでに別のポケモンの「くさぶえ」を使っていたなら、このパワーは使えない。

ワザ はなびらのまい30×

コインを3回投げ、オモテ×30ダメージ。オモテが2回以上なら、自分をこんらんにする。

図鑑説明
あたたかい ひざしが エネルギー。 たいようを おいかけて いどうする しゅうせいで しられている。
イラストレーター Mitsuhiro Arita

見上げたアングルのキマワリ!!ヒマナッツの視点だろうか。凄く頼もしく見えて好き。キラではないものの一応レアなので見つけるのは難しい。(当時拡張パックをちょくちょく買っていて結局自引き出来なかった苦い思い出)

そして初めてのポケパワー持ちのキマワリで効果は凄くシンプルなので強い使い道は無さそうだが。技はなびらのまいはしっかり「おもてが2回ならこんらん」というテキストが追加されている。金銀新世界へのキマワリに比べて成長している。上が回復能力で下がはなびらのまいと言われると旧裏の「ラフレシア(ジャングル)」を思い出す。


キマワリ(ハートゴールドコレクション:2009年10月09日発売)


(ミラーバージョンあり)
(ファーストエディションマーク無しは存在しないと言われている)

今のところ唯一の粘土キマワリ。商品化しないかな…
古いカードが混ざっているストレージ漁ってるとそこそこの頻度で見かける、運がいいとミラーの方が出てくるかも。

強さとしてはたいようのめぐみが強く「みんなでアタック」「ワタッコ」と組み合わせるデッキがあるらしいが、WCS2010においてシニアを勝ち抜いたワタッコデッキにはキマワリは入っていなかったらしい…

キマワリとサンムーンレギュのジュプトルと特性と技名が完全一致してて立場を奪われたと一時期話題になった。


エネコストとにげエネと進化の有無が違う

完全一致しかもこっちは進化出来てちょっと強い

キマワリはポケダンの公式アニメでも出番を取られているので仕方ないか(こっちは話の流れ的にジュプトルにするべきだけど…)

左が時の探検隊、闇の探検隊の頃のアニメで右が続編の空の探検隊の頃のアニメ


BW,XYのキマワリ


この時期、何故かキマワリは一切カード化されていない…BW2なんかはイッシュ図鑑に登録されてるのに…キマワリはレジェンドの序盤からSMの最終パックまでカード化されなかったのでその期間は9年10か月28日(3619日)となる。
もしかしたらヒマナッツかキマワリがユンゲラーみたいに何か問題があってカード化できないんじゃないかと思っていたが後に普通にカード化されたことで"単純に忘れられていた"事が判明…そんなに影薄いかな…


キマワリ(オルタージェネシス:2019年09月06日発売)

枠が小さすぎて体が大きく曲がっている元気一杯なイラスト。ものすごくアグレッシブで好き。ストレージを漁れば簡単に出てくるので手軽にキマワリのカードが欲しいならオススメ。

このカードが出たことにより、キマワリのカード化されない記録は途絶え、全世界のキマワリファンは喜びに包まれた。ついでにサンムーン時点でのキマワリの最大HPも更新したのだが最大90という低い値という…まあ、ゲームでも耐久は高くないし、イメージどおりではある。

技はとても面白く炎ポケモンおよび草ポケモンの技に必要なエネコストを減らすことが出来る。当時は「リザードンGX」と組み合わせて使おうとしたら一瞬でAがレギュが落ちて萎えた悲しい記憶…オルタージェネシス発売が2019年09月06日でAレギュレギュ落ちが2019年11月29日(金)でなんと同じサンムーンレギュなのに3ヶ月しか共存しなかった…もっと遊びたかったけど強さはファンデッキとしては悪くない感じだった。

その後一撃の巻物ごうりきざんと組み合わせていちげきビードルなどの草タイプや炎タイプのたねポケモンをアタッカーにするデッキがありサイドレースに勝てない点が弱いので強くはないが非常に面白い 。

またエクストラレギュには1進化ポケモンを炎タイプに変える「ブースター」もいるので将来なにかの構築に使われる可能性があるかもしれない。特に今は1進化のポケモンexが大量に刷られているのでそのうち何かあるかも。
ソーラービームはサンパワーと組み合わせて使うことでロックデッキ対策になることがあり、フリー対戦で実際使った場面があった。


キマワリ(ロストアビス:2022年07月15日発売)

ひまわり畑にいる様子が描かれているありそうでなかったカード。そもそもヒマワリと一緒に写っているのが金銀新世界へ以来だったりする。日差しが強いのでキマワリの色が他のカードに比べて薄く書かれているのが好き。

