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写真と民俗【白雲山・鳥居観音】

※この記事は約4分で読めます

どうもメダカです初めましての方は初めまして。
今回は白雲山・鳥居観音に行ってきました。

白雲山・鳥居観音

埼玉県にある白雲山・鳥居観音を知っていますか?
割と有名なので知ってる人も多いかもしれません。

埼玉県飯能市にある寺で、広さは約30ヘクタール(東京ドーム約6.5個分)。
埼玉百選に選ばれている観光名所で、開祖である平沼彌太郎が30年以上かけて作られた、山がまるまる一つ巨大な寺院となっています。

鳥居観音とは神社なのか寺なのよくわからない名前ですが、まぎれもなく寺であり、鳥居とはこの地域の地名であり、神道とは特に関係ないようです。

鳥居観音のマップ

開祖・平沼彌太郎

平沼彌太郎は、埼玉銀行頭取でその後参議院議員等を歴任した、いわゆる地元の名士ってやつですね。

亡母の遺志を継いで、昭和15年生まれ育った鳥居の地に小さな祠と観音を安置したことが鳥居観音の始まりです。
その後三十余年にわたり諸堂を建て鳥居観音を作っていきます。

自らを仏像彫刻家「桐江」と称し、自身で鳥居観音の仏像を作ってい行きます。
代表作は鳥居観音本堂に安置される七観世音菩薩です。
(サムネイルの写真ですね)

平沼彌太郎像

写真でめぐる鳥居観音

それでは実際に鳥居観音をまわっていきましょう。

鳥居っぽい門をくぐっていきます。

鳥居と言えば鳥居・・・

本堂ですね、作られた時代が比較的新しいので結構カラフルです。
日本人的には寺と言えばもっと枯れたイメージですが、本来は寺ってカラフルなモノなんですよね。

本堂

入り口がガラスで出来ているのも珍しいですね。

ガラス戸には独鈷(トッコ)の飾りがついています。

カッコいい!

七観世音菩薩
すごい!
入った瞬間、目に飛び込んでくるのは色彩の洪水!
これが極楽浄土かと錯覚してしまうような迫力!
人生で一度は見に行く価値があるかもしれません。

【どなた様もご自由にお入りいただきお詣り下さい】と書かれた看板の通り、誰でも自由に入る事が出来ます。

息をのむとはまさに・・・

本堂横には子育て地蔵
こちらも立派なのでぜひお詣りください。

さてここからは山に入っていきます。
車で回る事も出来ますし、徒歩で回る事も出来ます。
徒歩だと1時間ほどの道のりなのでハイキングにはちょうどいい距離ですね。
あいにくこの日は天気が悪かったので車で回りました。
入山料 車500円 徒歩200円

入山そうそう目に飛び込んでくる、ど派手な門・玉華門
タイの古都チェンマイのお寺にある様式を参考に作られたものらしいです。

玉華門

高さ11mの大鐘楼
日本人的には違和感を感じる色使い

大鐘楼

玄奘三蔵塔
「西遊記」で有名な三蔵法師、正式名・玄奘三蔵法師の霊骨が祀られている塔です。
昭和17年、日本軍南京守備隊が中国の長安で偶然に発掘したとされ、
玄奘三蔵の霊骨は全世界の9ヵ所に分けられ、日本だけで6か所に安置されています。

玄奘三蔵塔

玄奘三蔵塔の向かいの山々を見ると、なにか巨大な観音像が・・・
デカい!遠いけど山々と見比べると、そのデカさが分かる。

あれに見えるは、救世大観音
その高さ23m!鎌倉の大仏が11mなのでその巨大さが分かると思います。

救世大観音

真下から見上げると更に大きさを実感できます。
この日は平日だったので見れませんでしたが、土日祝は中に入る事も可能です。

アップでも堪能してください。

救世大観音の向かいの山にはまたもう一つ巨大な観音像が!
地球の上に立ち世界を見下ろすこの観音はその名も地球愛護平和観音
地球儀だけで直径5m合わせると10mはゆうに超える大きさです。

徒歩だと行けますが車だったので近くへは行けませんでした。

地球愛護平和観音

まとめ

いかがだったでしょうか?
日本人的にはこの派手な装飾と、色使いは少し毒々しい感じがして、
B級スポット感がありますね。

しかし秋には紅葉が楽しめますし、一度行っても損は無いと思います。

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おまけ
ついでにもう一か所おすすめの珍スポットを紹介します
鳥居観音から車で1時間ほどの赤坂沢砂防ダム
ここのダムには世にも珍しい、とんでもない勢いで放尿するしょんべん小僧と、号泣するダムが見れます。

しょんべん小僧を泣きながら眺めるダムと言う何とも言えない、シュールな絵に笑いがこみあげてきます。

なんだこれ?

よく見ると横にぶら下がる猿も謎です。
それにしても勢いがすごい・・・

土砂が詰まっているのか、行った日は片方の目からしか放水されていませんでした。
大雨の翌日は口からも出るのかな?

結構な山奥にありますが、興味があれば是非行ってみてください。


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