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ヒマナッツ全カード解説


前書き

ヒマナッツの日おめでとう。
キマワリの日の方の記事を読んだ方は8日ぶり

筆者はヒマナッツが大好きで、いつもヒマナッツの可愛い瞳に惹かれていた。
ある日、筆者は全種類のヒマナッツカードを集めてみたいと思い、あらゆる人に強力してもらい、あらゆるカードショップを巡った結果、日本語全部のヒマナッツを集めた。

今回はそんなヒマナッツ好きな筆者がヒマナッツカードに対して思ったことや対戦面での強さ(旧裏やサンムーン以降のカードは実際使った強さ、Eシリーズ~レジェンドは戦ったことがないので調べた情報など)をただ語ろうと思う。割と自分のメモも兼ねている。
ヒマナッツの日タグから来た人がいたら知らないヒマナッツカードを見つけることが出来るかもしれない。


ヒマナッツ(金銀新世界へ:2000年02月04日発売)

初めてカード化されたヒマナッツ。
麦わら帽子に入ってるのが可愛いのとヒマナッツの夏のイメージにぴったりでものすごく好き。
また、イラストを担当している姫野かげまる先生からポケモンカードになったワケという本が出ており、4巻ではヒマナッツが主役の話がありこのイラストになるまでの経緯が描かれている。現在は後に紹介するプロモの高騰もあり入手困難なのは残念なところ。

対戦においては旧裏に強いキマワリがいないため対戦ではあまり使われていない…一応こうごうせいって技は弱くはないものの他のエネ加速持ち(カツラのガーディなど)と比べて手札にエネを残さないといけないという条件とコインという条件が厳しく使ってみると揃えることは非常に困難だった。
また旧裏は1エネ20ダメージ出せる炎タイプの数が多くHP40の炎弱点は先攻ワンキルされるリスクも非常に高いので採用には勇気がいる。
ただ、このヒマナッツの技は上の技がエリカのフシギバナで下の技がエリカのラフレシアと同じ技となっている。HPが違うため使い勝手は劣るものの旧裏の2進化ポケモン達と同じスペックを持っているのはある意味強いかもしれない。


ヒマナッツ(光そして闇:2001年04月20日発売)


下から見上げたアングル故にどや顔に見えるドヤナッツ(ドーナッツみたい)なんか頼もしそうでカッコいい。
また夕方のヒマナッツのカードはこれだけで葉っぱの色が夕日の影響を受けて他のヒマナッツと違う色になっている。
また、背景にはおそらく仲間のヒマナッツと思われる逆行で暗くなってる物体がいくつか写っており、ポケモンスナップなら仲間ボーナスが入るところだろうか()
レア度を上げたのはneo4のカードがそもそも見つけずらい、まあでも需要は全くないのでいざ見つけてしまえば安い値段で買えるだろう。
技自体は面白い効果なものの使いずらい「ひざしをあびる」を持っているが、とにかくコイン依存なのが痛く、もしコインに失敗した場合は2エネ貼られているHP40のヒマナッツが棒立ちになってしまい、そのままきぜつさせられたら2エネのボードアドバンテージを失ってしまうので旧裏ヒマナッツの中では一番難しい。
また通常プレイでスカーレットバイオレット現在まで覚えない技「ころがる」を持っている。
何故か知らないけど今後もころがるを持ってるヒマナッツがどんどん出てくる。


ヒマナッツ(イントロneo:2001年4月6日発売)

今のところ唯一の公式絵ヒマナッツ、昔の杉森絵によくある明るい部分がはっきり白で書かれているのが凄く好き。
イントロパックneoという旧裏でも全体的な数が少ないレアなセットに入ってるカードのため入手が困難となっているが、需要は全く無いためいざ見かけるとまあまあ悪くない値段で買える。
なんと全体通しても珍しいHP50ヒマナッツで歴代全てのヒマナッツで一番HPが高いのが旧裏のヒマナッツという悲しいことが起きている(実はもう一枚ある)、旧裏では炎技からのワンパンを避けるためにあえて技の弱いこれを使うケースが多い。
ぶつかるはズバット(ロケット団)が持っていた技、当時のヒマナッツはたいあたりもひっかくもはたくも覚えなかったので無色で使えそうないい技がなかったからぶつかるにされたと推測している。