これもストレージによく落ちているのでキマワリ好きは探してみよう。

技サンサンビームは最大220ダメージとかなり高くなっており、ポケモンVやたねのポケモンexをだいたい倒せる値となっていて現環境で必要なダメージを出せるようになっていてる。
とはいえ、最大ダメージまでの要求値の高さや、進化前のHPの低さによる対ロスト性能の弱さなどで現在、環境デッキの水準には届いていない…
HP90なので「レベルボール」や「レスキューキャリー」と相性がいいのも長所。

D~Fの頃に「ルリナ」と合わせて使っていたが、マイナーなテーマデッキ相手にはちゃんと戦えるスペックがあったのでいうほど悪くなかった。

E~Gレギュで「パオジアン」のサブアタッカーとし使ってみたがこれも悪くはない感じ、「パオジアン」の「わななくれいき」でキマワリのコストが満たせてなかなか強い。

黒炎の支配者に収録されるはげましのてがみがこのキマワリと相性良さそうなのでまたキマワリ中心でデッキを組みたいと考えている。

2024/7追記
その後HレギュではexたねポケモンですらHP230を越えていることが当たり前となりこのカードでは火力不足になる環境になってしまう。またHPの低いカードを潰すカードも多数登場し、活躍が厳しい状況になってしまう。



コルサ(ジムプロモ第1弾:2023年1月20日配布開始)

キマワリが写ってるわけではないが、何を隠そうこのお方は「なげやりのキマワリの作者!!」キマワリにおもいっきり関係のある人物なので一緒に紹介。ジムプロモ故に入手困難でしかも今は使い道がないけど将来何か可能性があるかもしれないタイプのカードなので他のジムプロモより高めで売られてたりする。

効果は手札をリセットできる効果なので手札が多い時に使うと効果が高く、たとえば「ケムッソ」の「わらわらあつまる」で手札を増やしてコルサを使うと手札を爆発的に増やせる。まあこの使い方は弱いと思うが、将来的には似たような強いカードが出たときにこのように使われるかもしれない。

ちなみにゲームでは何故かキマワリを使ってこない…キマワリは好きそうなのになぜだろうか?
ちなみにキマワリ関連のジムリーダーでいうならゲームではカスミ(ポケモンスタジアム金銀ジムリーダーの城 表)とナタネ(BDSP強化手持ち)、アニメではフクジがいたりする。


タマゲタケ(トリプレットビート:2023年03月10日発売)

ボウルタウンにいるタマゲタケ。なんと後ろになげやりのキマワリが置いてあるため実質キマワリカード。
出来ればもうちょっと横にズレてほしかった…
これもストレージを見れば簡単に見つけることが出来る。
技は構築戦において特に使い道は無いが、トリプレットビートのシールド戦において「トロピウス」がとても強いカードなのでそれを複数並べるのに使えたりする。とはいえ必須カードってわけでもない。


ボウルタウン(トリプレットビート:2023年03月10日発売)

キマワリの聖地ボウルタウン。なげやりのキマワリが小さく写っている。
対戦で普通に使われている汎用カードのため基本的多くのカードショップにショーケースに置いてある(2023年7月現在)。
効果は毎ターンたねポケモンをベンチに出せる効果となっている。
この効果になった理由はボウルタウンの人々がゲーム内で分類たねポケモンであるヒマナッツを所持して事が多いからだと思っている。
書いてあることが強く、特にポケモンを並べることが最重要となる非エクデッキなんかで採用される傾向がある。他にも「ドンメル(クレイバースト)」や「プクリン(クレイバースト)」もボウルタウンが舞台となっているがなげやりのキマワリは写っていないため画像のみ紹介する。

またボウルタウンはその汎用性の高さから何度も採録されている。

svFデッキビルドボックス黒炎の支配者(2023年07月28日発売)

付属の拡張パック(黒炎の支配者)からボウルタウンURが出てくる可能性があってお得。珍しい左下が3文字のボウルタウンだから文字がたくさん書いてあるのが嫌いな人に一番最適なボウルタウン。
他には名前がFで始まるオーダイル(Feraligatr)デッキなんかはこのボウルタウンを使うとオシャレかもしれない

sv4aシャイニートレジャーex(2023年12月1日発売)

シャイニートレジャーのボウルタウン、おそらくカードショップ等に落ちてるボウルタウンはこれが多い。
低レアリティの安いカードをカードショップ等で買う人のボウルタウンはこれかトリプレットビートになってる可能性が高い。

sv4aシャイニートレジャーex(ミラー)(2023年12月1日発売)

