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代表の中澤です|建設会社がDITする理由①


こんにちは。KILTA(キルタ)雲南です。
島根県雲南市を拠点に、空間づくりをみんなで行う “DITワークショップ” を行っています。
※ DIT = Do It Together “みんなでつくる”
 
これまで、DITとは何か?ということを中心にご紹介してきましたが、今回は私、代表を務めます中澤の自己紹介となぜKILTA雲南を立ち上げることになったのかをお伝えしたいと思います。





1.中澤、自己紹介です。


KILTA雲南の代表、中澤太輔(ナカザワダイスケ)です。
1986年生まれの現在37歳、KILTA雲南を構える雲南市掛合町(カケヤチョウ)の出身・在住です。
普段は、祖父が創業した「株式会社 中澤建設」の3代目として、公共工事や住宅建築の仕事に携わっています。


中澤建設HP:http://www.nakazawa-ken.co.jp/


幼少期は雲南の豊かな自然の中でのびのびと育ち、大学進学を機に関西に出ました。
大学卒業後は関西・関東で営業職を経験し、20代後半でUターン、現在に至ります。
元々、人とのコミュニケーションが大好きな性格です。
プライベートでは、妻と2人の娘の4人家族。
妻も別の会社を経営しており、夫婦で協力して家事育児に励んでいます。


朝食・夕食作りと、妻のお弁当作りを毎日がんばっています!



2.Uターンの理由


大学進学当初は、中澤建設を継ぐのか決めずにおり、雲南へ戻るかどうかも分かりませんでした。
初めての都会での生活は、活気にあふれ、便利で、毎日がワクワクドキドキの連続でした。



大学時代の一コマ。勉強も遊びも全力でやりました!


そんな中、地元に残り、中澤建設に就職した同級生から聞かされた一言をきっかけに、Uターンを意識するようになります。

「毎日の仕事が楽しめず、辛くなってきている」と。

 

自分の家族が経営する会社で働いてくれている友人が、そんな状況に陥りつつあるということにショックを受けました。

“改善できることがあるかもしれない”、“力になりたい”と感じ、この出来事をきっかけに、将来Uターンして地元に貢献したいと徐々に考えるようになりました。

 

就職時点では、ゆくゆくはUターンして会社を継ごうという気持ちが固まり、その前提で将来必要となる営業の仕事を選びました。

東京島根県人会にも入会し、会員のみなさんと“島根を盛り上げるにはどうしたらいいのか”と熱く語り合ったりもしました。

 

Uターン者として紹介していただいた記事:https://www.kurashimanet.jp/iikenshimaneken/fufufu/unnan/



3.芽生えた問題意識:顔の見える仕事がしたい


Uターンしてすぐに、中澤建設の取締役として、仕事をスタートしました。
弊社が行っているのは、道路建設などの公共工事の仕事と、一般住宅の新築やリフォーム。
そのうち、業務割合で言うと、メインは公共工事で、お客様は行政が中心です。



普段の作業現場はこんな感じ。※私は重機に乗れません(笑)。



生活環境を整え、地域のみなさんの暮らしの基盤を作る大事な仕事であり、それを担う自負もあるのですが、仕事を始めてほどなく、利用者の顔が見えにくいため、仕事への喜びを感じにくいということに気付きます。
お客様や利用者のみなさんの声を直接聞きたい。笑顔を直接見たい。
そこから得られる喜びを次の仕事へのエネルギーに変えていける事業が出来ないか、という問題意識が芽生えました。
 
そんな中、雲南で“ローカルチャレンジャー”の育成に取り組む「NPO法人おっちラボ」さんからの紹介で、「一般財団法人KILTA」創業者のくわばらゆうきさんに出会います。



4.お客様と業者という関係性を乗り越えたい


くわばらさんの提唱するDITワークショップでは、その場にいる全員がフラットな関係性の中で空間づくりをしていくのが特徴。
建物のオーナーも、ワークショップ参加者も、インストラクターも、1つのプロジェクトを進めるチーム・仲間として一緒に作業をします。
普段、中澤建設のような建築業界では、お客様と業者という線引きされた関係性の中で仕事をするのが当たり前なので、この考え方・手法を知った時には「そんなやり方があるのか!」と驚きました。
これまで感じてきた、「顔の見える仕事を」という問題意識に対する1つの答えとなる予感がしました。
 
建築業界で当たり前とされる考え方・手法とは一味違うDITワークショップを、中澤建設の一般住宅の新築・リフォーム事業の中に取り入れることが出来たら面白い!と感じ、KILTA雲南を立ち上げることを決めます。
 
 
少し長くなってきましたので、今回はこの辺で…。
DITワークショップを通じて実現していきたいことなど、この次の投稿でお伝えします!


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