【盲点】:気にするあまりに、見えてなかった事


みなさん、こんばんわ お久しぶりです
今日は、私の職場の 最終 勤務日でした。

というか、
来月から 異動するので。

現在の部署での、最終日 ってことで。

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今回の異動は、私が 依頼した事でした
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あまりにも、ソリが 合わない方がいて
「大人気ない」とは 思ったのですが、

自分のメンタルを 守る事を 優先したい時があります

続けなければ、 生き延びられないのです
生き延びるためには、続かなければ ならないのです


あまりね、
文句タラタラに、なるのは 嫌なので
端折ります


その方が 仮にAさんと します

私が HSPもどきで(納得はしてないので)
感受性豊かなため、
そう思うのかも しれませんが

なぜか、彼女と接する時、
毎回 こころに 噛みつかれるような
痛みを 感じていたんですね。


それで、
日々 もんもんと していました。

帰宅後も、ずっと 彼女の事を考えていました
Aさんの事が 苦手なのに、


・私の事、嫌いなのかな?
・どうして そんなに キレるのかしら?

・他のやり方が あってもいいと思うのに
 どうして 認めてくれないんだろう?

・この人の 考えの型が 理解できない
  
などなど。


どうしても、どうしても 理解ができず

考えつくせば、
何か 理解しあえなかったとしても
納得がいく ような

そんな 『落とし処』を 探していました


ずっと ずっと。

そうしなければ、
気持ちが かき乱されて やりきれなかったんです


「あの人は、当たりが 厳しいから」 とか
「私も、なんだか モヤつくの」 とか
 
そう 表現する人も いて、
「確かに!」と 思っていましたが


どうして Aさんが そんなに
敵対心というか、トゲというか
攻撃めいたことを 仕掛けてきて
毎回こっちを 叩きのめさずにいられないのか

それが、わからなかったし

彼女が そうなっている元が わかれば

じぶんが 苦しくなって しんどくなって
崖っぷちに 追い詰められるような

そんな気持ちに ならずに済むのに

って 考えていたんです。


(結局、なぞは 最後まで 解けませんでしたが)


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でね、
わたし、 ものすごい 時間と 労力と 気力と
本とか カウンセリングとかに お金も使って


すごく たくさんの エネルギーを
「彼女との仲を、なんとかしなくちゃ!」
って 向けていたんです


最初は、 
まいど 気持ちが きしむだけ でしたが、

疲れが たまってきたり、
プライベートでの負荷が増えると


だんだん、 動悸がするようになり、
なぜだか 呼吸が 浅くなって 
背中にも 痛みが走るようになりました

シフトで 顔を合わせ続けなければならない!と、

朝 起きてすぐ から、 夜 寝る前まで
ずっと 「大嫌いで 苦手なはずの彼女」の事を
考え続けて 疲弊して 摩耗して 鬱っぽくなり


彼女の姿を見るだけで、視界にとらえようものなら
まだ、会話をしていなくとも

皮膚が ざわめきたつような 感覚を伝えてくるまでになりました

「これは イカン! 早急に 離れなくては!」

頭に 警報音のような ものが 聞こえる気がして
『異動ねがい』を 出したのです

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彼女と こじれて 職場を去った人は、
今までも いたそうです。

きっと、職人気質で こだわりが強く
じぶんの正しさを 貫き通したいんだと思います

確かに、仕事は できる人です

でもね、
自分が「こだわり」を 持つこと と、
人を拒絶するように 否定することは 違うと思う。


しかし、敷地に一歩入ったら、
威嚇して 攻撃してくる イメージなのです

瞬間 湯沸かしポット ならぬ
独特の地雷を 埋めつくしている 感じ


どうして、そんなに
人に 簡単に ナイフのような言葉を 
投げかける事が できるのか ふしぎで

どうしてそんなに、相手を「悪」と見なすんだろう?
何をいったい そんなに 恐れているんだろう?
彼女の一万分の一でも、私が彼女を否定しただろうか?
彼女は 一体 何をそんなに 守っているんだ?


考えれば、考えるほど、「謎」な人物でした

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そんなこんなで、『異動ねがい』を 出したのです

最終日の 今日は、帰りに
一緒に 働いていた方に 挨拶をしました。
彼女を含め、多くの方に

「移動先でも がんばってね」
「見かけたら、声をかけてね!」
「これからも 連絡してね!」
「いなくなるのは、寂しいです」

そう たくさんの声を かけてもらい
ぎゅっと 手を握ってくれる方もいて
ただ、言葉にならないけど 気持ちが伝わっている事を
感じ、

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 私、いったい 何を見ていたんだろう?
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そう 思ったんです。


たしかに、
彼女の事は 苦手だったし 嫌いだった。

できれば 避けたかったし、
距離を とれるもんなら、たくさん とって
自分の視界から外に 置いておきたかった


でも、でも
私は、 彼女一人と その他の人たちを
天秤に かけては いなかったのに

彼女 ひとりから 離れるために

みんなからも 離れるなんて 馬鹿だ


わたしが 彼女の存在を
こころの中で 大きくして、
注目したくないのに、考え続けていた間


見えていなかった 世界があったんだ


なんて、ありがたかったんだろう

なんて もったいないんだろう

どうして、見えていなかったんだろう

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気持ちを いなすのは、大変な時があります

時に、そばにある『優しさ』に 
気づけない時があります

でも、苦しい時にこそ 
それ以外の 世界に 気づくべきです

それ以外の 世界に 目をむけるべきです


私の 判断・解釈・行動が
正しかったかどうかは わかりません

でも、
悩み続けていた『じぶんの頭の中の世界』以外に

『その他の 世界』が 一緒に存在していた 
って 気づくことができたのは、

今回の 収穫でした


みなさん、お世話になりました

ありがとう





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