10/28 生活の中に資本家の視点を持つこと。 これからのお金の使い方

※この記事は10/28 朝渋にて行われた田端信太朗さん・著「これからのお金の教科書 年収の伸びしろがケタ違いになる視点65」のオンラインイベントの個人的な備忘録です。

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私はこれまで、

自分で暮らせるお金が最低限あって、無理なく仕事をしながら、趣味などが不満なくやれれば、その分のお金があればいい。

そう思っていたし、正直大学生時代と新卒1年目でお金の収支バランスがほぼ変わらないため、今までは不自由なく暮らせていた。

...今までは。

最近、その考えで壁にぶちあたった。

今年で25歳。
→このまま突き進んで、自分ができることで何かを社会に還元できる人になれるだろうか?
→この会社に所属して時間を切り売りしていれば、生活するための最低限の収入は得られるが、明日退職することがあったら何も残らないのではないか?
→もっと、自分を成長する機会を自分でも貪欲に掴んでいきたい。もっと、そのために自分なりに勉強したい。機会に挑戦したい。

そう考えたら、お金が足りない。

もちろんできないことがないとは言わない。
ただ、自分の性格的にもプロに教えてもらって導入をしたほうがコミットできるし、独学すると遠回りになってしまうのがわかっている。
将来のビジョンを描いてやりたいことを書き出してみたときに、お金が足りなかった。

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話は変わって、私の母は、何十年も資本家を続けている。
私が物心ついたときから、いかに資産を増やして、自分のやりたいことを実現させて、増えた資産をまた投資して...を30代のときから繰り返してきた。

お金に対してかなりシビアで、突然リスクがある大きな決断をしてきたりするので、貯蓄命の保守的な父や学生時代の私は「いまの収入でも生活するには十分なはずなのに、なんでそこまでお金にリスクをとりたがるんだろう...」と思っていた。
私はいつもお金にひやひやするより、安定した暮らしができればいいなと子供ながらにずっと思ってきた。

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私はお金に対して、「資本」として考えてきたことがほぼなかった。
「資本」として考えたとき、これからのお金の使い方で自分にもすぐ実践できそうなことを挙げてみる。

・自分が人生でやってみたいことを漠然と考えるのではなく、実際いくらかかるのか、費用を計算してみる
→行ってみたい海外の場所やアクティビティ…漠然と人生で一度はやりたいと思っていたことはほとんどが100万円以下で実現できることだった

・お金で買えない価値がある
→いま2000円割り勘することと、印象の良さとを天秤に掛けて将来的にどっちが価値があるか?自分の働きを時給レートで換算すると?

・自分を資本として、何にお金を使うか
→今、飲み会にお金を使うのか、やりたいことへの機材にお金を投じるのか

・見えない(出て行く)機会に目を向ける
→700円のグリーン車を買って1時間働ける環境を作ったほうが、結果的に生産性も生み出すお金も増えるのではないか?ただ消費する時間を能動的に自分への投資の機会にできないか?

田端さんのお話を聞いて、お金はただその場で何かサービスを受けるために使うだけのものではないと改めて認識できたし、
「回す」認識でお金を使ってみるのも母親のお金の使い方からアレルギー的に思っていたけど、自分のできる範囲からでも始められるんだ。面白そうと少し実践してみたくなった。

自分の今もらっている範囲から、こじんまりと誰かに還元するのもいいけれど、
もっとお金を資本として扱い、自分のできることを広げた器からなら、さらに自分も成長した実感を持てる、誰かに良い影響を与えられるパワーもジャンルも広がるかもしれない。
お金をそういうことのために使っていきたいと考えさせられる回だった。


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