性能としては多くのたねポケモンの完全下位互換だが、他のヒマナッツに比べてもにげエネが軽いのとHPが高い点から他のヒマナッツと比べると強いカードとなっている。
同セットの「チコリータ」の完全劣化。向こうは目玉カードの進化前なので多少は仕方ないけど…


ヒマナッツ(ポケモンカードになったワケ4巻プロモ:2000年8月23日)

ヒマナッツ界隈で有名な?オニヒマのカップリング。全力疾走してるのが可愛い。
ポケモンカードになったワケ4巻では「でし」が口癖でのんきなヒマナッツと怒りっぽいけど世話好きなオニスズメの可愛いストーリーが見られるのでもし、読める機会があれば一度読んでみて欲しい。
また当時の姫野かげまる先生はこのマンガの最後の方のページにて自身の好きなポケモン1位にヒマナッツをあげていて相当お気に入りな模様(未だにヒマナッツではない気がするけど)
ポケワケプロモは可愛いカードが多く、全てのカードが高騰している傾向にあり、ヒマナッツも例外ではない。
金銭面で一番入手難易度が高いヒマナッツはこのカードになるだろう…
かといって転売ヤーの投資に向いてるかというと、ヒマナッツにそこまでの需要が無いので変な高騰はしないと思っている。
カードの性能に関してはneo1と同じなのでそちらを参照。
また、イラストレーターの姫野かげまる先生は拡張シート赤にてオニスズメを書いているのでコレクションを飾る際に一緒に飾るとエモい。(DPシリーズにも姫野かげまる先生のオニスズメがある)


ヒマナッツ(神秘なる山:2002年10月04日発売)

(ファーストエディションマークありとなしが存在)

滝の近くにいるヒマナッツ。ヒマナッツという名前でありながら端にひっそりと書かれているのは珍しいパターンで背景が大きく書かれることでヒマナッツがどんな場所に生息しているのか非常にわかりやすい。
カードeシリーズ自体海外で未発売らしく海外のコレクター需要が高くまずeシリーズが売っていることが稀でストレージですら滅多に見ない、その中でも第5弾は一番ポケモンカードの人気が無かった時期でまったく出回っていないため見つけること自体が困難となっている。とはいえヒマナッツに需要は無いのでいざ見つければ安い値段で買えるだろう。
eシリーズの対戦は完全ににわかなのでちゃんとしたことはいえないけど多分強くはない…
技はまた謎のころがるを覚えてる…ヒマナッツのころがる率が高すぎる。ちょっとすいとるも本当にちょっとすいとるだけで弱い…
ここからヒマナッツの水抵抗が付く。これはこの時代の草タイプ全般が貰えていた耐性である。しかし原作のポケモンで水技は無効ってわけでもないのに何故貰えたんだろうか?

カードeで横向きに読み込むとメロディボックス(音楽が鳴る遊び)の背景をヒマナッツが回っている可愛い背景に変えることが出来る

プレイ動画があるので良ければ見てほしい

スクショ


またカードeのカード全般に言えることだが、縦向きにコードを読み込むとこのカードの強みや図鑑説明、進化などを教えてくれる。なかなかきぜつしないですむらしい。


ぱくぱくエイパムについて

ヒマナッツのカードは関係ないが、読み込むとヒマナッツが出てくるゲームを遊ぶことが出来る組み合わせも存在するため一緒に紹介する。
モンジャラ(E3),タマタマ(E3),エイパム(E3),パラス(E3),オオタチ(E3)を読み込むと遊べるぱくぱくエイパムではヒマナッツがお邪魔キャラとして登場する。