ちょっと他よりオシャレに見えるボウルタウン。思ったよりも見つからないのが難点。
ただ、公式スリーブに入れてプレイマットの上に置くと角度によっては光ってることがわからず、相手に認識されにくい欠点もある。
シャイニートレジャーのミラーが全部こんな感じなのかもしれない。


svHMスターターデッキ&ビルドセット「未来のミライドンex」(2024年1月26日発売)

スターターではなく強化パーツとして入っているカード。
未来デッキはテクノレーダーで展開できてミライドンデッキは自身の特性で展開が出来るのでこの2つにボウルタウンが入ることはおそらくない。

このボウルタウンはHMで始まっており、これはヒマナッツをローマ字を書いた時のイニシャルになっている。
ヒマナッツ好きをアピールするならこのボウルタウンが最適だろう。


svHMスターターデッキ&ビルドセット「古来のコライドンex」(2024年1月26日発売)

スターターではなく強化パーツとして入っているカード。
古来デッキは未来と違い、専用サーチが無いのでボウルタウンを入れる選択肢もあるようだ。他にもこのセットに付いてくるスターターに入れてみても強そうだし、未来よりオシャレに使えそう。


バトルマスターデッキテラスタルリザードンex(2024年5月17日発売)

なかよしポフィンが入っていないことで話題になってしまったバトルマスターデッキ。そんな入っていないなかよしポフィンの分まで頑張ってベンチ展開を助けるとても重要なカードとなっているのがこのボウルタウンだ。今もどこかでこのスターターからポケカを始めたばかりの初心者や既にこのスターターを改造して遊んでいる中~上級者を支えているかもしれない。


デッキビルドBOX ステラミラクル(2024年7月19日発売)

なんと発売が追記する3日前で今まで再録の少なかったなかよしポフィンとジェットエネルギーが再録された事で話題になったデッキビルドBOXに収録されているボウルタウン。
これらの汎用カード目当てで買った人がついでにこのボウルタウンを使うかもしれない。
これも左下が3文字なため文字がたくさん書いてあるのが嫌いな人に最適なボウルタウン。
なによりも左下に書かれているアルファベットはキマワリをローマ字で書いたときのイニシャルのK。
これはどう考えても絶対にキマワリのKに違いないのでキマワリデッキを組むならこのボウルタウンをオススメしたい。


ここまで書いといてあれだけど全部同じじゃないですか!!
左下のマークとか対戦中に誰も見ねぇよ!!


ボウルタウンUR(黒炎の支配者:2023年07月28日)

汎用カードなのでURも出ている小さいながらもしっかりなげやりのキマワリも写っている。
絵がカード全面に書かれているが、街自体がドアップになっているため見れる範囲は逆に狭くなっている。その分なげやりのキマワリも大きくなってるからよし(タマゲタケの方が大きく写ってるけど)
ショーケースでかなり高い頻度で見かける。
また、イラストにはグルトンが書かれているが、そこはヒマナッツが良かった…
一応グルトンはボウルタウン周辺に生息しているのでそれで選ばれたのだと思う。


タマゲタケ(exスタートデッキ ジュナイパー:2023年07月07日発売)

またお前か!?
左下のコレクションナンバーとエキスパンションマーク、コモンのマークが無い点が違う。
またスタートデッキ環境においては少ないエネルギーでベンチ展開できる優秀なカード。デッキのほとんどのカードが草タイプなのでデッキのほとんどのたねポケモンが呼べるのが強い。


キマワリ(変幻の仮面:2024年04月26日発売)

謎の緑の空間にいるキマワリ、おそらく雲の影を見るに原っぱに寝転んでいるのだろうか?
両手を広げていて抱きしめてくれそうで可愛い。

ついにHPが100を突破し「かがやくゲッコウガ」の「げっこうしゅりけん」を耐える唯一のキマワリとなった

このカードは最新のカードなので結構ストレージに落ちている…とみせかけて実はいうほど見つからないので注意。最近はストレージも色んなカードが混在しだしてピンポイントで欲しいコモンやアンコモンを見つけるのも若干厳しくなっている気がする。

