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Club Foot #16 【2021 J2 第5節】ツエーゲン金沢vsSC相模原

最近は現地観戦はおろかライブでの観戦もなかなか叶わず、あとから空いた時間に見逃し観戦ばかり。それでもライブのハラハラ感を味わいたい派なので、試合を見るまではTwitter、インスタなどを出来るだけ立ち上げず、試合結果などの情報をシャットアウトして準備する。

ちくしょう!嶋田のゴールでテンション上がったからと言って、Yahoo!ニュースで拾うんじゃねぇ!!

メンバー

金沢は4−4ー2で不動となったメンバー。相模原はフォーメーションはいつも通りだが、大ベテランの稲本と前節・大宮戦でロスタイムに劇的決勝ゴールを決めた藤本が不在。しかし相模原には元金沢や石川県出身など所縁の選手が多く在籍している。

金沢は好調な攻撃陣が堅い守備を誇る相模原をどう崩すのか。個人的に嶋田・大谷の両SHと松田・渡邊の両SBが高い位置どりで押し込めるかが鍵だと思った。

動きのない前半

金沢は浅い位置から早めのロングボールを2トップに送り、相模原の3バックの裏をつく狙い。しかしこれは相模原が集中した守りで跳ね返す。

相模原はユーリをターゲットにホムロがサポートして中心に素早いカウンターが狙い。ユーリ、上背は無いながらもマイケル・アントニオばりの肉体を持ち、ゴリゴリのフィジカルでカウンターのターゲットになる。これに金沢は二人で挟んで守るなどよく対応していて、ほとんど仕事をさせなかったと思う。

こんな感じで金沢がこぼれ球を回収して素早く攻撃を仕掛けるも相模原が跳ね返してクリアする。前半は基本的にこの繰り返しだった。

超ビッグチャンスを逃した相模原

後半開始から前への意識を強めた相模原。49分、クリアボールからユーリのポストプレーが決まり、この試合唯一くらいの二人によるカウンター。金沢GK後藤に対してホムロがユーリと共に2対1の状況になるも、庄司の必死の戻りが間に合いシュートを打たせずクリアー。スコアは知ってたのでここで失点かを思ったけど、庄司のスライディングクリアには思わず声が出た。膠着していた状況で、結果的にこの試合を左右したプレーの一つだった。

丹羽のPK

金沢はピンチを回避したが相変わらず相模原の守備を崩すには至らない。そんな中で53分、丹羽が放ったクロスがPA内で相模原・梅井の手に当たりPKとなる。丹羽は自らこれをゴール正面に突き刺し金沢が先制する。流れを掴む為にもの凄く大事なPKだったけど、よく相手GKの動きを見てたな。

嶋田のYahoo!ニュースミドル

65分、松田のクロスから丹羽が落とし、瀬沼がシュートを放つもクロスバーを超える。この試合唯一くらいの綺麗な崩しだった。

直後の67分、嶋田がバイタル手前で中央へ運ぶと思い切り良くシュートを放つ。それが相模原・梅鉢にリフレクションしゴール。ラッキーとは言っていたが、寄せの甘さを見逃さなかったのはさすがのプレーだった。

試合結果

その後相模原に1点返されるもそのまま逃げりき金沢が勝利した。

これで今季初の連勝。4試合無敗となり順位も3位に浮上した。

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