こちらも動画を用意したので良ければ見てほしい
他にも、このカードEゲームにもヒマナッツやキマワリがいるよっていう情報を知っている人がいたら教えてくれると嬉しい

スクショ


ぼんぐり職人(神秘なる山:2002年10月04日発売)

(ファーストエディションマークありとなしが存在)

ヒマナッツを相棒に置いてる。名前のわからないおじいちゃん。ぼんぐり職人ということはガンテツと同じぼんぐりを加工してボールを作ることができる凄い技術を持っているおじいちゃんということは間違いない。もし、この人がぼんぐりと共にパルデア地方に来たならオシャボ勢は歓喜するだろう。
このカードは第5弾ということに加えアンコモンというのが鬼門となっている。この頃は拡張パックに入っているカードがコモン3アンコモン1レア1だったらしくアンコモンであっても全く手に入らない時代だったらしい…
おそらく今回紹介するなかで一番入手難易度の高いヒマナッツ、キマワリカードとなるだろう。
性能は相変わらずにわかなので強いかどうかはわからないものの、後にサンムーンで登場した強かったカードを収録するパックである「チャンピオンロード」に登場していることから使われていた形跡があるようだが、詳しい使い方は知らない。一緒に収録されているルアーボールやフレンドボールと使われたのだろうか…

カードeで横向きに読み込むとアクションQの主人公が読み込まれる。
射程は短めの30個のボールを所持したジャンプ力と機動能力が低い主人公になる。
(ボール数以外長所が無さそうなので多分弱キャラでと思う…まあおじいちゃんだし仕方ない…)
マップに該当するポケモンを読み込むとアクションゲームを遊ぶことが出来る。

これもプレイ動画を撮ってあるのでよければ

スクショ


縦向きに読み込むとぼんぐり職人の使い方を教えてくれる。同じボールを呼んでもいいのかどうかなどテキストから若干読み取りずらい裁定を教えてくれるのは当時の子供からしたら嬉しい機能。


ヒマナッツ(金の空銀の海:2005年04月08日)

(秘密のコード違いが4種類存在する)
(ファーストエディションマークありとなしがそれぞれの秘密のコードに存在
し、合計8種類存在する。)

とてもカラフルな植物が生えている場所にいるヒマナッツ。図鑑説明どおり朝露を飲んでいるのが好き。
キマワリのカードは身長が高くなって葉っぱの先端がしっかり見えるようになっている。

PCGは旧裏に比べて入手性が悪いが、eシリーズほど入手性が悪いわけでもないぐらいの感じで見かけるのはちょっと難しいかも。
技ちいさなおつかいはとても有用な技。この頃のポケモンカードはたねポケモンでも有用な技を持っているケースが多くヒマナッツも例外ではなくちゃんと使える技を持っていて、進化後のキマワリのグリーンブラストに必要なエネルギーカードを手札に持ってこれるという。セルフコンボにもなっている。
そしてまたころがるを持っている…だから覚えないんだってば!!
しかも今回は草エネルギーがコストになっているのではっぱカッターなど他の技でもよかった気がする…

そしてADV/PCGのカードは左下に秘密のコードなるものが書かれている。何に使われるものか不明だが、コモンカードは全部で4通り、アンコモンカードは2通り、レアカードは1通りある。
ヒマナッツの秘密のコードは

L09-H88-53X
L09-H88-HQG
L09-H88-7TD
L09-H88-EQY
となっている。このコードに関しては筆者が覚え方の語呂合わせをツイートしてるのでまだ覚えていない人はこれを使って覚えよう(覚えなくていい)


このヒマナッツのカードだが、何故か下3桁が同じカードが存在している
ツチニン、コイル、ゴース、デルビル
これらのカードの秘密のコードは全て下3桁が「53X,HQG,7TD,EQY」のどれかとなっている。

