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愛おしいシダ🌱花も実もつけないけど、夏に涼を感じさせてくれる

10代の頃にシダ植物のアジアンタムを育てていたけど、日頃の管理が行き届かなくて枯らしちゃった。
その後もシダを育てたいと思う心を引き摺りながら長〜い歳月が過ぎちゃった。

ある日 YouTubeを見ていたら、たまたま釣り(吊り)シノブの動画がピックアップされ、それを見ちゃったもんだから、長年心の奥底で静かに思い続けていたシダへの愛着が再燃。

ちょうど、NHKの朝ドラが植物学者の牧野富太郎氏をモデルとした話『らんまん』を放送していて、ストーリーの中でシダの話題がちょこちょこ出てくることも後押しした感じ。


冬になったら釣りシノブを作ろう!
それまでは鉢で育てよう!
と考え、気に入りそうなシノブを2ポット購入。
2ポットまとめて買った方が総支払額がお得だったのよ。笑

んで
買ったのがトキワシノブ。

購入当時のトキワシノブ



「シノブであれば原産国がどこであろうが構わないか?」とも思ったのに、日本古来からのシノブの葉っぱは厚みがトキワシノブと比較して薄く繊細で柔らかいと知り、

「え〜!?」
「それなら国産のシノブの方が良かったかも…」

となっちゃった。


気を取り直して、
冬に作ろうと考えていた釣りシノブも「ダメ元で作ってみてもいいんじゃない?」となって作っちゃった。笑

備長炭の釣りトキワシノブ
背景が黒いから備長炭が分かりづらい。笑

備長炭に水で戻した水苔を巻いて、水苔で包んだトキワシノブを麻紐でぐるぐると固定。
吊り下げられるように針金を固定して完成。

この後、もうひとつ作っちゃった。笑


ちなみにこの備長炭の釣りシノブ。
ものすごく乾燥しやすい。
一切、土を使っていないから余計にね。
なので、霧吹きじゃとても追いつかず、朝夕に水をたっぷり与えないとダメな感じ。
時には、5〜10分程度、水の中に浸してる。
かなり世話のかかる子。




ここまでしても、
その後も国産シノブが頭から離れなくなっちゃってて、とうとう買っちゃいました。呆れ

購入当時の国産シノブ


トキワシノブと国産シノブの二種を現物比較すると明らかに違う。
優劣はつけないけど、それぞれの個性を楽しめる機会を得たことに非常に満足。


こうなってくると「八重のシノブの現物はどんな感じなのだろう?」と好奇心と興味が尽きなくなり、八重シノブさんも我が家へお迎え。
ここまでくるとアホです。

購入当時の八重シノブ

葉っぱの密度がすごっ!
考えていたほど、ふわふわの葉っぱじゃなかった。
残念。笑



多くの新芽を出しているトキワシノブ


今は三種類のシノブたちの日々の成長を楽しみ、新芽が出るたび「きゃー可愛い♡」と癒されている毎日。
だからやっぱ買って良かったのよ。笑


冬になったら、国産シノブで本格的な釣りシノブを作る予定。
先の楽しみもできて大満足。





シノブたちの購入から現在の様子

トキワシノブ
素焼き植木鉢に日向土(ボラ土)だけを入れて、根が傷まない程度に土を落とした株を乗せて、隙間に水苔を詰め込んでる。


国産シノブ
家に届いた時にはプラ鉢が割れてしまうのではないか?と思われるくらい根周りしている感じだったので、購入店に連絡を取って、育てられていた時と同じ配合の土を入れたひとまわり大きな鉢に根鉢ごと植え替えた。
・赤玉土:日向土(ボラ土):腐葉土=1:1:1


八重シノブ
トキワシノブの育て方と同様にしようと思いつつ、今のところ問題なさげなので、購入時のままで育ててる。
実はちょうど合うサイズの鉢が家にないのが原因だったりしてる。哀
8月のこの暑さの中で鉢1つ買いに出るのが…汗



うちはベランダが南向きで日中に影ができる場所はほぼない。
なので、シノブたちは朝に水やりしたら、正午すぎには室内へ取り込んで、西日が射さなくなったらまたベランダへ戻して水やり。を毎日繰り返してる。

次から次へと新芽が出てきてくれてるから、これできっと大丈夫なはず。
(๑¯◡¯๑)

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