「我々に唯一許されている差別って愛なのかもしれない」
真理は無い、というのは常々言っている。正しいものを見つけ出すためには、正しいものを見つけるのに役立つ正しいものを見つけ出さなければならず、永遠に正しさを追い続けることになる。
人間は身体、感覚、理性、言語、あらゆる角度から見て有限であって、唯一の真理があるとすれば「真理は無いという真理」、絶対は絶対にない、あらゆるものは疑いようがある、疑いようの無いものは無い、という少し言葉遊びじみたことしかない。
これを肯定すればそのまま肯定になるし、疑ったとしたらそれは却って肯定にな