特に共通点のない謎のカード達

これらのカードの共通点はコード意外何の法則も発見されておらず、何故同じコードになっているのかは不明。ちなみにADV/PCGの多くのコモンカード全部に言えることだが、これら4種類ある秘密のコード違いに加えてファーストエディションマークの有無の違いの合計8種類を今の時代に一から集めるのは凄く苦労する(経験談)特に需要の無いポケモンの場合はカード自体を探す段階から苦労するので、個人的にはオススメしない。


ヒマナッツ(ひかる闇:2007年07月05日発売)

(ファーストエディションマークありとなしが存在)

DPのカードは公式サイトの画像が小さい

平野に立っているヒマナッツ。枠内に収めるために若干斜めになっているのと模様が中央によっており目の間隔が他のヒマナッツより狭くなっている。
体感PCGヒマナッツより見つけにくいぐらいの印象。
なんと技にっこうよくは光そして闇のヒマナッツの改良版1エネで使えるため気軽にチャレンジできる
そしてヒマナッツは謎のころがるを忘れ、タネばくだんを覚えた!!やっとヒマナッツらしい技を貰え、これ以降はたねばくだんを使う個体が増えていく。


ヒマナッツ(ハートゴールドコレクション:2009年10月09日発売)

(ミラーバージョンあり、ファーストエディションなしは存在しないと噂されている)

今のところ唯一の粘土ヒマナッツ。商品化しないかな…ポケモンカードレジェンドはミラーと言われるカード全体が鏡のように反射する加工がされているバージョンも存在するのでレジェンドのヒマナッツは2種類存在していて、ファーストエディションマークはありバージョンしか存在してないとされている(またe1弾みたいにあとから出てくるパターンがあるかもしれないので一応噂されていると書いているがほぼないだろう)
「キュアナッツ」という謎の技を覚えている。キュア(cure)は癒すという意味でそれにナッツがくっついた造語となっている。技が可愛いヒマナッツナンバー1は間違いなくこのヒマナッツだろう。
もう一つヒマナッツの標準技となっているタネばくだんを覚えている。何故かひかる闇に比べて無色1個のコストが増えているが、ダメージは一緒という悲しみ…どうしてこうなった…


BWのヒマナッツ

この時期、何故かヒマナッツは一切カード化されていない…BW2なんかはイッシュ図鑑に登録されてるのに…ただヒマナッツはキマワリと違いXY以降の別のカードのイラストやプレイマット(森の誕生日)に書かれていたりする。

森の誕生日


マーイーカ(ポケモンセンタートウキョーベイ、プロモ:2013年11月22日~12月15日の期間中配布)

(ジャンボカードのみ)

唯一の集合カードに写っているヒマナッツ、かつてのXYを象徴するポケモン達と一緒に写っているのが凄すぎる。
見つからない人は左上に注目してみよう。

イメージイラストの方だとキマワリも写っていたのだがそっちは居ない。まあ、ヒマナッツがいるだけでもありがたいので問題ない。本来右上で見きれていたはずのヒマナッツをわざわざ左上に移動させてまで入れてくれたのは感謝しかない。
ヒマナッツが浮いてるように見える?いや、ヒマナッツはある朝突然降ってくるポケモンだからこれで合ってる。

ポケモンセンタートウキョーベイイメージイラスト

ポケモンセンタートウキョーベイで買い物した人に先着順で配られていたカードだ。ジャンボカードなので対戦では使えないもののちゃんとした技を持っており、ハッピーオープンは相手にもグッズを渡してしまうデメリットがあるものの当時としては珍しいグッズサーチが出来る。下の技はそこまで強いわけではないが対戦中に「まあいいか」とつぶやくことができるのはメリットかもしれない。名前がマーイーカなのでちゃんとカラマネロに進化出来る。


