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コンプレフロスって結局なに?

おはようございます!キクティーです!

今回はゲストライターとして川口さん@tarogymに記事を書いていただきました!!

ご存じの方がほとんどだと思いますが、川口さんは愛知県名古屋市でスポーツトレーニングとアスリートケアを中心としたマイクロジム@AthleteTaroを運営されています。

本当は来週の今日、私と川口さんでコラボセミナーを開催する予定でしたが、緊急事態宣言の影響により敢え無く見送りとなりました。。。泣

ですがその分!!アナトミーカレッジでとても良質な記事を提供していただいてます!!

もちろん内容はコンプレフロスについてです!!

コンプレフロスの概要

fasciaの基礎理論

コンプレフロスを巻く際の注意点と巻き方(セルフ)

というわかりやすい構成となっています。

特に最後の巻き方については、トレーニーにオススメの巻き方が載っているので(記事のために動画も撮っていただきました)、かなり重宝する内容です!

ぜひご一読ください!!


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初めまして。
愛知県名古屋市でスポーツや日常生活のパフォーマンスアップを目的としたマイクロジムを運営しています、川口拓也と申します。

今回アナトミーカレッジにゲストととしてですが初めての投稿になります。
購読者の皆様、どうぞよろしくお願い致します。


早速テーマに入りたいと思います。

トレーニー界隈で一時ブームになった「コンプレフロス
一度は皆様も使用したり、目にしたことがあるアイテムだと思います。
SNS上でも私が個人的に勝手に普及活動をしておりますし、有名なアスリートが発信したりなど情報が出回りました。

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結局のところ、「コンプレフロス」って何なのか?
fasciaリリースとは?
何に良いのか?
どうやって使うのか?

などなど噛み砕いた説明にはなりますが、コンプレフロスを少しでも知ってもらえると嬉しいです。
後半はトレーニーにおすすめのセルフでの巻き方もご紹介していきます。

では参りましょう。


コンプレフロスは株式会社サンクト・ジャパン(日本正規販売代理店)の商品であり、スヴェン・クルーゼ氏(ドイツのスポーツ分野で活躍する理学療法士)がイージーフロッシングという理論を考案し、マレーシアにあるサンクトヘルス社と共同開発をして作られた「flossband(フロスバンド)」の一つです。

マレーシア産の質の良い天然のゴムから作られており、体に触れるものですのでラテックスアレルギーになりにくい製法で作られています。
誰もがセルフで使用できるコンディショニングツールであり、トレーナー業や医療従事者が使用するツールでもあります。
(※使用するのに資格は必要ありませんが、業務で使用したり販売を検討している場合はサンクト・ジャパンが開催しています講習会に参加されることをおすすめします。)

強度は4種類、幅は3種類、長さは2種類とあり、
アプローチしたい場所、性別、体重、運動頻度によって適したものを選んでいきます。

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出典:株式会社サンクト・ジャパンのHPより引用「サンクトバンド コンプレフロスについて」https://www.sanct-japan.co.jp/about/compre-floss/


強度については4種類あります。
左からライムグリーン、ブルーベリー、プラム、グレーの順に強度が高くなります。

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出典:株式会社サンクト・ジャパンのHPより引用「サンクトバンド コンプレフロスについて」https://www.sanct-japan.co.jp/about/compre-floss/

強度の選び方は体重や体格によって変わります。
簡単ではありますが選ぶ基準が下記になりますのでご参考下さい。

ライムグリーン:男性の場合は体重60kg以下、65歳以上の高齢者、成長期を  
        迎えていない中学生以下、女性
ブルーベリー:男性の場合は体重60~80kg、女性の場合は普段から高頻度で
       トレーニングをしていたり部活など競技レベルが高い方
プラム:男性の場合は体重80~100kgであったり、男女ともに筋量が多いア
    スリート向け(自転車競技の選手のように大腿部が太いなど)
グレー:男性の場合は体重100kg以上の方向け。ラグビーのフォワードや力
    士、陸上競技の投擲種目、階級制スポーツの最重量級など。


幅については3種類あります。
左から1インチ、2インチ、3インチの順に幅が太くなります。

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出典:株式会社サンクト・ジャパンのHPより引用「サンクトバンド コンプレフロスについて」https://www.sanct-japan.co.jp/about/compre-floss/

幅や長さの選び方は巻く場所によって変わります。
上に同じく選ぶ基準は下記になりますのでご参考下さい。

1インチ:手指、手首、足部、足指
2インチ:前腕、上腕、肩関節、肘関節、足関節
3インチ:腰、胸
2インチ×3.5m:大腿部、ふくらはぎ、股関節、肩甲骨周辺含め2インチや3イ
       ンチで巻ける部位も可能。
      (1インチで巻く部位以外は全て巻くことが可能です。)
※長さは2mと3.5mの2種類です。


全部で14種類あるコンプレフロスですが、セルフケアのアイテムとして使用するのであれば全て揃える必要はないということです。
自分の体型や目的にあったものを選べば、最低1つあれば十分というわけです。
一番万能なのは2インチ×3.5mのものですので、迷ったらそれを購入しましょう。


最近はネットで調べると他社のフロスバンドも沢山出てきますが、
コンプレフロスの特徴はいくつかあります。その一つは耐久性です。
当ジムで使用しているコンプレフロスも使用して2年弱立ちますがまだまだ現役です。
その他にも表裏が無く両面しようできる、パウダーフリーなど色々ありますが最大の特徴は、

肌にピタッと密着する「圧着」という特徴です。
その為、通常のトレーニング用のゴムバンドと比較してもペタッとしていますし、他社のフロスバンドの中にはかなりさらっとしたすべすべした質感のものもあります。
この圧着があることでフロスバンドとしての効果が他社よりも実感しやすくなっています。

ここまでコンプレフロスについての説明になりましたが、ここからは「fascia(ファシア)リリース」とは何ぞや?筋膜とは関係あるのか?という点を説明していきます。

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