一生、

バイトの諸々の手続きが済み、やっとの思いで一息つけたような気がして、かなりの時間を昼寝に費やした。こんなではバイトが続けられる気がしないな、と感じつつ、やるしかないよな、とも思いつつ……
3時頃食べた一昨日のカレーは、味の違いが分からない。チーズを掛けすぎてしまうのが原因だろうな、なんて思いながらぼんやり動画を見ていた。
数日前から始めたあつ森も、あまり変化が無くつまらなくなって来てしまう。飽き性の悲しいところ。

昨日寝る前に読んだ好きな作家のインタビュー記事。作家さんらしい言葉が詰まっていて、対談集を早く読まねばなあと思う。……ただしお金は無いのだが。
インタビューに書かれていた「結婚は一生愛される証では無い」という言葉。私の心にグッサリと刺さってしまって抜けない。
分かっていたことではある。ただ、言葉にされるとそれをしっかりと理解してしまう。
“一生愛される”……それは、孤独にならない魔法。いつまでも誰かが隣にいるという安心。
それが実現することは無い事実が、私の目を無理やりにでも覚まそうとしてくるのだった。

その作家というのは、「流浪の月」や「汝、星のごとく」の著者である凪良ゆう先生。
凪良先生の言葉は、いつまでも私の中に物語としてじんわりと広がっている。流浪の月は、私が少女でありたいと願う気持ちに寄り添ってくれたようで、ただそれが嬉しかったし、その気持ちが本になっていることが感動だった。流浪の月は、私の中で一生愛する本なのだ。

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