ぼんぐり職人 U(アンコモン)(チャンピオンロード:2018年5月3日発売)

eシリーズからまさかの再録。イラストは一見同じに見えて実はサンムーンは色がハッキリしている。

eシリーズのぼんぐり職人


見つけやすさはサンムーンのカードだけあってストレージから出てくることもある、とはいっても2013年現在は2年前のカードになるので流石に難しくはなってきたが、上記の古いカード達に比べたら流石に見つけやすい。
このカードはすっからかんのグランブルデッキに入れられる。このグランブルデッキはターンの終わりに手札を0枚にする必要があるため、いつでも使えて、対象なしで空うちも可能でさらにサーチできるハイパーボールが手札を捨てる効果かつ対象なしを選択できることから常に手札を0にしやすいし普通に展開や進化もこなせるのが非常に相性がいいサポートだ。


ぼんぐり職人 SR(スーパーレア)(チャンピオンロード:2018年5月3日発売)

なんと運がいいことにぼんぐり職人がSRになったことによりたまたま写っていたヒマナッツもSRになっている。
進化前でありながらSRになっているポケモンは相当少ないのではないだろうか!!
値段も男性キャラなのでそこまで高くはなっていない(2023年7月18日現在)
効果はアンコモンと同じなので使い方は割愛

そしてこのヒマナッツだが、なんと公式絵のヒマナッツと同じ目の書き方で瞳が白でハイライトが白になっている!!

瞳が白でハイライトの光が白

公式絵準拠でポケモンカードを書くなんて当たり前だろって?
ここでひとつ前のぼんぐり職人u(アンコモン)のヒマナッツを見てみよう

白いハイライトに…あれ、白い瞳は?

なんとこっちのヒマナッツは瞳が白くない…これは痛恨の作画ミスか?
いや、そうじゃないと言える。
実はこの目はポケモンカードになったワケで使われている目である

白いハイライトに黒い瞳のまるで少女漫画のような目

つまり、eシリーズの時代、姫野かげまる先生はおそらく独自で編み出したこの少女漫画のような可愛い目のヒマナッツを使っていたようだ。

しかし何故少女漫画のような目をやめてしまったのか?それはダイヤモンドパールぐらいの時代?にポケモンカードのイラストに大幅な制限が入ったのではないかと言われている。自分も某ポケカ老人が語るyoutube動画で知見を得ただけなので詳しい事はわかっていないが、この辺りの時代からポケモンカードを書く上で様々な制約があったと言われている。
例えばバンギラス
旧裏時代は全身の写っていないバンギラスのカードが存在していたが

ダイパ時代になると

何故か横向きになってしまっている。
これはポケモンはちゃんと全身を写さないといけないというルールがあるから元々縦のイラストが横になってしまっているのではないかと言われている。
このように細かいルールが設定されている。
このことを考えるともしかしたら"ポケモンは公式イラスト準拠に書かないといけない"というルールが追加されていてもおかしくない。
自分の言いたいことを画像でまとめるとこうなる

このような複雑な経緯があった結果このぼんぐり職人のヒマナッツは"同じイラストレーターなのにアンコモンとスーパーレアで全然違う目の書き方がされてる珍しいカード"ということになった。


ヒマナッツ(オルタージェネシス:2019年09月06日発売)

10年ぶりのヒマナッツ本人のカード!!金銀新世界へのヒマナッツと同じく窓の前に立っている。朝の始まりを感じられて好き。サンムーンのCレギュレーションのカードだけあり、そこらのストレージを漁ると簡単に見つけることが出来る。なんでもいいからヒマナッツのカードがほしい人はこれか後に書くロストアビスのカードを探すのが一番簡単だろう。
技はやどりぎのタネのみで弱い。そもそもキマワリにニコタマを貼りたいのでデッキには草エネルギーが入らないケースも多く、技に関しては絶対使わないことが多い。ころがる()でいいから無色技が良かった…
たった2匹しかいない貴重なHP50のヒマナッツ。HPが高い関係でエクストラレギュレーションや殿堂レギュレーションでキマワリを使用する場合は特に理由がないならこれを使うのがオススメ。


