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「ファーブル昆虫記の虫たち」・・・自然の美しさを伝える絵本紹介

自然の美しさを感じさせたいなら、実際に外に出て自然と触れ合わせることが大切なのかもしれません。しかし、それだけでなく、自然を愛しそれを表現している作品を見せることも大切なのではないでしょうか。子どもの心に何が響くかは分かりませんが、熱意は人を動かす要因です。著者が自然を愛していたことを強く感じる絵本を子どもに見せたいと思います。

ファーブル昆虫記の虫たち

この絵本はシリーズもので(1)〜(5)からなりますが、子どもにとって身近な種類の昆虫が載っているシリーズの3を選びました。また、いつか、「3」であることに気づいて、他も見たいと言っくれることを願い「3」から読みました。このシリーズ(3)では、

ウスバカマキリ、オオモンシロチョウ、トネリコゼミ

が描かれています。

ただ、ウスバとかオオとかトネリコと言っても難しいので、タイトルを読むとき以外は、省略してカマキリ、モンシロチョウ、セミと伝えます。

幼児に読むには、言葉が難しいです。噛み砕いて伝える必要があります。

じっくり絵を見てほしい絵本です。ゆっくり、指さしたり、言い換えたりして丁寧に読みます。

問いかけ

絵本の中には、問いかけがあります。「いったい、どうやって見分けているのでしょうか」「いったい、どこへ行ってしまったのでしょう」など、子どもと一緒に考えることで、子どもとの会話を楽しめます。

きっかけ

今回の絵本は、くろみ庵さんが紹介された「熊田千佳慕の言葉 私は虫である」を読んだことをきっかけに、熊田千佳慕氏が描いた絵本を読みたくなり購入し、子どもに読み聞かせました。よい本を紹介していただいたくろみ庵さん、ありがとうございました。

おまけ

4月に入り仕事が忙しく、子どもへの読み聞かせの時間も思うように取れていません。やっとの休み、やっと読むことができたこの絵本。子どもの本棚に入れて、いつでも子どもが手にとって見ることができるようにしたいと思います。

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