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子どもの心に火をつけた出来事(縄跳び)

子どもの縄跳びの練習が停滞していました。少しやる気が下がり、「縄跳びしようか」と声を掛けて少し練習すると、「やめた」となる日が続いていました。もう「がんばれ」では子どもの心に響きませんでした。しかし、あることをきっかけに練習に熱が入り、かんたんに記録を更新しました。

いいところを見せたい!?

きっかけは、親戚の友達がやってきたことでした。コロナ禍もあり、親戚一同で集まることはやめになりました。しかし、親戚の子の一人が、子どもだけで遊びに来ました。年上で縄跳びが得意な子です。一緒に練習すると、いいところを見せたいのか、親戚の子の上手さに刺激されたのか、これまでとは熱の入り方が違いました。

「がんばれ」より大切なこと

改めて、技を教えることや練習をさせることが大切なのではなく、子どもの心に火をつけることが大切なのだと感じました。平凡な毎日の練習では、子どもは飽きてしまいます。「おばあちゃんに見せたい」「友達にいいところを見せたい」と思わせる発表の場をつくったり、「あんなふうにできるんだ」「がんばればできるんだ」と具体的な姿を見せたりすることが、単なる「がんばれ」という言葉よりも、子どもの心を刺激します。子どもががんばりたいと思える場を設定することが大切です。

おまけ

前に偶然、子どもバイクの大会(ストライダーのようなペダルのない自転車・キックバイク)を見たことがありました。そのころ、すでに自転車に乗れるようになっていたのですが、次の日、我が子はキックバイクを出し、長時間にわたり大会に出場した子どものように前のめりでバイクに乗っていました。心を刺激されたのでしょう。しかし、一度も大会に出たことはありません。私の心は自転車に向いていたので、あたたかく見守っただけでした。大会に出たかったのかなぁ。

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