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ユの二重奏「互」

 本日は(も?)なかなかどうでもいいことを書きます。
 朝、いつものようにとぼとぼ出勤していると、こんな考えが頭をもたげてきました。
「あ、漢字の『互』ってけっこう好きかも……」

 互。
 たがい。4画の漢字。

 何がいいかって、



こうなって

 互いにガッチリ組み合わさって文字通り「互い」感を醸し出しているのがいい。「互」が示したい事柄が、ひとめ見れば分かる。
 「名は体を表す」ならぬ「体で名を表す」、漢字としての理想の極致。
 あと、もう一つの「ユ」が反転しているのもトランプの絵札みたいでなんだかカッコいい。

 それにしても何故パーツは「ユ」としたのでしょうか。
 漢字の発祥は紀元前1300年と言われています。
 まあなんというか約3,300年もの悠久とも思える時の流れの中で「新漢字『たがい(仮)』のパーツはどれにする?」のオーディションが絶えずして行われたのだろうから、そこで最後まで勝ち上がった「ユ」のパーツが最適解であったというのはとにかく間違いない。

 そして「ユ」と言えば、最近は原口沙輔さん作曲のボカロ曲「イガク」がホットですね。

 5月30日時点で再生数1,373万回の有名曲なので私ごときが紹介するまでもないという気もしますが、もし未聴でしたらこの曲における「ユ!」は体験して損なしです。
 「良いインターネットの音楽」とでも言いましょうか、そのジャンルの最高峰としてオススメです。
(なお「ユ!」の合いの手は同作曲者の「ミニ偏」にも出てきます。時系列ではこっちが先。)

 「互」になぞらえてその反転をお示しするとすれば、ここでは「歌ってみた」になるでしょうか。
 「イガク」の歌ってみたでは「P丸様。」がベストだとわたくし思っております。
 一つ一つのフレーズに対してソリッドな歌声がバシッとハマっているのが気持ちいいですね。


 もう「互」とかどうでもよくなってすっかり「ユ」が本編となってしまいました。
 書きたいことは全て書き終えました。
 本日はこれにてお開きということで、一丁ユ締めでまいりましょう。
 それではみなさまお手を拝借。
 いよーぉ、
 ユ!


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