発達障がいの暴力

他害も、自傷も、同じ暴力で
発達障がいの人に多い二次障がい
とは、わかっていても
我が子がそうなるとは
信じがたくて、辛くて、苦しくて。

愛情を注いで
たくさん思い出を作って
笑いあってすごして
手を掛けて、付き合って
お金だってケチることなく
自分のことより何より
子供に経験させたくて
やりたいことをやれるように
お金も稼がなきゃで
少ないけれど、パートでやって
年に一度服買うかな、って程度で
贅沢もせずやってきたつもり

それでも起こる
母親への他害

子供を捨てたいと思う瞬間がある
この家を出て、普通に暮らしたい
貧しくても、一人でも
例えのたれ死んでも
空の青さとか、風の気配とか
木々のざわめきとか、星の瞬きとか
普通に感じられるこの世のことを
感じられる日常がほしい

我が子とそういうことを
分かち合えると思っていた
全ての私の知識や経験を
分け与えたいと思っていた
この世はこんなに広くて
知らないことに満ち溢れてると
そんな当たり前の価値観を
共感できると思っていたし
人として当たり前に
気遣いながら生きていけると思っていた

誰しもなにか、子育てには
苦労すると思うけれど
そうやって言われるけれど
当事者しかわからない
未来まで続くこの不安
生きてる限り続くんだろう

誰も助けてなんかくれない
結局

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