このパックが発売する直前まで環境トップに君臨していたリザードンexを露骨にメタったカードで相手の場に炎エネルギーが3枚ある場合「ひざしがえし」が60×3で180点となり弱点相手に攻撃すると360点、これは悪テラスタルで草が弱点になっている「リザードンex(HP330)」を倒せる数値となっている。また「リザードンex」の特性「れんごくしはい」は炎エネルギーを場に3枚加速する効果で1回使われるとちょうど「キマワリ」の火力が「リザードンex」を倒せるものになるのはかなり露骨な調整だ。

しかし現実は非常であまりメタカードとして機能していない。理由としてはこのパックが発売されると同時にドラパルトexが環境に登場したからだ。このカードはベンチに60ダメージをばらまくことが出来、それにより進化前のヒマナッツ(HP40)を確1した上で余った2点を別のポケモンに乗せることが出来るからだ。またこのドラパルトexはリザードンexと組むこともありそういった面から自然に相性補完をされており、非常に苦しいハンデを背負うことになる。また、この頃はリザードンが少なかった。

その後次の弾の拡張パックにあたるナイトワンダラーになるころには「ドラパルトex」が減り、「リザードンex」が再び増えてきてこれは「キマワリ」活躍なるかと思われたが、そうはならなかった。理由としては「サマヨール」が存在するからだ。この「サマヨール」は特性により自信を気絶させる代わりにダメカンを5個ばらまける能力を持っており、それを使うと「ヒマナッツ(HP40)」を簡単に瞬殺できてしまうためそもそも「キマワリ」が出る前にきぜつすることが多々ありメタどころか負け筋になっているレベルで活躍しない。

仮にこれらのばらまきカードが出る前でも厳しかった説もあり、「ピジョットex」で殴れば普通に負けたり、上手いリザードン使いなら「ヒマナッツ」が見えた時点で「れんごくしはい」で貼るエネを2枚に絞ったり、1エネを逃げのコストに使ったりなどでわりと簡単に対策出来るため非常に決まりづらかっただろう…

現状はこのような評価だが、このカードも2024年7月現在出たばかりのカードでテキストも独特のため今後なんらかの形で環境に噛み合い活躍するかもしれない。(特にルギアVSTARがレギュ落ちして強力な全てのタイプとして働く特殊エネルギーが出てきて、それを複数枚貼る構築が出てきたら注目だ)

対戦と関係ないが、旧裏のやさしいキマワリのワザは「ひざしをかえす」こちらのキマワリのワザは「ひざしがえし」で名前が若干似ている。どちらもエネルギーを参照する技であるものの片方は草エネルギーをベンチに付ける効果、片方は相手の炎エネルギーで攻撃する効果で色もやることも全然違って面白い

下の技メガドレインは特に目立った特徴のない技だがカビゴンLO相手なら使うかもしれない(勝てるとは言ってない)
またneo1のヒマナッツがメガドレインを覚えていて久しぶりのメガドレインとなる。

キマワリ(AR)(変幻の仮面:2024年04月26日発売)

まさかのアートレア化
表情もポーズも様々なキマワリが5匹も並んでいて可愛い。個人的に左から2番目の子が可愛いと思う。

実は5匹と見せかけて手前にある絵日記に2匹のキマワリが描かれているため実質7匹のキマワリがいる。




夏をイメージさせるカードだが拡張パックの発売は春で季節を先取りする形になっている。(他にも夏をイメージさせるおまつりをテーマにしたカードなども同パックに入っている)

見つけやすさはかなり高くショーケースを見ればかなり簡単に見つけることが出来る。値段も需要の無さから100円切ることも珍しくない印象(2024/7現在)。自分は見たことないけど下手したらストレージに落ちてる店とかありそう。

強さはさっきのキマワリと同じのため省略。好みのイラストの方を使おう。


Sunflora(silvertempestプロモ)

最後がキマワリのカードじゃないのはなんかあれなので海外から追加カード。自分は基本的に言語違いのカードは集めていないのだが、これに関してはイラストが違うので流石に欲しくなって探した。
柵の上で片足で立ってる非常に器用なキマワリ。落ちないか心配なところ。
まず、海外限定なので日本で入手する方法は非常に限られている。そしてこのカードはプロモカード故に流通量が非常に少なくそもそも売ってない事も多い。
自分は海外カードに詳しい方に協力して貰い、なんとか手に入る予定だ。
性能はロストアビスのサンサンビームキマワリと同じ。


あとがき

ここまでたくさんのキマワリを見てきたがお楽しみいただけただろうか。
自分としても記事を書きながら「すっごい笑顔の数」を見ることが出来て「おもわず きぜつしてしまいましたわ!!」。やはり笑顔は人を幸せにするんだなと感じるのだった。

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