「赤が好きな人は全員情熱的?んなこたぁない。」っていう話。
色占いだったり色彩心理の話をみていると、たまに見かけるのが「赤が好きなあなたは情熱的な性格をしています!」なんて言葉。まぁ、私もそのような話を伝えることはあるのですが…。でも中にはそんな色占いや色彩心理テストについて「自分には該当しないかも?」なんてことを思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると「赤が好きな人は情熱的な性格」というのは、半分正解で半分不正解です。実際に赤という色には、“火・炎・バラ”などといったイメージがあるので、そういったイメージと無意識に結び付けて赤を好んでいる場合には、「赤が好きな人は情熱的な性格」といったことに該当します。
「燃えるような赤が好きだぜ!」なんてタイプは、まさにこの通りです。あとは男性ホルモンの一種であるテストステロンの値が高い人は赤を好みやすいなんて実験結果もあるので、赤が好きなマッチョさんなんかも該当すると言えるかもしれませんね。
けれども、赤が好きな人には別のタイプもいるんです。
例えば
・嵐の櫻井翔さんファン
・Hey! Say! JUMPの山田涼介さんファン
・ジャニーズWESTの重岡大毅さんファン
・King & Princeの平野紫耀さんファン
・ももいろクローバーZの百田夏菜子さんファン
・広島東洋カープファン
・浦和レッズファン
・恋人が赤い服ばかり身につけている
・なぜか赤を身につけたときは良いことが起きるというジンクスを持っている人
などなど…
もし嵐の櫻井翔さんファンだとしたら、好きな色選んでっていうシチュエーションになったら、「櫻井くんの赤^^」なんて感じで、赤を選ぶ人も多いと思うんです。でも世の中の櫻井さんファンが全員情熱的かといったらそうではないはずです。
「赤=火・炎=情熱的」といった公式は一般的なものでそれに該当する人もいますが、個人的な理由で赤を好む人もいて、その場合には必ずしも情熱的な性格とは限りません。
だからこそ色は楽しいといったことも思うもので、「なぜその色が好きなのか?」といったことを掘り下げていくことで、自分の本当の気持ちや価値観に気づくことができます。
もし、「いつも気がつけば赤ばかり選んでいた」なんて人がいた場合、その赤という色にどんなイメージを抱いているのかを掘り下げていけば、「赤=情熱的」といったことにつながるかもしれませんし、また別の素敵な思い出や体験などにたどり着くかもしれません。
いずれにせよ、色と感情はとても密接に関連しているものなので、もし色占いや色彩心理テストをやってみて、当てはまんないなぁなんて思ったりしたら、その色について掘り下げてみてはいかがでしょうか。ノートに書き出したりしながら分析して見ると思わぬ自分に出会えるかもしれません^^