オススメ医療小説

私は余り小説とか読まない人なんですが、医療小説だけは、興味があって見つけたら読んでいます。医療小説は、命や病気、医療現場などをテーマにした小説のジャンルです。医療小説には、医師や患者、看護師などの人間ドラマや、医療ミスや臓器売買などのサスペンス、医学的な知識や脳科学などのミステリーなど、さまざまなタイプがあります。おすすめの医療小説をいくつか紹介しますね。

1:『白い巨塔』(山崎豊子/1965年)医療小説の不朽の名作と言われる作品です。大学病院の教授選をめぐる権力闘争や人間の欲望を描いた社会派サスペンスです。医学界に潜む闇や腐敗をリアルに描き出しています。
2:『チーム・バチスタの栄光』(海堂尊/2006年)心臓移植の代替手術である「バチスタ手術」専門の外科チームが連続術中死事件に巻き込まれるというストーリーです。外科医でもある著者が書いたからこそのリアリティと、田口と白鳥という異色コンビの探偵役が魅力的な医療サスペンスです。
3:『神様のカルテ』(夏川草介/2011年)信州にある地方病院で働く内科医・栗原一止の物語です。患者と真摯に向き合い、命の尊さや人間の温かさを感じさせてくれる心温まる作品です。現役医師でもある著者が自身の経験をもとに書いた作品です。
4:『使命と魂のリミット』(東野圭吾/2010年)深夜の当直で飛び込み出産に対応した産科医・柊は、母親を死なせてしまう。その後、遺族から訴訟を起こされるが、その背景には意外な事実が隠されていたというストーリーです。代理出産や不妊治療などをテーマにした社会派ミステリーです。
5:『死者は穏やかに微笑んで』(金丸仁/2019年)死後硬直が始まったばかりの遺体から声が聞こえたという奇妙な事件が発生する。その事件を追うことになった法医学者・高野和明は、遺体から聞こえる声の正体や意味を解明しようとするが――。死生観や人間関係を問いかける法医学ミステリーです。
以上、おすすめの医療小説を5作紹介しました。興味があればぜひ読んでみてください。

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