ヒマナッツ(ロストアビス:2022年07月15日発売)

口を大きく空けてほぼ正面を向いて笑っているとても可愛らしいイラスト。意外と嬉しそうな顔をしているヒマナッツは少ないので嬉しいところ。今現在カードショップのストレージを漁るとほぼ確実にいるカードなのでヒマナッツ好きなら探しておくといいだろう。
令和とは思えないぐらい強みが少なく、このご時世にHP40はあまりにも悲惨。具体的にはヤミラミのロストマインでサイドを3枚取られたり、マナフィ(HP70)とセットで倒されたり…かなり弱い…
しかもヤミラミと同じパックから出たカードなのでレギュ落ちするときは一緒という悲しみを背負っている…

技はたねばくだんを持っていて草を要求しないたねばくだんはこれが初めて。3つともエネコストが違うのは面白く、それで威力は全部同じ。
一応キマワリと同じ2エネなのでHP230のポケモンにサンサンビームしたあとにとどめをさすことがあった。そもそもそんなことしてる時点で弱いし、せめて1エネ10あるいは2エネ30にしてダブルターボでもダメージが出るようにしてほしかった感はある…


ヒマナッツ(ソードシールドジムプロモ第11弾:2022年07月15日配布開始)

とても元気一杯なヒマナッツが牧場を走っている。口の空け方が可愛く、一番口が可愛いヒマナッツはこれになるだろう。入手のためにはジムバトルで参加賞を貰い、その中からヒマナッツを引かないといけないので難易度は高めそして今はそのキャンペーンも終わってしまっていて入手困難。ヒマナッツ自体需要がないのが凄く問題で店のショーケースにもまず並ばないのでまず売ってるところを見つけるのが難しい。まあでも見つけてしまえば安く買えるだろう。
強さはロストアビスと同じなのでそちら参照。ちなみに自分はロストアビスもプロモもどっちのヒマナッツも好きなのでどっちもデッキにいれるようにしてる。


ヒマナッツ(変幻の仮面2024年4月26日発売)

真っ直ぐこっちを見てくるヒマナッツ。署名写真頑張ってて見つめてて可愛い。
ストレージを漁るとたまに見かける。今のストレージはカードの種類が多くピンポイントで特定のカードを見つけるのが若干難しくなっている。タイプ毎や拡張パック毎にストレージを分けてくれている店なら簡単に見つかるだろう。
タネマシンガンは全て表なら最大40点でこれは歴代ヒマナッツ最大火力で例えばガブリアスexデッキのフカマル(HP70/草弱点)を後攻ワンキル出来るかもしれないのがちょっと面白いところ。
その反面HPが40しかないというのは現代の環境において足枷になっている。ドラパルトexのファントムダイブできぜつした上でダメカンが2個余ってしまうのはかなりのマイナスポイントでそれをばらまかれて他のポケモンの確定数をずらされるのはかなり致命的(具体例としてHP220のポケモンVが次のファントムダイブでちょうど倒せるようになったり、滅多に無いがヒマナッツを3面建てて進化できなかった場合はばらまきダメージだけで3面取られたりする)
他にもサマヨールのカースドボムでも確1を取られてヨノワールすら必要ないのは相手としても非常にやりやすいと言えるなど現代の環境においてHPの低さが向かい風になっていて凄く戦いづらい環境になっている。ばらまきダメージに対するメタカードが出るまでこのカードで戦うのは辛いかもしれない。ベラカスやジラーチでも役不足な現在の環境は異常なのかもしれない…


あとがき

ここまでたくさんのヒマナッツを見てきたがお楽しみいただけただろうか。
キマワリから2匹分の記事を書いて疲れた「でもおかげで いいヒマつぶしになったでし!」
そして持っていないヒマナッツカードに関しても早めに手に入れたいところ「ていうかガマンすることがまちがっているのです!」

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