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営業の大先輩と、ルノアールで①

(2022年9月のできごと。下書きに放置されていたので、一部修正のうえ投稿。2回目に会ったので、その話はまた後日。)

プから始まる外資系生命保険会社の営業マネージャーと話す機会をもらった。
会社の同期の友達の上司、という、とても曖昧な繋がり。

入れ替わりの激しい業界で15年やってる方とのことで激ビビりしていたが、お会いしてみるととってもジェントルマン。
初対面にも関わらず、丁寧に、物腰柔らかく接してくださりとても助かった。
声優の山寺宏一さんに似ていたので、仮名として山寺さんとする。

仕事のやり方とか生き方とか、ここんところだいぶ迷いがあったのもあり、遠慮なく質問させてもらった。

一生が変わった、とまではいかなくても、今後1年ぐらいは変わったように感じる。

最強の営業は嘘をつかないこと

「営業としてインパクトが残せてない気がするんですけど、どうしたらいいですか?」という質問に対して。
山寺さんは「営業のスタイルは人それぞれ、自分もインパクトを残せるタイプではない」と前置きして、
「とにかく嘘をつかないことを大事にしてきた」と。
そういう積み重ねが信頼を生むし、強烈なインパクトがなくても相談してみようかと思ってもらえる。

これについては、自分のフォーカスしているところが間違っていた。
こうなりたい、が先走っていて、目先にできることをやってなかった。
無難に乗り切ろうとするあまり事実か怪しいことを口走りがちなので、ここはさっさと改善する。

断る力

これもまぁ共通する。仕事も、プライベートも。
嫌われないように、というのが無意識にも優先されて、呑んじゃう。
幸せなことに、誘ってもらえた場に行きたくないと思うことはない、が、次の日の予定とか他のやりたいことを考えると行ってる場合ではない、というタイミングはある。
そういうものはきちんと意志を持ってノーと言うこと。
最近はコロナとか食中毒で誘い断りが頻発してたけど、それに限らず。

あとは、仕事でも、「頑張ればできる」のラインを広げすぎない。
ビジネス的に頑張った方がリターンがでかいのか、大した優先度ではないのか、この辺は見極めていく。土日使ってまでやるべきなのか、とか。

プライベートと仕事は両輪で充実させるもの

これは、偶然にも今の部長も言っていた。
「仕事できるビジネスマンは例外なくモテる」らしい。
話し方とか、雰囲気とか、その辺が自然と変わってくる、って話は共通する。

山寺さんはもう結婚されてるそうだが、仕事に打ち込んでると自然とオフビジネスの時間も充実してくるのは20代の時に体感したとのこと。
「自然に充実してくる」というところがまだ体感できてないが、今はまず仕事で実績あげることが大事、ってことだと解釈した。

やり切ってから次を考える

「転職とか考えてるの?」って聞かれたので、「仕事柄身近なテーマだけど、直近ではしないと思う」という旨を答えた。
「なんで?」と聞かれたので、まだやり切れてないことがある(数字の目標的にも、仕事の質的にも)という気持ちを吐き出した。
山寺さん的にも3年目での転職はまだ早いと思う立場らしく、「それなら是非まだ頑張った方がいい」と。
営業の数字で上位20%に入って(2:6:2の法則)、それがキープできるぐらいまではやるべきなんじゃないか、という意見を頂いた。
「やり残した感」というモヤっとした感覚を、「上位20%の成績」と具体的なゴールを例示してもらえたのはしっくりきた。

貯金は手取りの2割したら十分

これはプライベート的に気になっていたので、人生の先輩として聞いてみた。
そこまで備える必要はないんじゃないか、とのこと。
むしろ若い時は浪費してみるぐらいが、人生トータルで見ると健全に過ごせるらしい。

まとめ

社外の人と話してストレートにぶちまけるとめちゃくちゃヒントがもらえる。
口に出しながら考えがまとまることもあるし、思わぬ角度の質問に思わぬ回答が出たりする。
半年に1回とかでいいから、こういう場があると濃厚な気づきが得られてモチベーションも上がる。
いい人だったなぁ、山寺さん。保険の営業だろと疑ってしまって申し訳なかった。

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