黄砂を確認する 自由研究

今回、黄砂が話題になりました。自分の住んでいる場所でも黄砂が飛来しました。黄砂でも自由研究ができると思いますので、紹介します。

きっかけ

黄砂が飛来しているかどうかは、空を見ただけ、視程だけでは判断が難しいことが多いです。湿度が低ければ水蒸気ではないと判断できますが、湿度が高いときにも飛来することがあります。P.M2.5かもしれません。光化学スモッグかもしれません。

ちょっと調べてみる

そこで、いつもきれいにしている黒い車のボンネットやフロントガラスをよく見ます。黄砂が飛来したときには、黄〜白色の粒がたくさんつきます。

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【今回は、日中はあまり粒がつきませんでしたが、一晩でたくさんの粒がつきました。】

飛来しそうなことが分かったら、きれいにした黒い下敷きなどをベランダや庭に設置して、粒を観察します。マスキングテープなどで大きさを決めておくとよいです。テープ内についた粒の数を数えたり、毎日写真を撮り数日間の観測後に密集度をA〜Cくらいのランク分けして「3日前はCランクだったけど、昨日はAランク、今日はBランクだった」のように記録したりすると面白いと思います。見晴らしのよい場所に住んでいれば、視程との関係をまとめると自由研究がさらに深まると思います。

おまけ

2021年3月30日17:00の気象庁のトゥルーカラー再現画像です。黄砂が日本列島に襲いかかっています。

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同時刻のダスト画像です。北海道から北日本に濃い黄砂が近づいています。

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3月31日の大阪の環境省のライダー観測です。30日に多く飛来しています。

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花粉だけでも屋外に出ることが厳しいときに、黄砂が加わるとさらに症状が悪化します。砂嵐が起きないように砂漠を湿らせてほしいと思う今日このごろです。

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